- 【シェリル】マクロスFで百合萌えスレ3【ランカ】
585 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/03/26(土) 11:51:55.99 ID:dxvF/xBh - こんな時だけど、短いの1つだけ。
シェリランです。
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- 【シェリル】マクロスFで百合萌えスレ3【ランカ】
586 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/03/26(土) 11:53:08.07 ID:dxvF/xBh -
「どうかしたの?ランカちゃん。」 二人並んだベッドの上。 ジーッと、宙を見つめているランカに気づいて。 シェリルが声をかければ。 ランカはシェリルに笑いかけて、小さく首を横に振る。 「うそ。」 シェリルにそう指摘されて、ランカは苦笑を浮かべた。 その視線をまた宙にやり、手を伸ばす。 「歌が大好きで。みんなに歌を届けたくて…」 「でも、この世界は広くて。私はちっぽけで…」 「そんな私の歌がみんなに届くのかな…って、思っちゃって…」 不意に訪れた不安を口にして、ゆっくりとシェリルの方を向くランカ。 「なんて…こんなこと言ってたら、シェリルさんに叱られちゃいますね。」 伸ばしだ手をおろしかけたその時。 その手がとらえられる。 少しびっくりしたような表情のランカに、シェリルは微笑んで見せた。 「シェリルさん…?」 「バカね、ランカちゃんは。」 シェリルがランカの指に、ゆっくりと自らの指を絡めていく。
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- 【シェリル】マクロスFで百合萌えスレ3【ランカ】
587 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/03/26(土) 11:56:06.92 ID:dxvF/xBh -
「届かないなら、届けにいけばいいのよ。」 「あ…」 「私はそうしてきたし、これからもそうしていくわ。」 「シェリルさん…」 「たとえ小さくたって、歌(おもい)は届くのよ、ランカちゃん。それに…」 シェリルの優しくて真っすぐな瞳がランカを見つめる。 『You'll never walk alone』 歌うように告げられた言葉が、ランカの心に響く。 「ランカちゃんは、『ひとり』じゃないでしょう?」 ぎゅっ。 力強く握られる手と。 向けられた微笑みに。 ランカの頬は紅潮し、瞳にはうっすらと涙が浮かぶ。 「歌は魔法なんでしょ?届かないはずがないわ。」 シェリルが笑って言ってくれたことに。 ランカも瞳に涙を浮かべながら笑って返す。 「歌は祈命…はい、必ず届けます、シェリルさん。」 握られた手を握り返して、微笑みあう。 シェリルの肩に頬を寄せ。 祈るように繋がれた手はそのままに。 寄りそう温もりにひとりじゃないことを感じれば。 自然と二人の顔に笑みが浮かんだ。 「シェリルさん…」 「ランカちゃん…」 ただ名を呼びあって、瞳を閉じれば。 やって来た優しい睡魔に、二人して身を委ねた。
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- 【シェリル】マクロスFで百合萌えスレ3【ランカ】
588 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/03/26(土) 11:58:12.44 ID:dxvF/xBh - すいません…思わず書いちゃいました。
拙い文章で申し訳ないです。ごめんなさい。
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