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170 ：名無しさん＠京都板じゃないよ[]：2019/11/03(日) 09:31:39.53 ID:CDUxUqvTM - 閲覧注意
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- 【京の】貴船神社【奥座敷】 2
3 ：名無しさん＠京都板じゃないよ[sage]：2019/11/03(日) 11:12:43.63 ID:CDUxUqvTM - あめのわか彦、みことのりを 受けきたり くだる。
だが たくさんの くにつ神のむすめを めとりて、八年を経て かへりごともうさず。
天照大神、おもいかねの神を召して、その来たらざるかたちを問いたまう。
キギシを使わして候せしむ
キジ飛び下りて あめの若彦の門の前の 聖なる ゆつかつらの枝の先に居て鳴き曰く
「あめのわか彦、何のゆえにぞ、八年の間、いまだ かえりごともうさぬ」と。
時に くにつ神有り、あまのさぐめ ともうす。そのキジを見て曰く
「鳴く声のあやしき鳥、この樹の上に在り。これ射るべし」
あめのわか彦、高皇産霊尊（たかみむすひのみこと）から賜る"あまのかご弓" "あまの羽羽矢"を取りて、これを射る。
矢は 使者のキジの胸をつらぬき、遂に高皇産霊尊の みもとに至る
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4 ：名無しさん＠京都板じゃないよ[sage]：2019/11/03(日) 11:13:33.47 ID:CDUxUqvTM - 時に高皇産霊尊 その矢を見て曰く
「これは昔、あめのわか彦に賜ひし矢なり。今 何の故にか来つらむ」とのたまひて
矢を取りて 呪い曰く
「若し 悪き心もて射ば、あめのわか彦は これ遭害なむ。若し きよき心もて射ば 羞無あらむ」とのたまふ。
還して投げ下ろしたまふ。
その矢、落ち下り、あめのわか彦の胸上にあたりぬ。
矢にあたりて立ちどころに死にき。
これ世の人、いわゆる「返し矢おそるべし」の縁起也。
※引用出典が混ざってます
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