トップページ > レズ・百合萌え > 2011年07月04日 > GBRMh6fa

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◆3CBz1Q6eUlHL
巡音ルカの妄想1/2
巡音ルカの妄想2/2
【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合5【リン・ルカ】

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【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合5【リン・ルカ】
154 : ◆3CBz1Q6eUlHL [sage]:2011/07/04(月) 10:32:55.89 ID:GBRMh6fa
お久しぶりです。


>148 を読んで自己解釈。
某曲ネタ。
舞台設定が不思議。
ルカメイ?
巡音ルカの暴走。
ふざけた小ネタ。

おk?
【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合5【リン・ルカ】
155 :巡音ルカの妄想1/2[sage]:2011/07/04(月) 10:36:27.76 ID:GBRMh6fa
どうも上手くいかない……。
こうすればアイデアがまとまるかもしれないとわざわざ紙とペンのテクスチャプログラムを呼び出したのに、そう都合よく文章はでてきてくれなかった。
万年筆の方がいいかな、いや、ワープロソフト? でも、電脳世界でわざわざパソコンをいじるなんてまるで入れ子細工。
ここはあえて筆と墨汁と半紙……って、おかしいわね、思考がとんでもないところに行き始めている。
最近、創作に必要なエッセンスが足りないのだ。それはつまり――……
「ルカちゃんー? マスターが呼んでるからちょっときてー」
ルームの外からミクの声がする。
ああ、マスターに呼ばれてしまった。でも、このまま行き詰まったままより、むしろ都合が良かったかもしれない。
書きかけの文章はそのまま名前をつけて保存。紙と鉛筆の形をしていても0と1でできたプログラムには違いない。
「すぐ行きます」
私は.txtファイルをそっといつもの隠しフォルダにしまって、自分のDIVAルームを後にした。
廊下にいたミクは先を歩いて言う。
「今日はPVの撮影だって」
「ミクとですか?」
「ううん、お姉ちゃんとルカちゃんで」
頬が弛むのがわかる。
ミクはちらりとこちらを一瞥してため息をついた。
「……?」
「なんでもない。ルカちゃんはホントにお姉ちゃんが好きだなって思っただけ」
それにしては随分とトゲのある言い方。
「待って、撮影だけ? レコーディングは? 今回は紙芝居動画?」
「んー、今回はマスターが最近再生数が伸びてる有名曲のカバーをメイコお姉ちゃんに歌わせてて……もともとミクオリジナル曲なんだけど……ルカがPVに出てて……その……」
なんだか歯切れが悪い。
「ネギトロ曲をルカメイアレンジ? うちのマスターなら別に通常運行じゃないですか。あれ、でもデュエットじゃないんですよね……?」
「聴けばわかるよ」
ミクはなんだか疲れたような黒い笑みを浮かべて、デスクトップに私を押し出した。
いつもと同じ、デフォルトの壁紙の世界。
出しっぱなしのシーケンサーの上にメイコさんが座っていて、こちらに気付くとミクと同じ笑みを浮かべた。
ディスプレイの向こう側では、ご機嫌なマスター。
「ごきげんよう、メイコさん、マスター」
『やぁ、ルカ。さっそくだけど、これ見て、聴いて』
ぬるぬる動くマウスポインタがつかんできたのは、某動画投稿サイトのURLと、WAVファイル。
恐らく、ミクが言っていた最近話題の原曲へのリンクと、そのカバーだというメイコさんの歌声だろう。
【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合5【リン・ルカ】
156 :巡音ルカの妄想2/2[sage]:2011/07/04(月) 10:39:19.24 ID:GBRMh6fa
とりあえず原曲のほうをと、マスターが可愛がってる火狐さんにウィンドウを出してもらう。
――なんだこれ。
それが原曲を聴いた感想。
耳に残るサビ。よくできたPV……でも、それが記憶に残るのはその歌詞の、PVのテーマというか内容。そのまんまズバリなひらがな3文字のタイトル。
『巡音ルカの暴走はルカメイの専売特許だと思っていたんだけどねぇ』
インカムをつけたマスターが、ディスプレイの向こうで笑っている。
『じゃあ、PVの方いこうか。メイコ』
「……わかってるわ」
シーケンサーの天辺から緩慢な動作で飛び降りて、自由落下に近い演算を受けて着地した時には、シーケンサーは消えて、メイコさんの衣装が変化していた。
黒の革の光沢と肌の露出具合が艶かしいボンテージと、右手には一本鞭。
『ルカはどっちがいいと思う? 原曲に近い衣装も用意したけど、こっちは趣味で』
「ええと……」
結構な趣味をお持ちで。
メイコさんの方をちらりとうかがうと、顔にモウドウニデモナレと書いてあるようだった。うわぁ。
「どちら、でも」
『じゃあ、こっちで。サムネをネタっぽくするかサ胸にするか今から悩むところだね』
……楽しそうな悩みですね。
『ルカはその服のままでいいからこの首輪つけてね。じゃあ、歌を聞きながら一回全体の流れを説明するから、その後演技で――』



結論からいうと、素晴らしい時間と空間……!
うちのマスターの変態趣味にこれほど感謝する日がこようとは。具体的に言うと、メイコさんのボンテージ、ペロペロチュッチュモグモグ。
叩いているフリでいいと言われていたけれど、メイコさんの手元が狂って、一度だけミミズ腫れができるほど鞭に叩かれた。
我々の業界ではご褒美です……!
しかも、あの格好で涙目で謝るメイコさんの可愛らしさと言ったら!
そして、あえてそこは強気に出て、メイコさんのボンテージブロマイドを巻き上げることに成功。
これでまたひとつ、隠しフォルダ“LOVE_MEIKO”が充実して、にやにやが止まらない。
はぁん、やっぱり創作のエッセンスは実体験だと思う。
今日は筆が進みそう。
さぁ、いつ百合スレに投下できるかしら?



終われ。


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