- 魔法少女まどか☆マギカで百合萌え 17
309 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/05/02(月) 01:26:14.68 ID:9sh+ZmBF - 「ほむらちゃん!ほむらちゃあんッ!」
「かなめ、さんっ!かなめさんっ!」 「ほむらちゃん、わたし、わたしっ……ふぁっ!あああああぁぁぁあっ!!」 「ごめんね、ほむらちゃん……私、弱い子で…」 「そんな事ないよ。鹿目さんはいつだって強くて、ずっと私を守ってくれていたわ」 「そう、なのかな…」 「そうだよ!だからそんなに自分を責めないで。笑って、ね?」 「…ほむらちゃん、ありがとう…(ぎゅーっ)」 「いよいよ、明日だね」 「うん…」 「私、今度こそあいつに勝ってみせる。絶対にワルプルギスの夜を二人で乗り越えるのよ」 「あのね、ほむらちゃん。もし、明日の戦いに生き残れたら、私のこと…」 「え?」 「…ううん、何でもない。勝ったら、その時にお願いするね」 「そ、そんなぁ……気になるよ」 「えへへっ、だったら尚更負けられないね!」 (もし二人で生き残れたら、その時は……。 私のこと、まどかって呼んでね) 「…そんな事もあったわね」 「ワルプルギスに勝ったらって思ってたのに、ほむらちゃんったら、先にまどかって呼んじゃうんだもん」 「ご、ごめんなさい…」 「いいの、私が勝手に願掛けしてただけだから。それに…」 ぎゅっ 「今はこうして、ずっと二人でいられるようになったんだし」 「う、うん…///」 「えへへ、ほむらちゃん可愛い。こうして抱きしめると、ほむらちゃんの頭すっぽり納まっちゃうんだね」 「ず、ずるいわ。まどかだけそんなに大きくなって……。む、胸も…」 「えー?私はほむらちゃんくらいの方が可愛くていいのになぁ」 「大きい人はみんなそう言うのよ…」 「ふふっ、羨ましい?だったら…」 むにゅっ 「!? ま、ま、まど」 「好きなだけ触っていいよ…? 私は、ほむらちゃんだけのものだから…」
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394 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/05/02(月) 14:44:55.60 ID:9sh+ZmBF - 「佐倉さん、あなた女の子なんだからもっと慎みという物を」
「あーうっせーチョーウぜー」 「巴さん、それくらいにしてあげて」 「あ、暁美さんがそう言うなら…」 「杏子、クッキーを焼いてみたの。よかったら味見してみて」 「おっ、気が効くじゃん。どれどれ…うんめぇ〜♪」 「巴さんも、よかったらどうぞ」 「え、ええ、ありがとう……ちょっと佐倉さん、暁美さんにお礼くらい」 「いいのよ。杏子、また味見に付き合ってね」 「ああ、サンキューな」 「……」 「ねえ暁美さん。あなた、佐倉さんに甘すぎるんじゃない?」 「そうかしら」 「そうよ。仲間を思いやるのは大事だけど、甘やかし過ぎるのもよくないわ」 「杏子はあれでいいのよ。ああ見えて、正す所はちゃんと正しているわ」 「とてもそうは見えないけど…」 「あなたにも、そのうち分かるわ。あの子は人に誤解されやすいだけ」 「…何でそんな長年付き添った仲みたいな物言いなのよ。大体、私は苗字呼びで、佐倉さんは名前呼びっていうのも…ブツブツ」 「え? よく聞こえないわ」 「何でもありません!」
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522 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/05/02(月) 23:25:59.67 ID:9sh+ZmBF - 「リボン!リボンがないわっ!」
「どうしたの、暁美さん」 「巴さん!私のリボン見なかった!?」 「いいえ、見てないわよ」 「どうしよう……まどかのリボン、まどかの……」 「……」 「結局、どこにもなかった…」 「暁美さん、元気出して」 「ダメなの……あのリボンがないと、私……」 「形ある物はいつか壊れるわ。仕方ないわよ」 「…まどか……」 「そうだ!今度の週末、新しいリボンを買いに行きましょう。 今回はお姉さんが特別にプレゼントしてあげるわ。 今までのと同じって訳には行かないでしょうけど、代わりくらいには」 「ごめんなさい、少し一人にして……」 「あっ、暁美さん…」 (ごめんね。あなたのリボン、私が隠し持ってるの。 このままじゃあなた、いつまでも『まどか』って子から離れられないから…)
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