- 【富士山】浅間大社・浅間神社
818 :名無しさん@京都板じゃないよ[]:2019/02/28(木) 09:42:26.51 ID:u7qm8jVk0 - 明治まで過去の天皇を神社の祭神として祀った例はなかった。唯一の例外は崇徳天皇である(※)。
しかし崇徳天皇は怨霊になってしまったので、その祟りを封じるために神と祀ったのである。 神として奉戴すれば機嫌がよくなり怒りも鎮まるだろうと考えたのだ。 天皇は現人神(あらひとがみ。人間としてこの世に現れた神)なのだから、人間として生きている 間だけが神。死ねばそれまでなのである。天皇を拝みたければ今生きている天皇を拝めばよい。 死んでしまった天皇を神社の祭神として崇拝の対象にするなど、宗教として健全なことではない。 ※ 八幡宮では八幡神は応神天皇であるとしているところが多い。これに父の仲哀天皇や 母の神功皇后、重臣の武内宿禰などを取り混ぜ、全員を総称したものが八幡神であると説明 している神社もある。しかし、これらの人物たちは実在しないと解するのが普通。 八幡神という神が訳の分からない神なので(つまり古事記にも記紀にも出てこない)、 そのままだと官幣社にできない。 そこで記紀に出てくる実在しない天皇や皇后たちを無理矢理にあてはめて、とりあえず説明の つく形にしたということだろう。(戸籍のない神に戸籍を与えたようなものか)。
|
|