トップページ > レズ・百合萌え > 2011年06月14日 > /Adgm4MF

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名無しさん@秘密の花園
魔法少女まどか☆マギカで百合萌え 25

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魔法少女まどか☆マギカで百合萌え 25
29 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/06/14(火) 10:35:22.20 ID:/Adgm4MF
マミほむは重い。エロにしかならないだなんて言われたら、
私、そんなのは違うって、何度でも言い返せます。きっといつまでも言い張れます
というわけで爽やか風味マミほむ二レス書いた

ざあざあと降る雨に、時止めは何の意味も持たない。
「……失敗したわ」
濡れて帰るというのはできるかぎり避けたい。
体力を消耗するし、ゾンビとはいえ、風邪も引く身体なのだ。
万が一、ということもある。いざという時にまどかを守れなくては私の居る意味もない。
「暁美さん?」
「巴マミ。どうして、まだ校舎内に」
てっきり今日も魔女狩り体験なんてものに行っていたものと思ったのだけど。
「そんなに警戒しないでよ。待ち伏せしてたわけじゃないんだから」
「そう」
「暁美さんこそ、どうして残っているのかしら」
口調こそ軽いものの、その言葉には確かな剣呑さが含まれていた。
「転校の手続きがまだ残っていたの。そうしたら、雨に降られて」
ここはあえて隠す必要もないと判断して、素直に打ち明ける。
と、それはそれで信用できないみたいな表情をされた。
「本当よ」
「それは疑わないけれど……ねぇ、あなたってなんなの?」
「内緒よ」
答えが気に入らなかったのか、彼女は少しだけ目を細めた。
品定めするようにこちらを見て、何事かを考え込んでいる。
「私の傘、使う?」
「……どういう風の吹き回しかしら」
「あなた猫っぽいし。濡れるの嫌なんでしょう?」
猫っぽいってなんだろう。
純粋にそんな疑問が沸き上がるけれど、それは置いておく。
「私は、あなたからの物は受け取らない」
「あら? グリーフシード投げたの怒ってる?」
「そういう訳ではないわ」
その理由が敵意であれ好意であれ、私には受け取る資格なんてないから。
優しさに甘えることもきっと許されない。
「あなたも濡れるべきではないし」
「私が風邪でも引いた方が、あなたには好都合なんじゃないかしら」
「出会ってしまった以上、鹿目まどかはあなたが守るべきよ。少なくとも、今はまだ」
もちろん、契約させようとした時は全力で止めるけれど。
「私は鹿目まどかが魔法少女にさえならなければいい」
そうだ。まどかさえ無事ならいい。
私は彼女のことを諦めたのだから、何かを受け取るというのは筋が違う。
「ふぅん。じゃあ、やっぱりあなたは私達の敵なのかしら」
「そう取ってもらっても構わないわ」
それが正解だ。遠からず、私はあなたを見殺しにするのだから。
「でも、学校では普通の先輩後輩よね」
「…………?」
「仕事とプライベートは分けないと」
「何を言っているのかしら」
「はい、傘」
「……だから、私はいらないと」
「いいじゃない。濡れるの嫌なんでしょう?」
ぐいぐいと押し付けられる傘。
ああ、この先輩は本当にもう――っ!
魔法少女まどか☆マギカで百合萌え 25
30 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/06/14(火) 10:36:12.65 ID:/Adgm4MF
時止めは降りしきる雨に対して何の役にも立たない。
けれど、目の前の先輩から逃げるくらいの役には立つ。
「あら、消えちゃった」
とりあえずその場を離れたものの、巴マミに動く気配はない。
私を探しているのか、きょろきょろと辺りを見回していた。
流石に時を止めたまま雨の中に出ていく訳にはいかないのだけど。
じっと様子を伺っていると、彼女は諦めたのか、すうと息を吸って、
「暁美さん! 見てる前提で話すけど、傘、ここに置いていくわよ!」
とてつもなくバカなことを言い出した。
「ちょっ、」
言い終わるや否や、止める間もなく雨の中に飛び出す彼女。
それじゃあ私が断った意味がないというのに!
「……好意だけは受け取るわ」
彼女が置いていった傘を手に取って、差さずに雨の中へ踏み出す。
私は雨で頭を冷やすべきだ。
諦めたはずの気遣いを、こんなに嬉しいと思ってしまうのだから。

翌日。彼女の机にそっと傘を置いておいた。
時止めは雨相手には意味はないけれど、バカな先輩から逃げるくらいの役には立つものだ。
魔法少女まどか☆マギカで百合萌え 25
74 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/06/14(火) 19:48:16.57 ID:/Adgm4MF
さやかはあたしがまどかを引き止めてれば…とか思って自分を追い詰めそうだ
魔法少女について教えてもらおうと、マミさんや杏子を追い回して
杏子に他人を守るためなんかに戦うんじゃねぇ!って切れられるんだけど
仁美を守れなかったら今度こそ自分が壊れることを自覚しちゃってるとか
ほむらがいなくなった後でもBADの臭いが消えないぜ…


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