トップページ > レズ・百合萌え > 2011年09月04日 > l1z+qnpb

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名無しさん@秘密の花園
【マジすか学園】センターとネズミの秘密の部屋

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【マジすか学園】センターとネズミの秘密の部屋
160 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/09/04(日) 01:18:49.53 ID:l1z+qnpb
>>151
「ネズミ味に酔い」

目が覚めてベッドサイドの時計を見る。時刻は朝5時。右腕に重みを感じて見てみれば、すやすやと眠るネズミ。昨夜の絡み合いからは想像し難い穏やかな寝顔だ。
少し乱れた長い髪を指でとかしてみれば、隙間から私の跡が沢山ついた首筋が見えた。彼女を起こさないように注意して私はベッドから抜け出す。
大きな冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出して、洗面台の前に立つ。足元には脱ぎ散らかされた二色のワンピースと下着。鏡には一糸纏わぬ私の姿が写る。髪を上げるとわずかに私の首にもついた彼女の跡が見えた。それをなぞりながら昨日の事を思い出す。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「私も気持ちよくしてくれ」
そう言って唇を重ねて彼女を抱き締めた。少し疲れた様子のネズミをベッドに寝かせ、全身にキスの雨を降らせた。
先程絶頂を迎えたばかりの彼女の身体は感度を維持したままで、特に足の指と太ももの時には腰を無意識に揺らしていた。
「気持ちいい?」
「…うんっ……あっ…」
「素直でよろしい」
指をくわえ疼くネズミを置いて、私は風呂場に向かった。
「ちょっと待ってて」
「センター?」
不安そうに私を呼ぶ声を聞いて、改めて彼女への想いが込み上げ胸を熱くする。

誰よりも強がり、しかし誰よりも弱い私たち。そんな私たち二人が出会って、惹かれ合い恋をした。これはきっと偶然でなく必然であったと強く思う。
浴槽に水が溜まっていく様に、愛に飢え、空っぽだった私の心はネズミによって満たされていった。
キスをして彼女の唾液が喉を流れる度に、私の指で甘く鳴く彼女の熱さを感じる度に、私はこの人を愛しているのだと、全身で感じずには居られなかった。
人を好きになることがこんなにも幸せで、苦しいことだと、この恋で初めて知った私にはネズミを失うことなど想像出来ない。
けれど常にその恐怖は側にあって、私は怯えていた。肌を重ねる度に、"これが最後かもしれない"と。
だから時に激しく彼女を求めたこともあった。けれど私たちの答えは見付からないまま、またキスをして最高に幸せで苦しい交わりに意識を戻す。

そんなことを考えながら湯船を眺めていたら、後ろから優しく抱き締められる。
「ネズミ?」
彼女は私の髪を上げて首に、耳に小さくキスをしていく。予想外の行為に思わず声が出てしまった。


【マジすか学園】センターとネズミの秘密の部屋
161 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/09/04(日) 01:22:13.14 ID:l1z+qnpb
「交代ね」
「え?」
「さっき気持ちよくしてって言っただろ」
私を抱き締める手が胸元に伸びて中に入ろうとする。しかし私はその手を止めて彼女に向き直る。
その黒く大きな瞳で私の愛だけ見詰めていて欲しい。私は余計な事を考えるのを止めた。
「私にはお前が感じることが快感なんだ」
彼女の背中に手を回し、ファスナーを下ろした。


「あっ…そこっ…」
湯船に浸かり、ネズミを桃の上に乗せて胸の突起を爪で擦る。瑞々しく柔らかな乳房に指を埋めてもすぐに跳ね返り、突起は更に硬度を増していった。
「舐めて欲しいか?」
「…もうその手は通用しない」
「別にいいさ」
固くなった先端を指でからかい彼女の反応を楽しむ。彼女の呼吸が荒くなってきた所で片方を口に含んだ。縦横無尽に舌でなめ回すと腰をビクつかせ絶頂が近い兆候が現れて、私は甘く噛んだ。
「ああっ…!!」
彼女の快楽の門からまた液体が漏れるのを重なる肌で感じた。しかし私は止めない。標的を反対に移し同じように繰り返す。
「センっ…だめっ…あっ…」
二度目の絶頂はさっきよりも高く鳴いた。
ぐったりとうなだれるネズミの髪に触れる。
「今度は泣いてもやめないよ」
私の中でまた火がついた。



【マジすか学園】センターとネズミの秘密の部屋
162 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/09/04(日) 01:26:11.97 ID:l1z+qnpb
湯船の中、そして壁に手をつけて私に恥ずかしい部分を見せた状態になりながらのエクスタシーを何回か迎えた後、ベッドに戻り貪るように更に彼女を犯した。
指から舌に武器を変え、一番のお気に入りを舌先で分かるまでになった。また舌を出し入れする度に、鼻が蕾に触れてこすれるのが好きなようだった。
ねっとりと酸っぱい香りの愛液はやがてサラサラになり、今までにない恥辱な反応を見せた。彼女はいやだと騒いで泣き出したが、私にはそれが嬉しくて舌で全て味わった。
両手では収まり切らない数を越えた頃には、私もしっとりと濡れていた。彼女が快楽に疼き耐えながら私を求めてくれるだけで十分だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そんなこんなで二人して疲れて寝入ってしまったのだった。
ミネラルウォーターを飲み干して、顔を洗いベッドのお姫様の元に戻る。まだ眠る彼女のおでこにキスをすると目を覚ましてしまった。
「あ、ごめん」
まだ眠そうに目を開けて私を見る。
「チェックアウト何時?」
「え…いや…あの」
「ん?」
「あと、一泊…取ってある」
手で顔を隠しながら答えるネズミが最高に可愛くて、嬉しくなって言った。
「腹減った」
「なんか取れば…好きにしていいよ」
「じゃあ遠慮なく」
ネズミを覆う一枚のシーツを剥がしご馳走にかぶり付いた。

私はお前を、好きよりもっと好きで、愛してるよりもっと愛してる。


終わり


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