- ◆◇【広域】 鹿児島県鹿児島市スレ23◇◆
562 :名無しさん[]:2019/01/09(水) 11:05:14.06 ID:ah4F9Wyk - マリンポート整備で渋滞緩和へ
鹿児島市の「マリンポートかごしま」について県は、今年夏にも高速船の発着が可能な浮き桟橋を新たに導入することにしました。 県は観光客増加で発生する交通渋滞の緩和とともに、船の乗り継ぎを可能にすることで、県内各地へ経済効果を波及させたいとしています。 【マリンポートかごしまとは】 鹿児島市にある「マリンポートかごしま」は、海外との交流を促進するために港湾機能を強化しようと、鹿児島港の中央港区に整備された広さ24ヘクタールの港湾施設で、平成19年から利用されています。 県の調べでは、鹿児島港に寄港するクルーズ船の旅客数は去年、過去最高の27万3千人となるなど年々増加していて、県は大型クルーズ船の誘致や港湾整備を進めています。 一方で、港からの主な移動手段であるバスが増え続けているため、県道217号線のいわゆる「産業道路」や国道225号線など周辺道路の渋滞が大きな課題となっています。 【今回の施策は】 このため県は、「マリンポートかごしま」の西側の護岸に長さ33メートル、幅14メートルの浮き桟橋を新たに設置することにしました。 浮き桟橋を設けることで、高速船が接岸できるだけの水深が確保され、乗客の乗り降りが可能になるということです。 現在のところ、本港区と指宿港などを結ぶ航路を持つ船会社「種子屋久高速船」と指宿市の2つの港と南大隅町の根占港を結ぶ船会社「なんきゅうドッグ」が利用を予定しているということで、県は、およそ4500万円かけて浮き桟橋を整備することにしています。 【このほかの整備事業】 「マリンポートかごしま」をめぐっては、国が78億円を投じて22万トン級という世界最大クラスのクルーズ船が接岸できるよう、今年3月から岸壁の整備が始まる予定で、これに伴い、クルーズ船の運航会社が旅客ターミナルを設置するほか、県が駐車場を整備する計画です。 現在は、16万トン級のクルーズ船が接岸できる岸壁がありますが、長さ410メートルの岸壁を新たに整備し、2022年の運用開始を目指しているということです。 【渋滞緩和策は】 一方、課題となっている渋滞緩和に向けては、国土交通省が鴨池港区と中央港区を結ぶ2.4キロの臨港道路の整備を2022年度の完成を目指して進めていて、浮き桟橋の設置とあわせて交通渋滞の緩和やアクセス向上による経済効果の県内各地への波及を見込んでいます。 県は「クルーズ船を利用する観光客が船を乗り継げるようにすれば、周辺の渋滞緩和や観光地への新たな周遊ルートの開拓にもつながる。国やクルーズ船の運航会社と連携しながら着実に整備していきたい」と話しています。 https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20190108/5050005342.html
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