トップページ > レズ・百合萌え > 2011年12月03日 > HYSonxoY

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話の流れをぶったぎる刀【快刀乱話】
名無しさん@秘密の花園
日常(漫画・アニメ)で百合萌え

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日常(漫画・アニメ)で百合萌え
919 :話の流れをぶったぎる刀【快刀乱話】[]:2011/12/03(土) 05:44:10.15 ID:HYSonxoY
「ゆっこ」
授業の終わりから寝ていたゆっこ。いつもならここらで起きていたが、今日はぐっすりと寝ている。私が名前を呼ぶ、が
「ぐー」zzz
起きない。マジでぐっすり睡眠中のようだ

シャーペンのお尻でついん、とゆっこをつつく。
「んにぇ」ぐー
間抜けな、バカみたいな声を出す。萌える。
シャーペンを机の上に置き、ぬぃと手を伸ばす

ぷにゅぇ
「んゅ」すぴー
頬を指でつつく。マシュマロのように、柔らかい。
頬をつまむ。ぐにに、と横に伸ばす。あとほんのちょっとでも力を入れれば千切れそうなくらい、柔らかく、持ち心地がいい。かわいい。
い。かわいい。

「むゅぅ…」
流石に起きたかな、と思い、心惜しいが、急いで手、指を離す。

「ぐぅ」
覚醒しかけたが、眠気に負けたようだ。再び深く誘われていったように見える。
何時もどおりの寝顔なのだが、何時にも増して、かわいい。
小物を愛でる『かわいい』や、こどもやはかせを見たときの『かわいい』ではない、もっと普通で、特別な、ゆっこだけに許された『かわいい』。

日常(漫画・アニメ)で百合萌え
920 :話の流れをぶったぎる刀【快刀乱話】[]:2011/12/03(土) 05:46:00.39 ID:HYSonxoY
「ゆっこ」
名前を呼ぶ。
「ぐぅ」
起きない。
「起きないと…悪戯…するよ?」
警告する。
「Q」
起きない。
「…」
顔を近づける。吐息を感じれる距離まで近づく。
「GOO」
起きない
「…ゆっこ」
もう一度名前を呼ぶ。
「Z」
起きない。
悪戯を了承した、と言うことかな。
ほんのちょっとの悪戯だし、いいよね。





「大好き」



頬に、口付けを、


日常(漫画・アニメ)で百合萌え
921 :話の流れをぶったぎる刀【快刀乱話】[]:2011/12/03(土) 05:47:05.94 ID:HYSonxoY
……

「…んぇあ」ぱちっ
「んっ、くぅーぁ…あー」のびーぃ
どうやら起きたらしい。間抜けな間延び声を出して、伸びをしている。外はもう赤焼けだ。
「おはようゆっこ」
数学のレポートを片手に解きながら、ゆっこに朝の挨拶をする。夕なのに。
「んー、おはよー」
ぽー、としながらゆっこが応える
まだ眠気を脳にため込んでるようだ。
日が沈んで行く様を、虚ろな、眠気をまだ取りきれていない、眠り眼でぼんやりと見つめている。
そんな彼女を、横から見つめている。時々、思い出したかのように数学のレポートを進ませながら。

日常(漫画・アニメ)で百合萌え
922 :話の流れをぶったぎる刀【快刀乱話】[]:2011/12/03(土) 05:48:15.91 ID:HYSonxoY
きーんこーん
<下校時刻だからさっさと帰れよオラァァン?!
<ちょ、先輩、乱暴すぎっすよ(戒め)
チャイム、下校の放送が流れた。汚い放送だなぁ(呆れ)。
「はっ、ぽげっとしてた!」
放送が効いたのか、そこらへんに飛んでいた意識を自分の中に取り戻し、我に返ったゆっこ。言われなくてもわかってるよ。
「…帰ろっか」
クリアファイルにあまり進まなかったレポートをしまい、カバンにいれる。帰り支度をしながら、ゆっこに提案する。
「うん」
提案にのって、マフラー&手袋を装備した寒がりなゆっこ。帰り支度は出来ていたようだ。
ガロロ、パチンパチンパチン、バタン

教室と、帰り道は、私たちだけだった。
日常(漫画・アニメ)で百合萌え
923 :名無しさん@秘密の花園[]:2011/12/03(土) 05:51:41.98 ID:HYSonxoY
外にでると、やる気や気力を削ぐような北風が吹いてくる。思わず身を震わせる。マテ茶が欲しいような気がする。
「…寒い」
無意識の内にボソッとツイートしてしまった。
「マフラー、一緒にどう?」
ゆっこにも聞こえていたようで、寒がりのゆっこはマフラーを貸すと言うことはできない。妥協案らしいが、ゆっこらしいやさしさが、あった。
こくり、と頷き、ゆっこのマフラーを一緒に首に巻いた。
「暖かいね」
「…うん」
「手も寒いし、繋ごっか」
「…ありがと」
きゅ、と手を繋がれる。
きゅ、と繋がり返す。
本当に、暖かい。

日常(漫画・アニメ)で百合萌え
924 :名無しさん@秘密の花園[]:2011/12/03(土) 05:52:52.09 ID:HYSonxoY
ゆっこの家に着いた。私の家はすぐそこだ。
「じゃ、またね麻衣ちゃん」
「うん…また、明日」

握ってもらった手を、見る。
暖かい。体は、少し冷えているが、心が、芯から暖まっている。

「麻衣ちゃん!」

ゆっこの声だ。くるり、と声の方へ振り返る。
どうやら走ったらしい。ほんの少し息が乱れている。
ふぅ、と呼吸を整え、私の目をみる。


ゆっこは、私を、ぎゅっ、と抱きしめた。



「私も、麻衣ちゃんのこと、大好きだから、ね」
「…ありがとう、ゆっこ」
ぎゅ、と抱きしめ返す。





「私も。」
日常(漫画・アニメ)で百合萌え
925 :名無しさん@秘密の花園[]:2011/12/03(土) 05:58:41.67 ID:HYSonxoY
以上でございます。スレチ…ではないですよね。
前置きもせず、申し訳有りません。良い謝罪だ、良心的だ、だが無意味だ。と思われておられる方には、誠に申し訳有りませんでした。
その他、ご意見、ご感想などとあれば、今後のSSの参考にしたいと思っていますので、どうか出来るだけ優しい口調、易しい言葉でおっしゃってくださると大変喜びます。




麻衣ちゃんは心の中でデレデレーンだと思っています。
日常(漫画・アニメ)で百合萌え
928 :名無しさん@秘密の花園[]:2011/12/03(土) 19:19:07.94 ID:HYSonxoY
みお「職種についての談合、略して職種談合?」
よしの「そ。触手談合。触手についてディベートするの」
っていう電波を受信した。
会話が今一つ噛み合わなくて?なかんじになってたが途中から気づいてよしのの一言で確信して「んもーエロ姉!」っていわれてる所まで受信できた。
百合成分が全くないっていうのを今気づいたからココはスレチだったごめんなさい


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