トップページ > レズ・百合萌え > 2011年11月01日 > COqKVO9/

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Aチャンネルで百合
758 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/11/01(火) 23:42:08.70 ID:COqKVO9/
自分としてはチャレンジングなSSに挑戦したんだけど、このスレ的にはどうなんだろうか。
当方、ユー子のべちゃについていけないnonキャラっト読者にて
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759 :トオるん-1[sage]:2011/11/01(火) 23:46:03.69 ID:COqKVO9/
るんちゃん……るんちゃん、るんちゃん!

私の中に溢れている、ありとあらゆるるんちゃんの姿。
るんちゃんの喜怒哀楽をずっとそばで見てきた。
今もこれからもずっと、ずっとそうしていたいと思う。

『大好き』

どんな思いでこの気持ちを語ればいいのかわからない。けれど、るんちゃんだけは私の中で特別で、唯一無二の存在だった。
高校生になって先輩二人や同級生二人の友達が増えて初めて、友情がどんなものかわかった気がした。

じゃあ、私がるんちゃんに感じてる気持ちは何なのだろう?愛だ恋だなんてまだわからない。
でも友情とも違う気がする。私はるんちゃんとどういう関係でいたいのだろう。
わたしはそんなことをふと感じながら、今までで一番居心地のいい人間関係の中で日々を過ごしていた。

***

「とおるはさ……ユー子ちゃんと随分仲良しになったよねー」

私の部屋で、るんちゃんと新作ドーナツを頬張っていると、談笑のついてにユー子の話題になった。
確かにユー子は嫌いじゃない。からかい甲斐がありすぎるところはとても年上とは思えないし、
母性ともいえる温かみは女性として魅力が溢れてると思う。決して本人には言わないけど。

「そう? 別に、普通じゃない?」
「うーん。そういえばそうなんだけどね……」

るんちゃんはかわいい前髪(俗にアホ毛ともいう)をひょこっと揺らして、顎に指を当てて何か言いたいことを考えていた。
「おおぉ!」というと、手をポンと叩いて叫んだ。

「そうそう!スキンシップが多いんだよ〜。ぽよんぽよんってさ〜」

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760 :トオるん-2[sage]:2011/11/01(火) 23:48:04.48 ID:COqKVO9/
るんちゃんは胸のあたりに両手を当ててユー子の胸のサイズで揺らしてみせる。
そんなことすればイヤでもるんちゃんの胸に視線が行くじゃないか。ユー子ほどではないけど、
るんちゃんも結構スタイルがいいのは私が一番よく知ってる。そういう私はといえば……。
膨らみを持たない形だけのブラジャーを着けるのは自分でもちょっと寂しかった。

「なんだかんだいって、トオルはいっつもユー子ちゃんの胸触ってるんだよ〜」
「別に意味なんか無いよ。ユー子の胸が無駄に大きいからだよ」
「え〜、ユー子ちゃんはスタイルいいし、かわいいよ〜」

敢えて本人には言わないけど、確かにユー子はかわいい。スタイル抜群でお料理も得意。
お菓子づくりも得意で手作りのお弁当も最高なのはみんなも認めるところだ。
それはわかっているけど、素直に同意するのもなんだかシャクで、私は「ん」と軽く返事をして、次のドーナツに手を伸ばした。

「トオルはユー子ちゃんみたいな子が好きなの?」

何の脈絡もなく、るんちゃんがそんなことを宣うものだから、ドーナツが口から落ちそうになった。

「な、何言って……」

何も慌てることなんて無い。ユー子は普通に好きだ。ユー子やナギがいたから友達として
好きだという気持ちを知ることができた。でも、何の含みもないはずのるんちゃんの問いかけに、
少し敏感になってしまったみたいだった。
さらにるんちゃんは続ける。

「トオル初めてじゃない?アタシ以外の人とこんなに仲良くなるなんて」
「……そうでもないよ」
「そう?じゃ、やっぱりおっぱいが好きなの?」
Aチャンネルで百合
761 :トオるん-3[sage]:2011/11/01(火) 23:50:06.38 ID:COqKVO9/
いつものことながら、るんちゃんの不思議展開には苦労する。もうかなり慣れたけど。
でもあんまりだ。るんちゃんは私のことおっぱい好きと思ってたの?

「るんちゃん。なにそれ、しかも”やっぱり”って何?」

私がショックを受けていても、気にかける様子もなく、るんちゃんは次のドーナツをおいしそうに頬張っていた。
もぐもぐと満足そうに味わうと、おもむろに口を開く。

「えー、ユー子ちゃんが特別好きってわけじゃないなら、おっぱいが好きなのかなーって」
「はい?」

今日ばかりは、るんちゃんの意図がわかりません。私の頭の上にはいくつものクエッションマークが飛んだ。

「だって、ユー子ちゃんみたいなスタイルのいいお友達はいままでいなかったしー、
あんなにおっぱいに絡むトオル見たこと無いんだもん」

天真爛漫ないつもの笑顔でるんちゃんはそう言った。私はショックのあまり両手を絨毯に付いてうなだれて見せた。

ん?

特別に好き?

確かにそう言った……よね。

何だろう。あまりるんちゃんとの会話には登場しない単語が私の脳細胞を無駄に刺激した。
「特別好き?」特別好きって、なに?
いつもならこんな絡み方はしないと思う。だけど、るんちゃんらしくない表現に惹かれ、
自分が墓穴を掘るかもしれないというリスクも忘れてつい尋ねてしまった。


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