- 【マジすか学園】センターとネズミの秘密の部屋★2
753 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/04(水) 11:01:10.84 ID:0nfrXVc/ - >>722
舌を絡め合い、いやらしい音をたてて お互いの熱い体温を分け合った。 ネズミの細い指は、私の膝の上を撫でている。 これだけでどうにかなってしまいそうだ。 唇で唇をなぞり、乱れた息を頬で感じ、 ネズミの味を丹念に味わった。 舌先で歯列をたどり、背中に湧き上がってくるゾクゾク感を そのままに、Kissを首すじに移そうとしたときのことだ。 とろけそうにうっとりとしたネズミの表情。 艶やかな唇からこんな言葉がこぼれた。 「…ねぇ、今夜は月が綺麗なんだ。」 「んー?」 「…だから」 ネズミは私の手を引いて立ち上がった。 障子を開けて、中庭をのぞく。 ネズミは部屋の電気を消した。 そこには、まん丸なお月様が神々しく光る、 完璧にロマンチックな夜空と 静寂につつまれる美しい中庭があった。 「ふたりで月光浴でもしながら…ってのは」 ネズミは照れ臭そうにうつむいた。 「いい考えだ。ネズミ」 ネズミは耳だけ真っ赤にして、私にしがみついてきた。
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754 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/04(水) 11:02:42.47 ID:0nfrXVc/ - >>753
月に見られている。 そのことがネズミを興奮させるのだろうか。 私の手を、帯にそえた。 導かれるまま、シュルッと帯をひきとり、浴衣がはだけた。 Kissをしながら、壁まで追い込む。 両手を掴んで、頭の上でクロスさせ帯で両手首を縛った。 息が乱れるネズミ。 でも、目はトロンとしているよ。 何もかもを私に委ねているこいつが愛おしくて、 鼻と鼻をぶつけ、やわらかい唇を吸った。 ネズミは足を交差させて、待ちきれない その先の快楽を欲しがっていた。 宝石のような大きな瞳が潤んでいる。 なぁ、おまえと水のように溶け合って、ぐにゃぐにゃと混ざり合い、ひとつになれたらいいのにな。 ネズミのブラのホックを、パチン、と外した。 続く
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757 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/04(水) 17:13:03.51 ID:0nfrXVc/ - >>754
ブラのホックは前についているタイプ。 全開になった胸を、手のひら全体で優しく包む。 月明かりに照らされて、白く浮かび上がる艶かしい身体。 息をのむほどに、キレイで儚げで、大切だった。 硬くなった先端を甘く、甘く口に頬張ると、 ネズミは吐息まじりの声を漏らす。 乳房から首すじへ舌を這わせ、白い肌を私のものにしていく。 もう離したくない。 会話なんていらない。 耳を甘噛みする。 ネズミはため息を漏らす。 縛られた両手はゆるく肘を曲げ、 頭の後ろだ。 すべてを差し出しているネズミ。 お尻をつかみ、私はやっと口を開いた。 「ネズミ、…好きだよ」 「う…ん」 手を移動させると、そこはもう 布ごしでも分かるくらい、 ぐしょぐしょだった。 続く
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760 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/04(水) 21:14:29.06 ID:0nfrXVc/ - >>757
脱がしてもらいやすい下着を選んできたネズミに 一言、バーカ、って囁いた。 普段はひねくれ者のくせに、本当はこんなにも素直で、 小さくて細い、ひとりの女の子。 サイドの紐をほどいて、ゆっくりKissをする。 唇を離すと、糸をひいたふたりの唾液が 月明かりでキラリと光った。 ネズミの耳元で 「いい…?」と囁くと ネズミはゆっくりと頷いて目を閉じた。
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761 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/04(水) 21:15:41.13 ID:0nfrXVc/ - >>760
やっと手に入れたたったひとりのマブダチ。 マブダチ以上の関係だと気づいたのはいつだったろう。 最初から? 出会った日から? あの紙飛行機をみつけた、あの瞬間から? 今はもうネズミなしじゃ生きられない気がしてる。 世界で宇宙で、たったひとりの、大切なひと。 その大切なひとが、腕の中にいる。 これ以上、何を望めるだろう。 中指をそっと中にいれた。 あたたかい蜜が溢れ、指を受け入れる。 親指で突起に触れると、ネズミは声をあげた。
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762 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/04(水) 21:16:35.10 ID:0nfrXVc/ - >>761
縛った両手を私の首に通し、 私はネズミに抱かれている。 呼吸があらくなる。 手を縛る帯を片手でもぎとり、 ネズミの両手を自由にさせる。 ネズミの手は、私の髪を、肩を必死にもがいてつかまった。 人差し指をまた中に入れ、蜜の中を探る。 泳いで、かきまわして、 指はしめつけられる。 泣きそうな声でネズミは鳴く。 大丈夫だよ、と私は背中を抱き寄せる。 呼吸と一緒に、身体を揺らす。 汗ばむ肌と、胸いっぱいの思いと、月明かりが この瞬間のすべて。 ピンク色の頬に、一筋の汗がつたった。 私は舌でそれを追って、 指を動かし続ける。
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763 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/04(水) 21:18:43.67 ID:0nfrXVc/ - >>762
「センター…」 「セ…」 「センター…セン…」 頬にはあたたかい感触。 「センター!」 青い空が斜めに見えた。 「もう一時間もこうして…」 「一時間…?」 「いくらケンカ続きで疲れてるからって、あっしのひざを使って一時間も寝られちゃうと…」 「え?」 「ま、午後の授業はどうせフケるつもりだったんでいいんスけどさすがに足がしびれるっていうか」 いつものパーカー姿のネズミがいた。 ここは屋上だ。 「へ?なに?夢?」 「ヨダレたらしちゃってまったく…ぶつぶつ」 なんてこった、ただの夢だったみたいだ。 なんてバカなんだ私は。 あー!あー!あー! バカバカ! がっくり。 どおりでいろいろと都合がいいわけだよ、とほほ。 「で、センター、今週末ヒマだとか言ってたから、うちの別荘にでも連れてってやろーかと思ってるんだけど…ど、どどどうスか」 「え?」 「親父の趣味が悪いから熱海とか野暮ったい場所なんスけど…まぁ人も少なくて温泉とかあるみたいでわりと…」 私は鼻血を大量に出して、倒れた。 終わり
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