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P.N.ハク姉大好きっ娘さん ◆baWm.IlkH2
名無しさん@秘密の花園
【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合4【リン・ルカ】

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【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合4【リン・ルカ】
563 :P.N.ハク姉大好きっ娘さん ◆baWm.IlkH2 [sage]:2011/02/06(日) 19:36:47 ID:FIpbeKPg
>>556
ダンサーミクさんとハク姉さんでカラメロ、
ハク姉さん×ハク姉さんでカンタレラやって2828が止まらなかった人ならここにいますww

さぞかし不審者だっただろうなぁorz


さて、なんだか最近豊作でほくほくなので、便乗して投下しようと思います
相変わらずのマスハクでえろくないです
次から投下しますー
【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合4【リン・ルカ】
564 :P.N.ハク姉大好きっ娘さん ◆baWm.IlkH2 [sage]:2011/02/06(日) 19:39:01 ID:FIpbeKPg

「今日寒っ!」
「こたつから出たくないですね…」

もうすぐ午前2時。
明日はお休みだからと夜更かししていた私達。
流石に眠くなってきたので寝ようかとしていたところで、
マスターさんが自分の両腕を擦りつつ、寒さに大いに震えながら戻ってきた。

「家の中で凍死するよ、マジで!」
「こたつで寝てもいいですか〜…?」
「ダメ、風邪引く」
いそいそとこたつに入ってきたマスターさんの足が寒さを物語っている。
はぁ…、とこたつの暖かさに溜息をこぼしつつ、
「ねぇねぇ、もう2月で寒さのピークって感じで寒いじゃん?」
マスターさんが何故か嬉々として聞いてくる。
キラキラしたマスターさんの表情に、嫌な予感を抱きつつも、
「そ、そうですね」
「だからさ、一緒にベッドで寝ようよ!」
「えー…」
やっぱり。
「えーってなに、えーって」
私達は同じ寝室で寝てはいるけど、マスターさんのベッドを私が使っていて、
マスターさんは、私の寝るベッドのすぐ側に布団を敷いて寝ている。

ちなみに今の寝床に落ち着くのに紆余曲折あったのは言うまでもない。
「ハク姉がベッドで寝ないならあたし、玄関先かベランダで寝てやんよ!全裸で!!」
とか言い出して大変だったのを思い出す。


…それはさておき。
それでも、布団だと床からの寒さが直に伝わって寒そうだからどうにかしてあげたいな、とは思っていたけど。

「ま、マスターさんと同じお布団で寝ようとしても、様々な意味で寝れない気がしますっ」
「わ、あたしってば信用ないのね…」
マスターさんは分かりやすく拗ねた。
でも、一緒に寝ても寝れないのは多分事実だと思う。
「んじゃあいいや、変なこと言ってゴメン」
「え、あ…はぁ」
きっと駄々をこねるだろうと思っていたのに、マスターさんはあっさりと諦めてしまった。
【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合4【リン・ルカ】
565 :P.N.ハク姉大好きっ娘さん ◆baWm.IlkH2 [sage]:2011/02/06(日) 19:41:33 ID:FIpbeKPg

最近、妙にマスターさんが引き下がってしまうから調子が狂ってしょうがない。

「い、いいんですか?」
「ん?まぁ、別に死なんでしょ。今まで死んでないし」
PSPでDIVAをぺちぺちとやりながら、眠そうに答えるマスターさん。
「それにさ」
マスターさんが手を止めて
「あの冷たい布団を自分の体温で温めてぬくぬく寝るのも嫌いじゃないんだよね♪」


…何だろう。
すごく悲しくなった。

そうだ、そういえばマスターさんを起こすとき、最近いつも布団の中で丸くなってる。
まるで冬眠中のカエルみたいに。

「よーし、あたしもう寝るよ?」
「え、ちょっと…待って!」
コタツから出て、自分の部屋に向かおうとするマスターさんの足を掴んで引き止める。
「?」
「い、いいですよ、一緒にベッドで寝ましょう」

…私の言葉で、マスターさんの笑顔がこれ以上にないくらい輝いたのは言うまでもない。




「ふあー…やっぱり人と寝ると、布団の暖まり具合が違うさねぇ」
「そ、そうですね」
人と同じ布団に寝るのは初めてで、思わずどきまぎしてしまう。
「…眠っ」
辛そうにマスターさんは欠伸をすると、
「じゃ、あたしもう寝るね?おやすみー…」
「えっ、あ…え?」
何かされるんじゃないかと身構えていたのに、眠気には勝てなかったのか、
マスターさんはこれまたあっさりと、私に背中を向けて寝てしまった。
「……」
これはこれでなんだか寂しい。
多分、「様々な意味で寝れない気がする」って言ったのを気にしてるのかもしれないけど。

「さ、寒いから…ですからね」
自分に言い聞かせて、マスターさんの後ろから抱きつく。
ふわふわといい匂いがして温かい。
「ん…私も、眠いかも…」
マスターさんの背中に顔をうずめて、私は目を閉じた。
【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合4【リン・ルカ】
566 :P.N.ハク姉大好きっ娘さん ◆baWm.IlkH2 [sage]:2011/02/06(日) 19:45:12 ID:FIpbeKPg
―――――――

「むがっ」
自分のいびきにびっくりして起きる。
「〜っ、……むぁ?」
伸びをしようとして違和感に気付いた。
ハク姉の腕がお腹に回ってきている上に、背中になにかふにふにするものが当たっている。
「ハク姉…?」
後ろにいるので顔は見れないが、安らかな寝息が聞こえる。

「……ハク姉のがちょっかい出してんじゃんよ♪」
そう言えば昨日、
「マスターさんと一緒じゃ様々な意味で寝れない」って言ってたのを思い出して、
思い出し笑いがこぼれる。

ハク姉が起きたら、ちょっとからかってあげよう。

そう思ったあたしは、温もりを思う存分堪能しつつ寝たフリして、
ハク姉が起きるのを待つことにした。


―――――――

「むにゅ…んー…」
目を覚ました私は、まだまだ寝ぼけていて、抱きしめていた枕に…枕?
「っ!?」
はっとして顔をあげると、枕と思っていたのはマスターさんの背中だった。
そういえば昨日、寝る前に…!


どうやらマスターさんはまだ寝ているみたいで
(よ、よかった、起きてたら何を言われるか…起きないうちに早く…)
起こさないようにそーっと、お腹に回していた手を引っ込めようとしたその時。

がしっ!

「ひぇっ?!」
思いっきり手を掴まれた。
そして程なくして、マスターさんのしてやったりな挨拶が聞こえた。
「んっふっふー♪おはよ、ハクねぇ」
「まっ、マスターさん、まさか起きて…」
「そうねぇ、つい2時間くらい前にねぇ?」
「寝たふりしてたんですね?!」
ちなみに、話しつつ手を引っ込めようとしているのは相変わらずなんだけど、まるで敵わない。
【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合4【リン・ルカ】
567 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2011/02/06(日) 19:48:47 ID:FIpbeKPg

「んにゃ、いいと思うよ?あたしは」
「な、なにがですか!」
「んー?「様々な意味で寝れない気がする」とか言っておきながら、
あたしが寝てるスキにちょっかい出しちゃうツンデレなハク姉も悪くないなぁ、ってね♪」
「っ…」
マスターさんは満足そうに頷くと、
「ね、そっち向いていい?」
「ダメです!それこそなにされるか分かったものじゃ」
「大丈夫大丈夫、変なことはしないから!ね?」
と言いながら器用に私の方に向きなおした。
手は相変わらず離してもらえないまま。

「おはよ、ハク姉♪」
「さ、さっきも」
「いや、ハク姉のおはよう聞いてない」
「あ…ぅ、お、おはようございます、マスターさ…んんっ?!」
言い終わらないうちに、マスターさんの唇が軽く触れた。
何事かと理解できないでいると、マスターさんは私の胸に顔をうずめて
「そっかそっかー♪」
「…なんですか?」
そのまま、胸に顔をうずめたまま今度は私を抱き締めると、至極幸せそうに言った。
「今日からはハク姉を抱きしめて寝れるのかー♪」
「ちょっ…?!」
「それに、おはようのちゅーをしたってことは、おやすみのちゅーも、行ってきますとただいまのちゅーもOKってことだね!」
「なんでそうなるんですか、新婚さんじゃあるまいし」
相変わらずの発想の飛躍っぷりに、怒る気力も削がれる。
「いいじゃんさー、あたしだって甘えたい時くらいあるんだよ?」
【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合4【リン・ルカ】
568 :P.N.ハク姉大好きっ娘さん ◆baWm.IlkH2 [sage]:2011/02/06(日) 19:54:35 ID:FIpbeKPg

「…はぁ…はいはい、分かりましたよー」
「お?」
「ただし、度を過ぎたら怒りますかr」
「先に言っとく!ついうっかり度を過ぎたらゴメン!」
「マスターさん?!人の話を」
「わーい、ハク姉のお墨付きー♪」

『お墨付き』の使い方を間違ってるような気もするけど。
「まぁ…いいかな…」
「んー?どしたのハク姉?」
「なんでもないですっ」
「そう?」
答えるかわりにマスターさんの頭を撫でる。
「えへへ…♪」
幸せそうなこの表情を見てると、別に冬の間だけじゃなくても、一緒に寝てもいいかな、なんて思う。
決して言わないけど。


「あ、そういえばマスターさん?」
急に大人しくなったマスターさんに声を掛けるが、
「……」
「マスターさん?」
「……zzz」
「早っ」
いつの間にか寝てしまっていたマスターさん。
これまた幸せそうな寝顔のマスターさんを起こすワケにはいかないので、私も二度寝することにした。
朝ごはん…じゃなくてお昼ごはんの献立を考えながら。
マスターさんの柔らかい温もりを、贅沢に味わいながら。
【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合4【リン・ルカ】
569 :P.N.ハク姉大好きっ娘さん ◆baWm.IlkH2 [sage]:2011/02/06(日) 20:02:03 ID:FIpbeKPg

…以上ですー
また名前入れ忘れ…orz

ホントはマスターが寝たふりするとこで終わってたんですが、なんか微妙だったので急遽続きを書いた次第ですw

あと、遅くなりましたが>>481さんありがとうございます!
これからもちまちまやっていくつもりですので、よろしくお願いしますm(__)m

それではー
【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合4【リン・ルカ】
572 :P.N.ハク姉大好きっ娘さん ◆baWm.IlkH2 [sage]:2011/02/06(日) 20:27:50 ID:FIpbeKPg
>>570
おわー!なんたる偶然!
ありがとうございます!嬉しい限りです(*´ω`*)

>>571
ありがとうございます!
そう言って頂けると、書き手冥利に尽きる、ってものです(*´ω`*)


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