- スイートプリキュア♪で百合7
634 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/06/14(火) 00:47:55.33 ID:9ewBdzPE - お泊りネタで盛り上がってるみたいなので、ひとつ修学旅行の初日ssを。
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635 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/06/14(火) 00:49:18.50 ID:9ewBdzPE - さっきまで好きな人の話や明日のコースについてわいわい騒ぎながら話していたのに、今はみんなの寝息が聞こえるだけだった。
今日、たくさん歩いて、枕投げをして、先生に怒られて…一日の疲れが一気にきたみたいだ。 私も疲れている筈なのになぜだか全然眠れなくて窓から入ってくる月明かりでほんのり明るい天井を眺めていた。 「奏、起きてる?」 小さな声で私を呼ぶ声に私は天井から響のほうへ体を向ける。 「起きてるよ。響も眠れないの?」 「なんだか寝付けなくって…枕が違うからかな?」 枕をぽんぽんと確かめるように叩きながら首をかしげる。 響は大雑把で気にしなさそうにみえて、意外と繊細だから環境が変わって寝付けないのかもしれない。 「なんなら奏さんが特別に抱き枕になってあげましょうか?」 からかうように言うと響は自分の布団からもぞもぞと動きながら私の布団へ入ってきた。 「ひ、ひびきっ!?」 「奏、みんな起きちゃうよ」 「―!!」 慌てて抗議の言葉を飲み込み、キッと目で抗議する。 「だって、抱き枕にしてもいいんでしょ?」 「だからって、急に布団の中に入ってこないでよ」 「だってだって、入らないと奏を抱けないじゃん」 「だ、抱く―!!」 『抱く』という言葉になんだかいけない想像をしていまい、途端に顔に熱が集まるのがわかった。 「顔、赤いよ?…もしかしてスイッチ、入った?」 「う、うるさい…」 赤くなった顔を隠したくてクルリと響に背を向ける。だけど、一度入ったスイッチは戻らなくて、私の中でじんわりと熱が広がっていく。 こんな、みんなが寝てる所で、こんな場所で、こんなときに、響とできるわけなくて、なんとか溜まった熱を逃がそうと、ぷにぷにでピンクな肉球やちょっとかたい黒い肉球を思い浮かべる。
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636 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/06/14(火) 00:50:10.59 ID:9ewBdzPE - 「奏って、すごくいい匂いがする」
後ろから抱きしめられ、吐息を吹きかけるように耳元で囁くように話す響の声に背中にゾクリと悪寒にも似た感覚が駆け上がってきた。 「ふ、ぁ…」 思わず出てしまった声は熱っぽさと、甘さを含んでいた。 「すごくいい声だけど、我慢してね」 いたずらっぽく囁く声に私はただ、口元を押さえ、コクコクと頷くだけだった。 私が頷くと、抱きしめていた手は私の浴衣を肌蹴けさせ、お世辞にも大きいとはいえない私の胸を優しく揉んでいく。 「んぅ…ぁ、ぁ」 寝てるとはいえ、みんながいるところでしてる背徳感と羞恥心が私を攻め立てる。 そして、響の手が足の付け根へ触れると、背後からクスクスと小さな笑い声が聞こえてきた 「奏、すごい濡れてる…まだ胸触っただけだよ?」 「―ぅるさぃ…」 「奏って、Mだよね。みんながいるところでこんなに濡らしてさ」 「ちがっ…」 「それに奏のここ、触って欲しそうにさっきからヒクヒクしてる」 「や、め」 「やめていいの?」 響の言葉にビクリと反応する。 いや、やめて…やめないで…やめて、やめないで! 「ひびきぃ…」 自分でもどうして欲しいのか分からなくて響の名前を呼ぶ。声は震えてて、小さくて、甘くて、頭ではやめてと思ってるのに体は響が欲しくて下腹部がズクズクと疼く。 この疼きをどうにかしてほしくて、でも、理性が必死で私を引き止める。 よくわからない感情が私の中でグルグルと駆け回っていく。 響に抱きつき、何度も響の名前を呼ぶ。 すると、響がキスをしてくれた。はじめは触れるだけの優しいキスで、キスを重ねるごとに濃厚なキスへと変わっていく。 「奏…欲しい?」 背中や鎖骨を撫でながら、熱っぽく問いかける響に、私の理性は完全に停止した。 撫でる響の手を掴むと、そのまま私の頬へ運んでいく。 「ほしい―」 なにが欲しいなんてもうわかりきってるのに、響はいじわるな声でなにが欲しいか聞いてくる。 「…ひびきが、ほしいの…」 私の言葉に響はニヤリと口元を歪ませた。そして私の唇に人差し指と中指をあてて、楽しそうに笑いながら「舐めて」と囁いた。 響の声に逆らうことなんてできなくて、恐る恐る指を咥えていく。 響の細く長い指を傷つけない様に、舌先で慎重に舐めていく。 私が指を舐めている間、響は空いた手で私の頭を撫でている。なんだか響に褒めてもらっているみたいで、嬉しくて、いつも撫でられると目を細めてしまう。 「今の奏、すっごくエロくてそそるね」 「―!!」 突然投げられた言葉に思わず、舐めていた口が止まってしまった。 そして、恥ずかしさが全身を駆け回る。 あまりの恥ずかしさに、自然と涙があふれてきた。 「ほら、口、止まってるよ?」 死ぬほど恥ずかしいのに、響の言葉に逆らえない。 止まっていた行為を再開すると、寝静まった部屋にぴちゃぴちゃと指を舐める音が響く。 どれくらい舐めただろうか、私の頬を撫でながら「もう、いいよ」といってゆっくり指を抜いていく。 指を抜き終わると、優しい声で囁いた 「奏、よくできたね。ご褒美あげるよ」 いい子、いい子。なんていいながら私の髪を撫でる。 ちいさな子どもじゃないんだから恥ずかしいけど、不思議と響にされると全然嫌じゃなくて、むしろ嬉しいさが込みあがってくる。 そして、これから起こる出来事に、うるさいくらい胸がドキドキする。 響からのご褒美は蜂蜜より甘くて、私が私でいられなくなるみたいでちょっと怖くて、でも、心のどこかでそんな甘い時間を期待している自分がいる。
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637 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/06/14(火) 00:52:48.81 ID:9ewBdzPE - 中途半端に終わってごめんなさい。
濃厚なひびかなタイム、私には書けないよ… ここから先は各自脳内で補完してください。
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641 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/06/14(火) 01:23:59.42 ID:9ewBdzPE - >>639
あぁ、もう!かわいいな!! このAAと>>640のAAで再来週の放送日までがまんできそう!!
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