- 【マジすか学園】センターとネズミの秘密の部屋
502 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/10/13(木) 00:28:31.56 ID:KbYIuRj/ - >>495
奥の部屋は無機質な空間だった。中央に簡素なベッド、少し離れた所に不釣り合いな豪華な椅子。裸電球が揺れていた。椅子の向きから、それは事の運びを傍観できる最前列にも見えた。 雰囲気も味気もない、ただ目的を果たすためだけの合理主義に基づいた形がそこに存在していた。 また気になったのはベッドサイドの小さめなチェストだ。奴のことだから如何わしい道具が並べられているに違いない、と私は小さく身震いをした。 「まあ座れよ」 そう言って仲俣は私にその椅子を勧めて、ブレザーを脱ぎ舎弟の一人に渡した。私は黙って腰かける。やはり特等席だとしか思えず、覚悟を決めた心には謎が渦巻いて暴れだす。 「脱げ」 仲俣は言ったが、それは私に対してでは無かった。ブレザーを抱えた一人の部下は、一つ返事をして徐に制服を脱ぎ出した。 「……何してんすか?」 「脱いでるんだ」 「なんでそちらが?」 「今日はこいつの日でもあってな。先に済ますからそこで見てろ」 その口振りからして、この手法は日常茶飯事なようだった。声を発さない女はあっという間に裸になった。 「もう起たせてんのか?淫乱め」 仲俣は部下を罵って荒々しくベッドに突飛ばし、慣れた手つきで両腕に手錠をはめた。 女はベッドにくくりつけられているのに至って冷静だった。ほんのり頬が赤いだけだ。 いきなり、奴が乳房の頂を強くつねると、女は恍惚な叫びと喘ぎが混じった声を上げた。 「お前、臭いがする」 前戯をすっ飛ばすのか、足を開脚させると、そこが光っているのが私にも見えた。再び侮辱の言葉を吐き出す仲俣に向かって、部下は懇願している。 「どこに入れるんだ?言え」 女に躊躇いなど見えなかった。奴の手によって、欲望のままに従うただの動物になるよう調教されたのだ。何度も何度も、卑猥な言葉を口にした。 他人のセックスを見るのは、映像以外では初めてだった。奴らの行為は、私にはセックスだと思えなかったが、そんな光景を目の前にして落ち着いていられる筈がない。 何度か目を逸らしたが、その度に仲俣は無言のプレッシャーを与えてくる。 私は俯きながら、でもしっかりと二人を見た。女を自分に、仲俣をセンターに置き換えると体が熱くなる。 奴らには優しさや愛のかけらも感じられなかった。センターは私に優しいキスをしてくれる。それが決定的な違いだ。しかし、危険な物に惹かれるのは人間の性なのだ。
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- 【マジすか学園】センターとネズミの秘密の部屋
503 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/10/13(木) 00:34:33.31 ID:KbYIuRj/ - 「そろそろいいか」
仲俣は小さなチェストの引き出しから何か取り出して、舎弟の口に突っ込んだ。 女は苦しそうに黒い何かに舌を這わせている。時折むせながら、仲俣の誘導に従っていた。 暫くして奴はそれを口から抜き出した。 そして直ぐ様、開かれた足の中枢に、黒光りの棒状の物体を突き刺した。しかし手を動かさない。何食わぬ顔で顎を動かすと、部下は自ら腰を振り始めた。 クチュリという淫靡な水音が連続して響き部屋を満たし、私の聴覚を犯していく。手摺にぶつかる手錠がガチャガチャとうるさい。 耳を塞ぎたくなる程の喘ぎ声だったが、私は少しも動けなかった。何故なら、仲俣は続いて二本目を取り出して、もう一つの洞窟に潜り込ませたからだ。 「こいつはこれが大好きなんだ。な?」 狂ったように腰を振る女は涎を滴ながら頷いた。仲俣が後ろの棒をクルクルと回し出し、前の角度を変えると更に動きを早めて、女は叫び声に近い声で果てた。 しかし仲俣はその手を休めることなく、それらを挿したままスイッチを入れた。振動音の高さからしてかなりの強度だ。一度死んだ女は刺激によって甦り、電気を流されたかのごとく暴れだした。言葉でなくただの音で叫んでいた。 「どうだ?興奮するだろ?」 奴は心の底から楽しんでいた。眼鏡の奥から私を獲物として捉えている。 私は逃げなければならない。奴は異常だ。このままでは…そう分かっているのに、足は組まれたまま動かず、頭はもっと動かない。 ここでリュックを向こうに置いてきたことを悔やんだ。部屋の窓には全て、鉄格子がはめられている。よく見たら、その鉄格子に血がべったりと付いていた。既に犠牲者が出たようだ。 私が考えている内に、終わって欲しくない時間が終わる。仲俣は手錠を外し、再び力尽きぐったりとした女を足で蹴倒し床に落とした。骨が床に当たる鈍い音がする。それでも女は動かなかった。 「待たせたな」 再び奴は笑った。 「メインディッシュを頂くとしよう」 私は扉に向かって走り出した。 続く
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512 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/10/13(木) 06:11:43.53 ID:KbYIuRj/ - >>502です
>>494さんのリクエストは申し訳ありませんがお受け出来ません。 まさに皆様がおっしゃってる通り、二人は二人でなければダメで、二人だから恋に落ち、そういう関係になるんだろうなと(あくまで想像ですが)思っています。 また、新しいリクエストありがとうございます。参考にさせて頂きます。 続きは夜に。
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