- 天皇論 74
989 :名無しかましてよかですか?[sage]:2012/10/27(土) 22:04:03.08 ID:nHDahFjB - >>987
天皇の皇統が神聖な血統として持続したのは男系だから。 小林や園部の「女系」では無理。直系卑属男女の第一子相続は要するに民間の財産相続における年長の兄弟の優位と同じで世俗そのもの。無私性のかけらもない。 直系卑属が絶えて傍系に移行すれば、アカの他人そのものが相続する事になる。 本来の女系である母系継承は可能性はあるが父系と比較した場合、継承を持続する為には女性自身が出産育児とかかわらなければならない。これも私そのもの。 より神聖な聖職者により聖化戴冠される存在としてしか持続しない。 世界的に祭祀の血統が父系出自であるのはこのため。また祭祀は絶やすわけにはいかないので直系を重んじるにしても傍系を認める父系出自による継承となる。 継承資格が特定の父系出自集団に属する事であれば、非常に断絶しにくい。皇統が持続したのは祭祀継承に普遍的な継承方法をとっていたから。 ただ父系皇統が既に存在する事を前提にすれば、例えば、母系后統はこれと併存する事は可能だ。母系単独では無理。大規模な人間集団で持続した例はない。
|
|