トップページ > レズ・百合萌え > 2011年03月22日 > wVYFiOsW

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名無しさん@秘密の花園
魔法少女まどか☆マギカで百合萌え 8

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魔法少女まどか☆マギカで百合萌え 8
435 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/03/22(火) 02:48:22.23 ID:wVYFiOsW
>>421

弦楽器の、震える弦が空気を掻き鳴らし重なり合う音、音、音
好ましいはずの音は、私の気分をダウナーにしながら脳みそを掻き回す。
私は何を、と思うことも出来ない。

そこに、二人の少女。
一人はよく知る、代えようもない親友のまどか
もう一人は知らない人だ。仁美ではない。赤い長髪、赤い衣装、赤くない槍。
まどかが何かを言っているような、いないような。
聞こえない。
私の頭は弦にぐちゃぐちゃにされてよくわからない。よくわからない。

音が止むと、壊れた蛍光灯のように恭介の影が、出て、消えて、出て、消える。消える。
よく、わからない。

音、弦の音ではない、初めて聞こえた異質な音に振り返る。
まどかはいない。まどかもいない。
赤い少女が燃え上がる。何か、言われた気がした。


「………また、か」
最近、眠る度に奇妙な夢に引きずり込まれている。
嫌な夢だ。
幼なじみの恭介の事故はやはり私にも酷く影響を与えているのだろうか。
たかが夢、なのだが気にはなる。
赤いものなど殊更に意識してしまう。リンゴですら不躾に私の頭に侵入してくるざまだ。

赤い知り合いがいなくて助かる。

…赤い知り合いとはなんなのか。頭を過ぎった言葉に自問する。
わけがわからない。このままではよくない。
今日が休みでよかった。早急に切り替えて買い物にでも出かけよう。

外に出て、伸びをするとなかなか気分がいい。今朝の夢も忘れられそうだ。
天気も良く、お日様の光が心まで
「初めまして、美樹さやか。私は暁美ほむら。こちらが佐倉杏子よ」
「あー……どうも」

赤い、赤いよこの人。
「……人違いじゃないですか? 私、用事があるので」
「些細な用事なら捨て置きなさい、美樹さやか。貴女は佐倉杏子と共にならなければならない」
「な、なんなんですか、あなたたち」
「貴女には関係ないことよ。では杏子、後は頼むわ」ファサッ

あっ……黒い人が消えた。
「あの、えっと……」
「…あんた、あいつの知り合い?」
「いやぁ、ちょっとわけがわからないです」
「……私もさ、さっきまで家にいたはず、なんだよね」
「…………はぁ」
「…………うん、帰るわ。なんか意味わかんないし」
「…………お気をつけて」
「…………あぁ、じゃあな」

なんだこれ
魔法少女まどか☆マギカで百合萌え 8
525 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/03/22(火) 18:42:38.92 ID:wVYFiOsW
五話でほむらが来ずにまどかが契約してたら杏子詰んでたね
最強最悪の素質を持つまどかさんの意向には逆らえない

まどかさんに「どうして仲良くできないの?」とか言われて弓を構えられたらもう謝るしかない
魔法少女まどか☆マギカで百合萌え 8
586 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/03/22(火) 22:24:19.61 ID:wVYFiOsW
>>566を見て書かずにはいられなかった

杏(今日は何して時間潰すかなぁ……あれ?なんか見覚えある後ろ姿…)
マ「えいっ……そのまま…そのままよ……そう、いい子だから……あっ!……あぁぁ…」
杏(巴マミ。へぇ、あいつもこんなとこ来るんだね、意外なもんだよ)
マ「もう…なんで取れないのよぉ……後一回、次、次で取れなかったら終わりにするんだから」
杏(UFOキャッチャーね。独り言だすまで熱中してら。これは後一回じゃすまないだろうな)
マ「そうよ……頑張って、持ち上げ………あぁぁぁ…」
杏(よく見りゃアームもかなり緩めに設定されてんなぁ。トーシロには厳しいか)
マ「あと少し……ほんの少しなの…………」
杏(諦めるか?まぁ無理だろうな。貯金箱とはよく言ったもんだね)
マ「…………これ、このお札が最後の一枚よ……これ以上は無理だわ」
杏(あ〜あ、両替機に走っちまった。完全にドツボだね)

両替中

マ「よかった…まだ誰も手をつけてないわ」
杏(あの間に私が取ってたらどうなったもんかね)
マ「チャンスは限られてるわ……一回たりとも無駄に出来ないんだからね」
杏(あぁ、横から覗いて距離測ってるよ。あるある)
マ「……集中するのよ、巴マミ」
杏(さて、いくらかかるかな)


マ「なんてこと……信じられないわ…この………私、が…」
杏(これはひどい。私が見てるだけで二千円か。店にとっちゃ完全にカモだね)
マ「あぁ……私のネコちゃん……」
杏(いやいや、まだあんたのじゃないからね)
マ「私が助けないと……他に誰がやるっていうのよ」
杏(誰かがやるだろ。……あいつが諦めたら私が取ろうかな)
マ「最後……これが本当に最後……正真正銘最後よ」
杏(まぁ流石に財布も限界だろうな)
マ「お願い……神様!」
杏(祈ってどうなるよ。操作するのは自分だろうに)
マ「……えっ? あれ? 取れた! 取れたわ! ぃやったぁぁ! あははは! ネコちゃ〜ん! 私のネコちゃ〜ん!!」
杏(取っちまいやがった。やるもんだね。しかし、巴マミに捕られるなんて不幸な猫だよ)
マ「可愛いなぁもう! あはは、よしよし、すりすり、もふもふだねぇ〜、名前もつけてあげるわ! マルティローニちゃん!!」

翌日マルティローニは元気かと聞く杏子と狼狽するマミさん


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