- ゴー宣道場 211
373 :名無しかましてよかですか?[]:2019/06/17(月) 16:25:11.44 ID:wG66oQOg - >>367
ネコは、暗くて狭い所に身を置くことを好むそうだ。長い年月、鎖国していた時代の日本人の感性も自然とそうなっていったのかもしれない。 林子平や長井ウタや坂本竜馬などは、突然、昔の日本人のDNAを持った人間が、幕末に出現した感がある。 坂本は、勝海舟の国力を付ける為の方法を聞き、即座に資本主義経済を教えてもらったわけでもないのに その根本を悟り、強い統制の国では、国は、富まない。自由な海洋交易こそ国を富ませる源泉がると感じている。 大政奉還の時に坂本竜馬は、西郷隆盛と大久保利通に新政府の閣僚案を持っていった。例の徳川慶喜を閣僚に入れるかどうかで、 大久保、西郷と一悶着あった時のことだ。しかし、そのことの問題ではなく、西郷が閣僚人事に坂本の名がないことに気がつき、 「坂本さん、おはんの名がありもはんが?」と問うと坂本は、「わしゃ、貿易やるじゃけに」と答えている。 私は、坂本は、私利私欲で言ったわけではないと思うのだ。国力を蓄える元は、貿易である。貿易をするには、商社が必要になる。 日本の資本主義を欧米のように開花するには、その商社を大きくし、大企業をたくさん作らなければならない。 そこまで見据えていたはずである。ネコは、用心深い専守防衛型である。広く前方展開した守りが、効果的、効率的であることを知らない。
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