- 魔法少女まどか☆マギカで百合萌え 11
569 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/04/06(水) 07:22:06.21 ID:ylK5ZKlF - 後ろから「おい」と呼び止める声に振り返ると知らない人が立っていた。
赤い髪を一つに束ねたパーカーの女の子。どこかですれ違ったことでもあるのか、まったく見覚えのない人でもなかった。 でも、話したことはないから、因縁でも吹っかけられてるんだろう。 「…うちの学校じゃ、ないよね?」 「あたしは学校なんぞ行ってねぇ」 不良少女だろうか。まどかと仁美を後ろに隠すように一歩前へ出て、不良と目を合わせる。 「あぁ、いや、警戒しなくていいよ。あのさ、ちょっと質問なんだけど」 「…はい?」 まったく面識のない女子中学生への質問なんて、道を訊ねるくらいが相場だろう。 知っているような気がしていたから、地形くらい把握しているのだと勝手に思っていた。 そう考え出すと、やっぱりすれ違ったこともない気がして、なんだかもやもやとした。 目の前の不良(?)もおそらく今のあたしと似たような表情をしていて、躊躇うように口にした。 「…えーっと、その。あんたとあたしってどっかで会ったことあるか?」 「話したことはないはずだけど」 お互いに疑問を持っていることを考えるに、店ですれ違ったとか、それくらいの関係だろう。 目の前の不良(?)はあたしの返答に納得したのか、頷いて笑った。 「そうだよな。知らないよな」 「うん。他人だと思う」 「そっかそっか。変なこと聞いて悪かったね」 不良…じゃないか。女の子は懐からうんまい棒を出して、あたしに手渡す。 「これは?」 「お近づきの印。一人一本」 残り二本をまどかと仁美に渡して、女の子は満足そうに言う。 「あたし、しばらくこの街にいるからさ。もし会ったら飯とか分けてくれよ」 金がねーんだ。そう付け足して、眉をしかめる。睨むくらいならくれなくてもいいのに。 「ま、仲良くやんなよ。そんじゃまたー」 「ちょっと、待っ…行っちゃった」 やっぱり見たことのあるような後ろ姿。 知り合いだったの?あたしも知らない知り合い。 そんな掛け合いをまどかとして、あたしは一つの忘れ物に気づいた。 「名前、聞いてなかった」 こんな杏さや出会い編が見たい。杏子も記憶なくしてると個人的には嬉しい
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609 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/04/06(水) 13:43:30.61 ID:ylK5ZKlF - 杏子はさやかに会うまで他人とかどうでもよかったタイプだと思う
ほむほむが友達に固執してて、杏子が似たような境遇の誰かに肩入れしてるってイメージだ だから杏子はレズというよりさやかが運命の人みたいな風になってて 性的な意味合いを含んだ変態ネタはあまりあわないんじゃないかという個人的見解
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622 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/04/06(水) 15:56:14.04 ID:ylK5ZKlF - 杏さやはどっちも世話焼きなんだよなー
守られるよりも守りたい感じの二人 でも、どっちもだらしない部分があるから、どっちもお姉ちゃん的に見えるんだと思う つまり杏さやはどっちが攻めになってもいい。むしろ主導権の奪い合いが真髄のはず
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631 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/04/06(水) 17:05:18.31 ID:ylK5ZKlF - 愛されたくて愛してるはいいな
杏子が向けてくれた情を愛に誤認しながら腐る二人もアリだ あの二人って、ある意味では同族意識もあるんだと思う 杏子がさやかに見出だしているものと、さやかが杏子に求めるものって全く違うんだけど 同類なんていないって杏子が言ってたことから、二人の中に共犯意識があってもいい 爛れてても、清らかでも杏さやは素敵だ
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