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98 :なんてったって名無しさん[]:2011/01/02(日) 23:14:36 ID:+Wl4cxff - D「Circle T」(14曲)
とうとうおニャン子クラブの最後のオリジナルアルバム。豪華二枚組。 この1枚目はソロやユニットでの曲がメインになっています。 14曲とは言っても最初と最後にOPとEDの曲があるので、歌は実質的には12曲。 まずOPの「サークル」なんだけど、これが良い。何かこれからとても楽しいことが始まるような、 例えるなら当時のディズニーランドのエレクトリカル・パレードの音楽のような雰囲気のある曲。 このワンクッションを入れることによって、よりアルバムの世界に入り込める効果があると思う。 トップバッターはその子で「プリズム」。他のメンバーには悪いけど、その子は一人だけレベルが違う感じがする。 自身による作曲であり、表現力も高く声の伸びもあって、はっきり言って満点です。 あとはソロデビュー順に曲が進んでいくんだけど、国生の曲「圧巻!FLASH UP」が面白い。 相変わらずの国生の全力疾走のノリが楽しい。「バレンタイン」以降の国生の曲って何だかどれも 似たようなテイストがするんだけど、でもそれがかえって持ち味になってるというか、歌は決して上手くないけど 小細工をしない(できない)ところが国生の魅力なんだと思う。 その次は福永の「ONE WAY ROAD」。福永は卒業してからは何となく存在感が薄くなって、病気になって知らない内に 引退していたちょっと不遇なメンバーというイメージがあったんだけど、けっこう良い曲を歌ってたりしてたんだよね。 この曲も爽やかで福永のキャラにぴったりと合ってる。あと親友だった国生と曲順が並んでるのがちょっと微笑ましい。 高井ももちろんソロで「こんな空の下で」を歌ってる。もうこの頃は歌にも自信が付いて非常に落ち着いてる印象。 夕ニャンで「約束」を歌いながら号泣したりとか、多少不安定な時期もあったみたいだからね。 それと順番は4曲後だけど、ゆうゆも「ちょっとほの気のタイミング」を歌っている。 こちらはいかにもゆうゆっぽい遊び心に溢れた曲。いなせとか、十八番(おはこ)とか、ほの気とか、言葉遊びも楽しい。 しっとりとした高井の曲、元気いっぱいのゆうゆの曲、正反対な2人の曲を聞いていると、 うしろゆびって2人の個性の絶妙なバランスで構成されていたユニットだったんだなと改めて気付かされる。 うしろゆびも大好きなので、今思うとこの2人が選ばれて本当に良かった。 満里奈の「次のページを開いて」。満里奈の曲って短編小説のような物語性があって、他のメンバーとは一味違う趣があるように思う。 ”空港で帰省してくる彼氏を待ってる”という物語の主人公にすっぽりとハマッている満里奈の姿が目に浮かぶ。 あと満里奈の曲って、歌詞に出てくる小道具がいちいちオシャレな気がする。この辺もかなり気を配っていたんだろうなあ。 ラズベリー色のセーターとか、ボートハウスとか、ペーパーナイフとか、Lがかすれてるタイプライターとか。 ラストは最後のユニットであるうしろ髪の「雲の上はいつも」。うしろ髪も良い曲が多いけど、この曲も大好き。特に歌詞が好き。 「雲の上はいつも良い天気、嵐も雨もないよ〜」という歌詞にいつもほろっ、とする。何でだろう。 この歌詞って恋愛ソングのようでもあり、友達を励ましている歌のようでもあって、その辺をあえてぼかしてるのが良いなあ。 そしてそのままの流れでEDへ。完璧です。
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