トップページ > レズ・百合萌え > 2011年06月12日 > zTBErQgg

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ストライクウィッチーズでレズ百合萌えpart33

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ストライクウィッチーズでレズ百合萌えpart33
407 :1/2[sage]:2011/06/12(日) 18:46:49.97 ID:zTBErQgg
>>246 ありがとう 続き書いてみた

<ゲルトいじり2>

「ふぁあ〜……あれ、ハルトマンさん!?」 「え?」 思わず時計に目をやる芳佳とリーネ。
起床時間にはまだ大分間があるにも関わらず、食堂の大テーブルにバルクホルンとハルトマンの
両名が着席している。

「おっはよー、いい朝だねー♪」
自ら淹れたのか、コーヒーカップを片手に、エーリカはなにやらご機嫌な様子だ。
「……朝食の準備か。宮藤、リーネ、ご苦労」
傍らのバルクホルンは苦虫を噛み潰したような表情である。

「お、おはようございます。ええっと」 「ハルトマン中尉、今日はお早いんですね」
「うん! だって今日非番だしそれに」
「あー宮藤、リーネ、すまんが少し急いでもらえるか? この後外出の予定があってな」
「えートゥルーデー、別にそんなに慌てなくたって」 「うるさい、いいんだ」

「あ、はい。すぐ用意しますね」 「お茶、淹れなおします。コーヒーでいいですか?」
「うん、リーネありがとー」 「(……余計なことを言うなよ、ハルトマン)」 コソコソ
「えー? なんでさ、別にいいじゃない」 「(声が大きい!)」

「おはよー……って、あれれ、ハルトマン、今日は早いじゃんか」
「おはよシャーリー。えへへ、今日は久しぶりにトゥルーデとデートなんだー♪」
「ハ、ハルトマンっ!」

「おお、そりゃーいいね! 二人とも、楽しんできなよー」 「うん、ありがとー」
「たたっ、ただの買出しだ! リベリアン、貴様も何か入用ならメモでもよこせ!」

「なるほど、それで早起きなのか」 首にタオルをかけた美緒が食堂に入ってきた。
早朝訓練のあとのようで、うっすらと汗をかいている。

「前回の戦闘から間もないし、ネウロイの動く気配もないしな。ゆっくりデートして
羽を伸ばしてくるといい」
「だ、だから、デートではない買出しだ、少佐! 備品調達の任務だ、任務!」

「トゥルーデはこうでもしなきゃ、休暇をとろうとしないんですもの」
美緒の後ろから、ミーナがひょいっと顔を出した。

「だからこれは命令。バルクホルン大尉、ハルトマン中尉、本日の休暇、両名は全力を以て
これに当たり、存分に満喫せしめんことをここに命ずる」

「はーいっ!」 「ぅぐっ、くっ、りょ、了解」
「あははははっ、中佐、サイコー! 粋だねーっ」 「ええいっ、笑うなリベリアン!」

ストライクウィッチーズでレズ百合萌えpart33
408 :2/2[sage]:2011/06/12(日) 18:51:04.63 ID:zTBErQgg
「ふふっ。……でもフラウ、デートなら早起きできるのね。いつもこれくらいだと助かるのに」
「ん? それだけじゃないよ、今朝はトゥルーデがちゅーしてくれたし。おでこだけど」
「ばっ、エ、エーリカッ!! おまっ」

「あら」 「ほぉ」 ミーナと美緒がニヤリと笑う。
「えええええっ!!」 「ほ、ホントにしたんですかっ!?」 芳佳とリーネが食いついた。

「う、ううるさい、何だその反応は! 先日の命令を遂行しただけのことだっ!」
「だーっはっはっはっは、イイ! いいよバルクホルン! さすがはカールスラント軍人だ!」
「リベリアン! わ、笑うなというのに!」 バンッとテーブルを叩いて立ち上がった。

「トゥルーデ、今度はお口ちゅーね。あと抱っこ」 可愛い唇に人差し指を当て、甘えた様子で
エーリカが上目遣いにトゥルーデを見つめた。 じー

「な、そん……」
何か言い返そうとしたトゥルーデだったが、エーリカと目が合うと一瞬カチッと固まった。

「……く、車にいる! 朝食が済んだら、すぐ出発だっ」
慌てて目をそらしそう言うと、耳まで真っ赤にして、足早に食堂を出ていってしまった。

「あ、朝ご飯はートゥルーデー……って、行っちゃった。もう、みんな笑いすぎだよー」
「うん、いかんぞシャーリー、か、からかいすぎだ」 美緒の頬がヒクヒクしている。

「あははごめんごめん。でもずるいよ、少佐だって笑ってるじゃんか。w
しっかしバルクホルンってさー、何かリアクションがカワイイんだもん、ついねー」

「はっはっは、可愛いか。うむ、同感だな」 「へへー、いいでしょー? あげないよー?」

「ふふっ、もう、トゥルーデったら……。宮藤さん」 ミーナがキッチンの芳佳に声をかけた。
「あ、はい。 ハルトマンさん、おにぎり作りますね。あとでお二人で召し上がってください」
「わーありがとー、お弁当だー! そだ、宮藤ー、タコさん! タコさんウィンナー作って!」
「はい、わかりました」 くすくす。

* *

もう他の面々も起きてくる頃、朝食の準備も終わり、キッチンで芳佳が後片付けをしていると、
「……ん? どしたの? リーネちゃん」 リーネがそっと芳佳の手を握った。

「あ、あのね、芳佳ちゃん、……お願いがあるの」 もじもじ。「うん、なに?」

「あの、えと、あのね、私、最近寝不足で、その……あ、明日の朝、起こしてくれる?」
「え? ……あ! うん、おおお起こす! ちゃちゃ、ちゃんと起こしてあげるっ!!」

ここが最前線であることを忘れてしまいそうな、穏やかな朝なのでした。 以上



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