- 岡田有希子を語るスレッド 102
896 :なんてったって名無しさん[]:2023/09/10(日) 18:16:38.21 ID:saWWSrZL - 三羽烏は架空請求業者のひつこい取り立てと脅しに似てきたw
>>893 ぜんぜんちゃうな心理学的根拠からの話だぞ それに私は集団でなくロンリーウルフだ カール・グスタフ・ユング心理学から 神話を発展させる ____『ヨブへの答え』におけるユングのキリスト教再解釈_____ 東北大学 大学院文学研究科・文学部 死生学・実践宗教学専攻分野 教授 by高橋 原より あらゆる対立は神のものであり、それゆえ人間はそれを引き受けなけらばならず、 また人間がそれを引き受けることによって神は人間の対立性を含めて人間を占有した。 すなわち受肉したのだという認識である。人間は神の葛藤によって満たされる。 ・・・救いとは一方で重苦しく頼りない無意志という苦しい状態からの救済であり、他方では神の対立性に 気づくことである。・・・この方法によってのみ、「神の像」が、神の人間化が、実現する。 まさしくこれがヨブの体験であり、キリスト教徒が体験すべきことであり、そして後に観るように、 ユングの原体験でもあるのだ。[85頁] ヨハネの黙示録 以上のような、神の対立性の認識に始まる「神の人間化」の進展という キリスト教解釈は、実は、これまで正統的プロテスタントには軽視されてきた『ヨハネの黙示録』によっても支持される。 ユングによれば黙示録には神の対立性とともに、神話の発展すべき方向が示されているのである。 『ヨハネの黙示録』には口から両刃の剣が出ているキリストや、七つの角と目を持った怪獣のような小羊など、 恐怖を催させる神のイメージが際立っている。 七つの封印が解かれるたびに生じる天変地異は「長い間塞き止められていた否定的な感情の爆発」である。[113頁] このような神の否定的な側面は、キリスト教の神話の発展史の文脈の中に置いて見るときに初めて、 善なる三位一体としての愛の神を補償するものとして意味を持ってくるのである。ユングは述べる。 『ヨハネの黙示録』の幻視の目的は・・・それを見る人に神の測り難しに対して眼を開かせることにある。 ・・・ヨハネが神を愛したからこそ、・・・「グノーシス」・神の認識・が彼にふりかかった・・・ 彼はヨブと同じようにヤハウェの狂暴な恐ろしさを見てしまったのであり、それゆえその愛の福音が 一画的であることを体験して、それを恐怖の福音によって補ったのである。 神は愛されるが、また恐れられなければならない。[129頁]
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