- ももいろクローバーZで百合萌え★2
129 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/13(金) 23:41:26.37 ID:RGXDLp1P -
【大人の階段】 注※ちょいエロ 夏菜子に告白してからもうすぐ一年が経つ ずっとキスまでで我慢してきたけど、もう夏菜子も今年で18になるし 詩織だって高ニになる 学校の友達の中でも、そうゆうことしたって子が少しずつ増えてきた そうゆう行為に正直興味ないって言ったら嘘になる まだ早いかなって思ったからしなかっただけで、夏菜子とならしたいってずっと思ってた ねぇ、夏菜子はどうなの? そうゆうことしたのがもし周りにバレたら怒られるのかな? でもそれもスリルがあってちょっとドキドキするね 詩織と一緒に、イケナイことしてみない?
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130 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/13(金) 23:42:28.95 ID:RGXDLp1P -
------------------------------- 明日は地方でのライブイベントがある 今日はホテルに泊まって明日のイベント後に新幹線で帰る 同じ部屋に泊まるのは当然、夏菜子 お仕事じゃないと泊まりで夏菜子と二人きりになんてなれない どっちかの家にお泊りだと家族がいるからね 当分泊まりでのお仕事はないから今日がチャンス 絶対に今日 なんて決めてたわけではないけど、お風呂上がりの夏菜子を後ろから抱き締めてたらなんだが頭がクラクラしてきて… 「夏菜子…」 「んー?」 「好きだよ、大好き。だから…詩織のモノになって?」 「私はずっと詩織のじゃん。急になに?」 「違う、そうゆう意味じゃなくて…心もだけど身体もってこと。意味わかるでしょ?」 抱き締めていた夏菜子の腰を抱いて、もう片方の手で詩織の方を向かせた 「詩織…?」 少し戸惑ってる夏菜子にそっとキスを落として、そのまま後ろのベッドに押し倒した 「夏菜子、好きだよ」 夏菜子の部屋着にゆっくり手をかける ボタンを外すのに緊張してその時間がものすごく長く感じる 「詩織…本気なの?」 ボタンを全部外すと、妙に落ち着いた声で夏菜子が聞いてきた 「本気だよ、夏菜子がほしい。詩織のモノになったって証拠がほしいの」 「……」
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131 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/13(金) 23:44:50.02 ID:RGXDLp1P -
我ながら、子供だなって思った 素直に夏菜子に欲情したって言えばいいものを、証拠が欲しいだなんて言い訳 これじゃあ夏菜子を信用してないみたいな言い方だ 夏菜子、怒ったかな? なんとなく先に進めなくて、でも放った言葉をなかったことにも出来ない 息を飲んで夏菜子の次の言葉を待つ 私の言葉をどう受け止めたのだろう 何やら考えてる様子だが夏菜子の考えを読み取る術は少し取り乱した今の私にはなかった 「詩織…」 「なに…?」 「詩織がそうゆうことしたいなら…いいよ」 「えっ、いいの?」 「うん、ただしたことないから…どうしたらいいかよくわからないんだけど…詩織はわかるの?」 少し恥じらったような怖がるような仔犬のような目で見上げられて、その様子にどうしようもなく欲情してしまった
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133 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/13(金) 23:46:14.43 ID:RGXDLp1P -
さっきまでの迷いが一気になくなって、ただ夏菜子と一緒になりたかった 身体の構造状、どう足掻いても一般的な恋人たちのように繋がることなんて出来ないのはわかってる でも、キスして身体を重ねて熱くなって…そのまま一緒に溶けあってしまいたい 未知の世界だけど夏菜子とならその先を見てみたい その熱だけが身体の奥に灯り、それと同時に唇を重ねながら残りの服に手をかけていった 「あっ…っ…しおり…やっ…」 「夏菜子…すごい熱くなってるよ…っ…興奮してきちゃった…?」 「んっ…ちがっ……っ…!」 どうしたら気持ちよくなるのか、そんなこと知らない 雑誌や友達に聞いた程度の知識しかなかったから でも自然と、手や口が相手の身体に誘われていく 紅い印だって今まで付けたことなんかなかったけど、漫画で読んだことの真似してみたら付けることが出来た 詩織の手や舌に反応する夏菜子が可愛いくて、もっとそれが見たくて 反応を追いかけていったら自然に下にさがっていた 下着の上からなぞると、小さく鳴いてピクッと反応してくれる お互い荒くなった息づかいが更に興奮を煽った 「夏菜子…脱がすよ?」 ついに下着に手をかける ドキドキして心臓が爆発しそうになるのを堪えて、今まで見たことのない姿を知る
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134 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/13(金) 23:47:47.65 ID:RGXDLp1P - 「は…恥ずかしいっ…」
顔を赤くして、ベッドのシーツを引っ張る夏菜子 乱れた真っ白なシーツにくるまろうとしたその手をつかんで止める 「隠さないで、詩織だけが見れる夏菜子だから…よく見せて?」 「そんな言い方、ズルいょ…」 弱々しく吐き出された言葉を塞ぐように唇を重ねる いつものキスじゃなくて、少し大人のキス そのうちギュッと背中に手を回してもっと、とせがむようなキスに幸せの絶頂を向かえる 「はぁ…はぁ…詩織、好き…だいすきっ…」 「ん、詩織もだよ」
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135 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/13(金) 23:48:29.98 ID:RGXDLp1P -
----------------------------- こうして私たちは今までとは違う恋人の線を一つ越えた 行為が終わってから夏菜子はすぐに寝てしまった 余程疲れたのだろう ぐっすり眠る夏菜子の首もとのキスマークをなぞると、一瞬くすぐったそうに笑った気がした こうゆう行為をするのが大人になることだとは思わないけど、それでも少し大人になったような感じがする それは、もっとこの人を大切にしたい 二人で幸せになりたいとゆう気持ちがより強く明確になったから 可愛いおでこにキスを落として、深く眠るシンデレラの隣で眠りについた…。 <完>
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