- リリカルなのはで百合萌え(燃え)36い夜も二人でなら
272 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/02/15(火) 14:00:54 ID:yBirv2+6 - ヴィヴィオ「アインハルトさん! これ、バレンタインのプレゼントです!」
アインハルト「ば、ばれんたいん……ですか?」 ヴィヴィオ「はい! 私のママたちの故郷の風習で、今日は友達や恋人とか大事に想う人にプレゼントを贈る日なんです。プレゼントとは言っても、お菓子とかでいいんですけどね」 アインハルト「……そんな行事があるのですか。申し訳ありません、何も用意してなくて……」 ヴィヴィオ「そんな、私が勝手にやってることなんですから謝らないでください。これを受け取ってくれるだけでいいんです」 アインハルト「ヴィヴィオさん……はい、ありがとうございます。開けてみてもよろしいですか?」 ヴィヴィオ「もちろんです!」 アインハルト「これは……チョコレートですか?」 ヴィヴィオ「はい! お口に合えばいいのですが……」 アインハルト「いただきます。……っ!」 ヴィヴィオ「ど、どうですか……?」 アインハルト(に、苦い……甘味がまるで無い……?) アインハルト「……あの、ヴィヴィオさん。これはヴィヴィオさんがお作りに?」 ヴィヴィオ「あ、はい。私、普通のチョコって甘すぎると思うんです。だから唯一私がおいしいと思ったチョコをベースに作ってみました」 アインハルト「その……チョコとは?」 ヴィヴィオ「カカオ99%ってチョコですけど、知ってますか? あれ、甘さもちょうど良くて大好きなんです。みんなは苦いって言って嫌がるんですが、アインハルトさんは苦い方が好みかなと思いまして」 アインハルト(これがちょうどいい!? 一体どんな味覚を……いや、ヴィヴィオさんの味覚は確かなはず……ならば何故?) ヴィヴィオ「もしかして、お気に召しませんでした?」 アインハルト「……いえ、そんなことはありません! とてもおいしいですよ!」 ヴィヴィオ「それならよかったです」 アインハルト「ヴィヴィオさんは意外に苦いものがお好きなのですね」 ヴィヴィオ「え? うーん……昔は苦手だったんですけどね、ピーマンとか。今は甘いものがやたらと甘く感じてしまって……そういえばママたちと一緒に食べると余計甘く感じるような……?」 アインハルト(それだ……!) アインハルト「あの、ヴィヴィオさん。差し支えなければこれからヴィヴィオさんのお宅にお邪魔してもよろしいですか?」 ヴィヴィオ「え!? も、もももちろん大歓迎です!」 あれ、やっぱり綺麗に落ちない?
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