- 魔法少女まどか☆マギカで百合萌え 11
791 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/04/07(木) 01:04:54.60 ID:wLJyP214 - ほむさやSS出来たけど、2パターン出来ちゃって困ってる。
前に書いた奴みたいに二つとも公開しちゃったほうがいいんだろうか。
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825 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/04/07(木) 14:41:02.55 ID:wLJyP214 - >>824 こういうことか。
「ああ、まどか!私の愛を受け入れて! 貴方が私を愛すというなら、私は貴方のパンツを捨てて、貴方への愛、ただその為に、貴方を保健室へと連れて行く! 互いにパンツを渡し合い、その香りを共に味わう、神が与えたその幸せを、私と共に掴みましょう!」 星々が愛の歌をさざめき、月が愛しい太陽を呼ぶその夜に、 鹿目まどかの家の前で、三人の鳥が愛を囀った。 「そこを退いて。まどかを真に愛しているのはこのあたし。まどかはあたし、美樹さやかの嫁。 瞳と瞳で愛を交わし、教室のみなも恥じらうほどに強く抱き合ったあの日々! まどか、どうかあたしの元へやって来て、再びあたしを抱きしめて!」 鳥たちは手に紙とペンを持ち、愛しい女神の名を呼んで、 契りの誓いを交わそうと、星空めがけ、胸一杯の愛を口にした。 「鹿目さん。いいえ、まどか!私の胸に飛び込んできて!どうか私を一人にしないで! 孤独に震える私の心を、太陽のように照らした貴方! 共に未来を誓い合い、共に歩むと誓ったこの私を、貴方は捨てるというのですか!」 部屋の中で、美しい鳥たちの歌声を聞きながら、まどかは悩み苦しんだ。 一体どの女性こそ、わたしを真に愛しているのか。 燃えるような恋に焦がれた、若き十四歳の彼女の心。 うつろう乙女の御心を、誰が真にと掴むのだろう。 「ああ、なんてこと。こんなの絶対おかしいでしょう!わたしが恋に焦がれる心のあまり、 ラブレターをくださいなどと、みんなの前で言ったばかりに。 わたしの心は張り裂けそう。どれだけ愛が深くても、わたしの体は、わたしの愛は、たった一つしかないというのに!」 悩み苦しむまどかの心、その心の隙間を狙い、悪魔が陰へと忍び寄る。 「やあまどか。僕が君を救ってあげよう。君が僕と契約するというなら。 あの美しい鳥たちのさえずりを、花も恥じらうその可憐さを、全てを全て君のものに。 さあ、僕と契約しよう。君の幸福を授けてあげよう。どんな願いも叶うだろう。全ては君の望むがままに」 まどかは悩み苦しんだ。 この可愛らしい見た目の動物。だけどその瞳に宿る闇。 外では未だに鳥たちが囀り、まどかの心を燻らせた。 言葉巧みにまどかを誘う、その悪魔の誘惑に負けたまどかが、悪魔の手を取るその瞬間。 窓から一つの流れ星が舞い降りた。 「なにを言ってるこのウスノロめ。あたしの花を散らす、ろくでなしのすっとこどっこい! まどかの前から消え去っちまえ。まどかの心はまどかの物さ。ほかの誰のもんにもなりゃあしない!」 深紅のドレスをたなびかせて、炎のような槍が光ると、悪魔はたまらず逃げ出した。 まどかの心を救うため、契りを交わす紙をも捨てて、まどかの元へと降り立った杏子。 「さあ行けウスノロ。あんたの愛する人のところへと。あたしのような宿無しは、あんたのとこへはいちゃいけねえ。 なあに、心配しなさんな。あたしはお天道さんの向くところ、風の吹くまま気の向くままよ。 ほら、こいつを食うかい?こんなものしかやれないが、あたしの愛とて本物さ」 杏子はうまい輪を取り出した。薔薇の花弁の如き香しいソースの香りが広がると、たちまちまどかの心を癒した。 「ありがとう旅の人。貴方のその愛、その指輪。それはとっても素敵だなって。 私の心を掴んだ貴方。どうかこれからもここへ来て。愛の言葉をささやきながら、わたしにお菓子を恵んでちょうだい」 まどかはリングを指へと填めた。そしてさくさく音を立て、杏子の愛をその身に受けた。 杏子はどうにも照れくさそうに、鼻の頭を掻きながら、星々のきらめく町へと消えていった。 「あんたは賢くないようだ。あたしと同じ馬鹿にちげぇねぇ。いいだろ、あんたの面倒を見てやる。 あたしは決して優しくないが、女子供泣かせるほどに、仁義の心は欠けちゃいねぇ」 「ありがとう。そしてさよなら愛しい人。頼りになる貴方。貴方が私の家の窓を叩く、その日を心待ちにして参ります」 部屋に残ったソースの香り。愛しい騎士の残り香をまどかは胸一杯に吸い込んで、 月の輝く夜空を見上げ、騎士との再会を夢に見て、静かに眠りにつくのであった。 電波過ぎる。
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849 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/04/07(木) 18:01:52.21 ID:wLJyP214 - マギカ☆レンジャーですね、わかります。
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852 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/04/07(木) 18:15:08.47 ID:wLJyP214 - 下手くそなネタレスと言えど、なんとなく韻を踏んだ文章って書いてて楽しい。
人死人死に人見殺みたいな。 浪曲とかシェイクスピアみたいなのでまるまる一本書いたら楽しかろうか。
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858 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/04/07(木) 18:27:38.76 ID:wLJyP214 - 30分の放送枠の中、必ず最後は大爆発。
爆発を遠巻きに見ながら、夕日の中で抱き合う二人。 そのままキス。遠くからは救助のヘリが飛んできていた。 これを4シーズン続ける。
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906 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/04/07(木) 21:04:36.80 ID:wLJyP214 - >>904-905
笑わせんなwww
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914 :600秒で描くほむらの朝[sage]:2011/04/07(木) 21:17:34.75 ID:wLJyP214 - 「ほむらちゃん、起きて?起きないと、わたしさやかちゃんと結婚しちゃうよ?」
カーテンの締めきられた四畳半の一室に、まどかのぷりちーボイスが響き渡る。 ほむらの朦朧としていた意識が、ゆっくり、ゆっくりと覚醒する。 ぬおぉー!!させるものか!という執念が、ほむらの体に起き上がる勇気と無限の力を与える。 ほむらは布団の中で横になったまま、素早く腕だけを伸ばして、ちゃぶ台の上でガタガタと振動する携帯電話にタッチした。 『ほむらちゃん。起きて?起きないとさやかちゃんと――――』 プチっとセンターボタンを押すと、愛しいまどかの声が消える。ああ、それでも起きなくては。 起きて学校に行かなくては、あの太陽の下、花の蜜をついばむ小鳥の如く美しいまどかの肉声を聞くことが出来ない。 なんか妙に寒い。まさに百年の恋も冷める寒さ。エントロピーってすごい。 布団の外の冷気に怯えながら、もうだけ一度腕を伸ばして卓上の携帯電話を引っ掴む。 火鉢の中に手を突っ込む格闘家の素早さで腕を引っ込めると、 カーテンの隙間から差し込む太陽光を、吸血鬼のような心境で布団の中に頭を突っ込んで回避した。 携帯電話の時計は、登校時間の五十分前。 暁美ほむらの朝は遅い。 規則正しい生活と、節制された生活習慣。 常日頃から実践される、優美で、無駄のない立ち居振る舞い。 勉学に勤しみ、身体を鍛え(実は魔力のチートだ)、愛と仁義を重んじ、信念を貫く。 しかし、朝起きたときに眠いのはそれとは全然関係ない。眠い物は眠い。 これが、幾たびの時間旅行を経て悟った人生の真理。 愛と希望のパワーをもってしても覆らない、無情なる宇宙の法則だ。 まどろみながら時計を見れば登校予定時間まであと三十分。嘘?私の睡眠深すぎ。 身だしなみを整えたり、朝食を取ったりすれば時間的にはギリギリだ。 時間にルーズなのは良くない。だが眠いものは眠い。眠い。もうどうでもいいのでは? 寝てもいい気がする。果たしてどうなのか。まどか私に力を与えて。 ぐだぐだと思考がループする中で、暖かい枕の感触を堪能する。 そうだ。魔法で夜まで戻れば、もう一度ゆっくり眠ることが出来るのでは? なかなか良さそうな考えだと思ったが、次の瞬間にはもう否定する。 何度寝ても、寝た回数だけ必ず起きなければならない。なんという残酷な運命。 インキュベーターめ。私の怒りの剣を受けろ! ほむらは胸の内で燃える復讐の力を解放すると、布団を跳ね上げて立ち上がった。 そして、ちゃぶ台の上でリリアンをしていたキュウべぇを虫取り網で捕まえるとそのまま台所まで持って行き、ミキサーにかけてグチャグチャに挽き潰した。 すると、先程まで居間でスイカを切っていたエプロン姿のまどかがやってきてほむらに抱きついた。 すごい!かっこいい!結婚して!賛辞と愛の言葉を並べ立てて、ほむらにキスの雨を降らせるまどか。 しかし、がくりと何かから落ちる感覚がした瞬間、まどかの姿は消えてしまう。 惑星キュウべぇからコロニーレーザーが発射され、ほむらの家は炎に包まれた。 眼球を焼き尽くす光を受けて、ほむらの意識が覚醒する。 まさか。ひょっとして私は寝てたのか?青くなって携帯電話を見ると、あと二十七分。 なんだ、大して寝てなかったじゃん。良かった良かった。 などと思いつつも、刻一刻と迫る刻限に小さな焦燥感が募っていく。 よし。あと十秒経ったら起き上がろう。あと五秒したらカウントを始めるのだ。 決意を固めて、布団から勇気を振り絞って顔を出すと、陽光が網膜を焼いた。 必死で薄目を開けながら、頭の中で出来る限りゆっくりとカウントを取る。 そろそろ五秒経つ。よし、いよいよカウントダウンだ。あー足下が寒い。 ほむらが意を決して、カウントを取ろうとしたその瞬間、カーテンが勢いよく開いた。 突然視界に飛び込んできた強い光に、ぎゅっと目を瞑る。 やっとの思いで薄目を開けると、窓のサッシ部分に小さな影が鎮座していた。 影が口を開いた。 「おはよう、暁美ほむら!今日は本当に良い天気だね! 未発達とはいえ、太陽光発電が普及している人類にとって、この天候はまさに天の恵みと言えるだろう! エネルギーを余すことなく活用し、より良い発展のために役立てようとする人類の心意気は賞賛に値するよ! さあ、君も起き上がって、その溢れんばかりの感情エネルギーを昇華して、宇宙にエネルギーを満たすんだ! 君たち魔法少女の若さ、希望が、君たち人類と宇宙の未来を――――」 ほむらは銃を撃った。ようするに目覚めは最悪だった。
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915 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/04/07(木) 21:26:16.32 ID:wLJyP214 - 極限の眠さに対面していると大農神秘室から凄いものが出てくるよね。
今そんな感じで、妄想の中でマミさんとほむらが保健室でイチャイチャしてるSSを書いてる夢を見たの。
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919 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/04/07(木) 21:36:56.53 ID:wLJyP214 - >>918
登校時間ぎりぎりに来ることが多いほむらを心配して、まどかが作ってくれたんじゃないですかね。 俺の中でどんどんほむほむはアホになっていく。
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940 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/04/07(木) 22:53:13.39 ID:wLJyP214 - >>922
「こら、杏子起きろー。遅刻するぞー? 今日も学校であんたのこと、待ってるから」 「うおっしゃあああァー!!!」 爆音と共に真っ赤な槍がベッドから飛び出て、机上の目覚まし時計を吹き飛なした。 目覚まし時計は壁に激突し、人の頭よりデカい穴を開けてそこら中に瓦礫を飛び散らせた。 『こら、杏子起きろー。遅刻するぞー? 今日も学校であんたのこと、待ってるから』 目覚まし時計は無傷だった。さすがNASAの開発した新素材。キュウべぇを脅して手に入れただけのことはある。 ぐるぐると肩を回しながら時計を拾う。午前六時五十分。六時間ほどしか寝てないが、眠気など一切感じない。 シュッと軽くシャドウボクシングをしてみる。音速を超えた拳がスパン!という音を立てた。 いける。今日も。いや、この目覚ましを手に入れてからと言うもの、佐倉杏子は絶好調だ。マジMNK。(もう何も恐くない) 杏子は肌寒さを感じることすらなく、速やかに着替えを終えた。 杏子は引っ詰めていた髪の毛をほどき、髪に櫛を入れながら台所へと向かった。 1DKの安アパートの一角、その冷蔵庫に張り付けてある写真を手に取る。 制服姿のさやかの写真。杏子はちゅーと唇を突き出し熱いキッスを交わした。 牛乳瓶を取り出し、腰に手を当てて一気に飲み干す。 杏子は自らの可能性を信じている。背も伸びる。おっぱいも増える。 ぐんぐんと自分が大きくなって、さやかに相応しいレディとなるその日に向かって邁進する。 牛乳瓶を流しに置くと、冷蔵庫の中から手鍋を取りだして中身を小皿に出す。 逆さまにしたお椀を乗っけてレンジに突っ込み、そのまま身を翻して洗面所へ向かった。 戸棚からスキンローションを取り出して両手に塗り込む。 そのまま顔に触れると、丹念に塗り込むように肌をマッサージし、さらにドライヤーを使って髪をブローしていく。 くせっ毛の多い髪の毛に悪戦苦闘しながら、なんとか寝癖を絶滅させ、冷たい水で顔をすすぐ。 面倒など感じない。これも愛のためだ。愛は人を強くする。神様ってすげーことを言ったものだ。尊敬する。 鏡の脇に掛けてあったロザリオを取り、いくつかある髪留めのうち一つを選ぶ。十分ほどで身支度は終わった。 台所に戻ると、レンジを開けると中からは甘い匂いが漂ってくる。 お椀を取る。肉じゃがである。手作りである。まさに神の御技によるものである。 冷蔵庫を開け、おひたしと野菜スティックを取り出す。小さな電子ジャーを開け、どんぶり一杯に白米をよそう。 湯気を立てる肉じゃがと白米の前でロザリオにキス。神よ御糧に感謝します。 もう一度両手を合わせて頂きますをして、箸を取って食事に取りかかる。 ラブパワー。じゃが芋と豚肉の力と合わさり最強に思える。噛みしめて食った。 生野菜をバリバリと音を立てて囓り、鹿目家から貰ったおひたしをしんみりと味わう。 速やかに朝食は終了した。流し台に空になった釜を置き、水を満たして食器を突っ込む。 一服しよう。カップにインスタントコーヒーを入れてお湯を注ぐ。やはり朝はコーヒーだ。 角砂糖とミルクを入れてぐるぐると掻き回し、ゆっくりと熱い甘みを堪能する。 杏子とほむらはコーヒー派だ。もっとも集合頻度の多い巴邸では紅茶しか出ない。 言って見れば飲みっぱぐれだ。文句を言うわけではない。 マミの煎れてくれた紅茶は美味しいが、しかし、趣味趣向は変えられないのだ。 熱いコーヒーをぐいっと飲み干すと、喉の奥にぐっと炎が込み上げてくるようだった。 乱暴にカップを流しに置いて洗面所へと戻り、慎重に歯ブラシを選んで歯を磨く。 敢えて間違えてしまう手もあったが、唾液の交換ぐらいは本人に頼めばいい。 登校時間まではだいぶある。本当に目覚まし時計様々だ。今まではこんな明るい気分で目覚めることはなかったはずだ。 玄関へと掛けだした。さあ、みんなを迎えに行こう。 靴を突っかけて家を飛び出す。飛ぶように町並みを駆け抜けて、見慣れたいつもの並木道へ。 目的地に着く。まだみんなが来るには早いだろう。 制服が乱れてないかあちこちチェックしながら、脇道に隠れて時間を潰す。 時計をちらちら見ながら携帯を弄っていると、道の向こうから見慣れた奴らが歩いてくる。 今日も楽しい一日になりそうだ。 脇道から出て、いかにも偶然会ったように話しかける。 「よう。こんなとこで会うなんて奇遇じゃん」 おはよう。今日は何を話そうか。
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947 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/04/07(木) 23:37:11.04 ID:wLJyP214 - >>945
ほむらはきっと今のマミさんだって好きなはずさ…… でも、昔みたいにマミさんに接されてほろりと来るほむほむも萌え。
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