- 日常(漫画・アニメ)で百合萌え
144 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/05/24(火) 01:10:23.34 ID:g3YG9Daq - 人間の理性・常識など脆いものである。
「平和で穏やかな毎日」などという本来は何処にも有りはしない虚飾を引き剥がされれば、それらは容易く壊れてしまう。 異常な環境に置かれた人間は次第にその精神を摩耗させ、限界を迎えた精神はついに崩壊を始める。 例えば、今、エレベーターの床に横たわる麻衣の、その傍らで展開されている光景などその最たる物だろう。 「なすび…なす…あは…あっはっはははは…ぐはっ…ぷははははっ!!!」 「し…死んでる……ぷふふ…あは…くふふふふ…ぐふっ…ぷふぅううううっ!!!」 ひょんな事から停止したエレベーターの中に閉じ込められてしまった、ゆっことみおと麻衣。 最初は緊急用の電話などで助けを求め、脱出出来る方法はないかとあらゆる手段を試し、最後にはなりふり構わず叫んで喚いて気づいてもらおうとした。 そして、その全てが徒労に終わった時、三人に訪れたのは圧倒的な虚脱感だった。 力なくエレベーターの室内に座り込んで時間を過ごす内にじりじりと三人の神経は摩耗してゆき、そして…… 「はははっ!…ひ――っはっはっ……助けが来ない………」 「…たすけが……くふふ……あはははっ!!…こない…!!助け来ないっ!!!うふふ…でははははっ!!」 「いひひひひっ!!…あはっ!…くははははっ!!…ぷはっ…ひ―――――っ!!!!」 床をどんどんと叩き、腹を抱えて笑う二人の声は明るかったが、話してる内容は何が面白いのか意味不明なものや、洒落にならないものばかり。 みおとゆっこは完全に壊れてしまったようであった。 一方の麻衣にしたところで 「…………………」 この状況は彼女にもそれなりに堪えたという事なのだろうか? 完全な金縛り状態に陥って、身動きは愚か、しゃべる事すら出来ない有様である。 壊れた笑いの響くエレベーター内に、もはや彼女たちの「日常」はその残滓も残されていない。 やがて、笑い転げるゆっことみおは自分たちも意識しない内に、みおがゆっこを押し倒す形にもつれて倒れこんでしまい… 「あはは…ぷふっ…ゆっこ……ゆっこ、かわい……あはははっ!!」 「なによー…みおちゃんのがかわいーくせに……うふ…ははははははっ!!!」 ほとんど密着状態の二人は間近で見つめあいながら、そんな事を口走り始める。 それは、いつもの二人なら抑圧されて表に出てこない感情の発露。 自分自身ですら意識した事のないだろう、潜在的な願望がみおとゆっこを支配し始めていた。
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145 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/05/24(火) 01:11:39.00 ID:g3YG9Daq - みおがついばむようなキスをゆっこのおでこに落とせば、「このー、やったなー!」とゆっこの唇がみおのほっぺに。
その内、じゃれ合う二人の手や足はお互いの体に積極的に触れてゆき…… 「ひゃん…あっ…みおちゃん……どこさわって…やだよぉ…あははっ!」 「あはは、ゆっこの、おもったよりぜんぜんやわらかいや…どーれ、おつぎは……って、ひあっ!?…ゆっこ?」 「おかえしだよー…んー、みおちゃんのおなかすべすべだー……うふふふふ」 「ひゃ…やあ…あははははっ!……このぉ…ゆっこめえ…こーしてやるぅ!!」 間近から聞こえてくるゆっことみおの嬌声に興味津々な麻衣であるが、金縛りは一向に解ける気配がない。 隣ではかなり大胆なさわりっこが行われているようだが、それを見る事の出来ない麻衣はその光景を想像する事しかできない。 「だめだって…ひあっ!!…あはっ…やあんっ!!…みおちゃ…やめてよぉ…ふああああっ!!」 「ゆっこもやっぱり女の子だね…うふふ…こんどはこんなとこさわっちゃったり……!」 行為が続くほどに、ゆっことみおは大胆に、互いの体に触れてはその肌触り、官能に酔いしれる。 既に二人の制服ははだけて、白いお腹やおへそ、めくれ上がったスカートからは眩しいふとももが覗く。 「…みおちゃ…あはっ…あんまり…うふふ……ちょうしにのってるとぉ……!」 「ひゃんっ!?…ああ、ゆっこぉ…だめ…スカートのなか…手入れないで……ひあああんっ!!」 みおの攻勢を受けて声を上げていたゆっこは逆転をはかるべく、さらに大胆にみおを責める。 みおのスカートの内側に手の平を滑りこませてショーツ越しにゆっこの指先がみおの敏感な場所をくにくにと弄り刺激する。 熱に浮かされたようにその快感に身をゆだね、声を上げるみおだったが、このまま流されるものかと逆襲を開始する。 「…ゆっこ…そこまでだよ…ゆっこのかわいい声…わたしもきかせてもらうんだからぁ……」 「…ひゃ…だめだめだめ…いきなりそんな強くしたら…ふああああんっ!!」 「…ああ…ゆっこのゆみも…はげしくなって……ひあ…あは…だめえええええっ!!」 強く、激しく、互いの大事な場所を親友の指先に責め立てられて、ゆっこもみおも呆気無く登りつめてしまう。 くったりと床に倒れ伏した二人は荒く呼吸をしながら、再びくすくす笑い。 「うふふ…かわいかったよ、みおちゃん…あんな声でるんだ…」 「…ゆっここそ…さっきの声…ドキドキしちゃったなあ………」 顔を見合わせて、笑う二人。 と、その時、ゆっことみおは同時に思いついた。 こんなにも可愛かった友達の乱れる姿、いやらしい声。 では、果たして残されたもう一人はどうなのだろう、と。 二人の視線は未だ金縛り状態の麻衣に向けられる。 麻衣はゆっくりと近づいてくる二人を警戒するが、未だ去らない金縛りの為に逃げ出す事が出来ない。
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146 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/05/24(火) 01:12:24.24 ID:g3YG9Daq - 「まいちゃん、さっきからずっとこのまま…寝てるのかな?」
「だね。でも、寝てるってことはいろいろできる事もあるってことだよ、みおちゃん♪」 「……………………」 金縛りのままの麻衣の体を、ウキウキ笑顔のゆっこが背中側に回って状態を起こし、みおはドキドキとしながら太ももを撫で始める。 「すごい…すべすべしてて……さわってるだけで…へんなきぶんになっちゃうよ……」 「みおちゃんのもいーけど……まいちゃんのむね…だめ……手がとまんなくなる……」 「………っ!…………ぁ……うぁ……」 制服の上から乳房全体を丹念に揉むゆっこの指先に、太ももをなでる内にだんだんと脚の付け根の側に登っていくみおの手の平に、麻衣の口から微かな声が漏れ出る。 金縛りは肉体だけが眠り、意識だけが覚醒した状態。 だが、それでももたらされる甘やかな刺激には、麻衣の肉体も反応せずにはいられないのだろう。 (……だめ……二人…止めないと……でも………) 痺れたように重く動かない体から、快感だけが這い登ってきて麻衣の心を惑わせる。 しかし、相変わらずの金縛りの前に、麻衣には抵抗の術などある筈もなく………。 「もっとさわりたい…まいちゃんのおっぱい……くちびるもやわらかそう……ん…くちゅ……」 「まいちゃんのあし…ふともも……いいよぉ……。あ…ここ…熱くなってる……すごい……」 「……っく………ん…………ぁ………」 ゆっこに胸を揉みくちゃにされながら、甘いキスを落とされる。 みおはふとももを撫でる内にいつしか麻衣のスカートをめくって、ショーツ越しに麻衣の大事な場所に触れてくる。 体中が友達二人の愛撫と、そこからもたらされる快楽で満たされていく。 なのに、金縛りの為に逃げ出す事も、思い切り声をあげて反応する事すら出来ない。 ひたすらされるがままの状態で、麻衣は快楽の坩堝に飲み込まれていく。 「……ぁ……ぁぁ………っ……うぁ……っ!」 「…まいちゃん…まいちゃん……すき……ちゅ…くちゅくちゅ……」 「…わたしだって…まいちゃんのこと…だいすきなのにぃ………」 制服の裾から滑り込んだゆっこの手の平に両乳房を揉まれ、乳首を撫でられ、つつかれて、唇を何度も重ねあわせられる。 スカートの内側、ショーツに触れたみおの指先の動きはだんだんと大胆になり、与えられる刺激は増大していくばかり。 そして………。 「あ、みおちゃん、いーものあったよ」 ゆっこが何やら麻衣の荷物の中から何かを取り出した。 それは……… 「じゃーん、みろくぼさつぅ!!…まいちゃんのアソコをしたげるなら、これつかってあげなよ」 「ああ、まいちゃん…みろくぼさつすきだもんね」 高々とゆっこが掲げた麻衣作の木彫りの弥勒菩薩を手にして、みおもにっこり笑顔。 既に何が正常で何が異常か、その境界線など二人の頭の中から消し飛んでいた。 (……だめ……それを……そんなことに使っちゃ………) 声にならない麻衣の声は、直後に下腹部から駆け上ってくる刺激によってかき消された。 「……ぁ……ぁ……あぁっ!………っく………ふぁ………ひぁ……あぁ……んむぅ…」 「まいちゃんのかわいい声きけないのはもったいないけど、まいちゃんのくちびる、あまくて……んんっ……」 「……ねえ、ゆっこ……まいちゃんのからだ、びくびくしてるぅ……かわいいよぉ……」 みおの指先とは違う、ごりごりとした木彫りの弥勒菩薩の荒々しい感触にアソコをめちゃくちゃにされてしまう。 否応なしに反応して声を漏らそうとする口は、ゆっこの唇に塞がれて舌を絡められて、味わいつくされる。 刺激と快感は渦となって麻衣の意識をかき乱し、やがて彼女を限界へと追いやっていく。 (…もう……だめ……) 一際強く弥勒菩薩がぐりぐりと押し付けられた瞬間、弾けた快感の衝撃に一気に麻衣の金縛りは吹き飛ばされ、 全身をびくびくと震わせて、麻衣は達してしまう。 「……うぁ…あああああああああああああああっ!!!1」 こうしてようやく金縛りから開放された麻衣だったが、しかしその体には動き出すだけのエネルギーも気力も残されていなかったのだった。
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147 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/05/24(火) 01:12:55.26 ID:g3YG9Daq - そして、それからさらにしばらく後、ようやくやって来た救助の手によってゆっこ、みお、麻衣の三人は閉鎖されたエレベーターの中から助けだされた。
「いやあ、一時はどうなるかと思ったよ、みおちゃん」 「ホント、何しても全然助けが来てくれなかった時はどうしようかと思ったよね」 並んで歩くゆっことみおはニコニコ笑顔、長い間エレベーター内部に閉じ込められて憔悴している筈なのに、心なしかお肌が艶やかになってる気がする。 そんな二人に背後から両腕で抱きつく人物が一人………。 「まいちゃん………?」 「ど、どしたの?」 ビクン、と硬直した二人に麻衣はにっこりと笑って 「今日、家に来て」 「へ……なんで?」 「エレベーターの中でのお礼……したいから……」 二人の耳元に妖しく囁いた。 ゆっことみおはじたばたともがいて逃げようとするが、がっちりと二人を捕らえて離さず、金縛りのように縫いつけてしまう。 そして、麻衣は左右の腕で捕らえたゆっことみおそれぞれに、わきわきと動きまくる自分の両手の指を見せてから 「大丈夫……満足、させるから………」 そのまま、ズルズルとゆっことみおを引きずり、家路についたのであった。
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148 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/05/24(火) 01:13:35.35 ID:g3YG9Daq - ここまででお終い。
この三人はいつも一緒で仲良しにもほどがあって素晴らしい。
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