- 【マジすか学園】センターとネズミの秘密の部屋
235 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/09/15(木) 00:21:42.98 ID:27/LAbsz - >>221
「わかった」 後ろで扉が閉まる音がした。彼女は荷物を抱えて部屋に向かったようだった。 食事の支度をする前にシャワーを浴びたのに、もう一度浴びたくなって二階に上がった。 私の部屋の少し手前の右側に、私専用の風呂場がある。扉を開けて中に入ろうとすると、丁度私の部屋から出てきたセンターと鉢合わせになった。 「どうした?」 「いや、ちょっとシャワー」 「だめ」 「なんで?」 フードで隠していない髪に、彼女の指が通る。束で掴んで匂いをかいだ。 「お前の香りが好きだから、消さないで」 彼女の目付きは熱かった。そのまま手を掴まれて、私たちは、はじまりの空間に足を踏み入れた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ネズミ」 「なに?」 ベットに座る私の重みがシーツにしわを作ってた。 「我慢できないかもしれない」 赤ら顔で彼女は言う。 「いいよ、大丈夫」 彼女と描いてきたこの瞬間が、今目の前にある。我慢できなくなりそうなのは私の方だった。少し顔を前に出して、じっと目を見つめた。彼女の睫毛は長かった。 初めての時のように、一度目は優しいキス。離すのを惜しむように、段々と触れる面積が広がっていく。するとさっきの映画みたいに、唇を吸い付かれて私は身体を強ばらせた。 けれどセンターは止めてくれない。あらゆる角度で味わってから、小さな舌が濡れた唇に割って入る。私にだってこれ位できる、と思っていた事も、ペースも、私の理性までも全てセンターに奪われてしまった。 舌先で口の上側をなぞられて、背中がのけ反り逃げるようにしてしまう。 「んっ…」 もう後戻りは出来ないのに、快楽の大きさに心がついていけなくて、少しずつ後退りをするがセンターにとっては手間が省けただけだった。壁に凭れて苦しいほどにキスの雨を受ける。 「ネズミ」 「なに…?」 「お前からもしてほしい」 センターは鼻先が付きそうな距離で言う。彼女の瞳は黒かった。 「目閉じてよ」 「いやだ」 唇から息が伝わった。 「一瞬も見逃したくない」 センターの熱さに私は逆上せて、彼女の薄い唇に吸い付いた。 立場が変われば全てが違って見えてくる。さっきまで強さをも感じさせたこの唇は、柔らかくて形を捉えられない不思議なものになっていた。 「ん…んんっ…」 彼女にされたのと同じ様に舌で上側をなぞった。僅かな隙間からセンターの声が漏れて、私は下腹部がぞわぞわと熱くなるのを感じた。
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- 【マジすか学園】センターとネズミの秘密の部屋
236 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/09/15(木) 00:26:43.29 ID:27/LAbsz - するがままに私も前のめりになって、シーツを掴む彼女を舌で犯している。ひどく淫靡な気分になった。しかし私がエスカレートする前にベットに押し倒された。
標的は唇から首に、耳に移って、次々と赤く印をつけられていく。 「気持ち…いい?」 「…そんなことっ…聞くな…あっ」 「ここが好きなんだな」 耳たぶを甘噛されて、彼女のシャツを掴んだ。下から見上げるセンターは首にうっすら汗をかいていて、薄手のシャツが僅かに透けていた。 「もういいよな」 彼女は私のブラウスのボタンに手をかけた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ただボタンを外されているだけなのに、酷く熱かった。下腹部の疼きは強まるばかりで少し私自身、見えない何かに困惑していた。 ボタンが全て外されて、そっと手がお腹に触れる。撫でるでもなく、揉むでもなく、奇妙な彼女の手つきに私は身をよじらせた。ウエストのくびれた部分に舌を這わされて骨まで感じていた。 上につたって隠すための下着にぶつかる。外しやすいように私は軽く背中を上げた。彼女の指が素早く鍵を開ける。露になった私の胸は、汗と別の何かで濡れていたのが自分でも分かった。 その頂きに、嫌な程に張った蕾が顔を出す。私は顔を背けた。恥ずかしくてたまらなかった。 「こっち見て」 「いやだ」
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237 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/09/15(木) 00:30:15.82 ID:27/LAbsz - するといきなり不意打ちを喰らった。
拳を握り、ヤンキーを殴る手が私の胸を包み込み、親指でその頂きを弾く。 「ひあっ!!」 「ここいいんだ」 「やめてよ…急にするの」 「これから何度でもするんだ、好きな所を調べて何が悪い」 「だから…なんでそういう」 疼きから解放されたのを見計らって苦言を呈するが、それも新たな行為によってあっけなく遮られる。 「気持ちいい?」 彼女はそれを舌で舐め回しながら言う。その様子も質問にも対応する余裕などあるはずがなく、腰の熱さは更に増した。 「あっ…やっ…センっ…」 根元をしつこく攻められて、更には吸われて。何かが急速に迫ってきて、私は怖くて逃げようとするがそれは許されない。 「も…だめっ!…」 とどめに甘く噛まれて、その何かが神経をつたってどっと体に溢れた。 腰が痙攣したように無意識に動く。 「ネズミ?」 私は初めてのエクスタシーを迎えたようだった。 肩で息をする私を呆然と見つめて、事態を把握したのかセンターは言う。 「ネズミもしかして…」 「…うるさい」 充分大ダメージだったがまだまだ序盤なのだ。更なる未知の快楽に怯えながらも、次に期待する自分が居た。 「優しくするから」 私の目尻に溜まった小さな涙を拭って、センターは私の足を開かせた。 続く
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