- 【よしりん援護隊】一騎打ちトピ 2
200 :沢尻 ◆jw87SigjKs []:2011/04/21(木) 00:05:11.35 ID:IIa036xZ - >>190
>そりゃそうさ、その宗教が詐欺まがいの事を平気でやり出したら、脱退するのが普通だろ そうか、アーガ氏の心を揺さぶった「戦争論」も「宗教」のひとつの「経典」に過ぎないというわけだな。 だったら信仰の対象を変えるのも自由だ。ちょっとがっかりしたけどな。 >でも今回は小林は間違ってないと、全て正しいと言うわけだね 全て正しいなんて思ってるわけないし、俺はこのスレでも書いたように「歴史解釈論争」に結果的になって しまってる部分は評価していない。ただ、この間「新天皇論」読み返したらその部分はかなり削ってあった のでね、あの本を単体で評価する場合にはそのマイナス面も俺の中ではかなり減った。 しかし、疑問点があったところで、俺は「全否定」なんかには走らない、というだけのことなんだよ。 >小林は女系教という宗教に入ってしまって周りがみえなくなってしまっているんだよ。 そんな「宗教」が小林よしのりが天皇論を始めるときにあったとは思えないがな。小林よしのり自身が 「女系容認」しかないと判断して、描きまくった、という、いつもの「ゴー宣」のパターンにしか見えないな。
|
- 【よしりん援護隊】一騎打ちトピ 2
202 :沢尻 ◆jw87SigjKs []:2011/04/21(木) 00:27:13.41 ID:IIa036xZ - >>191
うん、男系派は尊皇派ではないように俺も思う。 この考察は別スレでさんざんやったが、愛国思想を危機感に用いるのが尊皇派。 愛国思想を自国の自慢のような安心感に用いてしまうのが保守派、かもしれない。 三島由紀夫が亡国の危機を早すぎるほどにいち早く嗅ぎ取って、自らの人柱をもって、 小林よしのりの出現まで、この国の溶解を必死に押しとどめていた。 その三島由紀夫が「女系容認」していた意味をもっと考えるべきだな。 >>192 意識的なのか無意識的なのかはもちろん判断つかないけど、新天皇論の内容が その領域にまで踏み込んでしまってることには疑いの余地がない。 思想的にはほんとにスリルがあってダイナミックな話が描かれてるんだけどね、 時事問題解説本程度にしか読んでこなかった読者が多かったとしたら、そんな読者は 切り捨てた方がいいだろうな。もともと5万部以上が常に売れるならば、不況に関係なく 出版業界においては驚異的な数字だからね、昔から。
|
- 【よしりん援護隊】一騎打ちトピ 2
204 :沢尻 ◆jw87SigjKs []:2011/04/21(木) 00:45:28.33 ID:IIa036xZ - >>198-199
だからそれは新田が勝手に「歴史論争」にしてしまってるからなんだよ。 あいつは「ゴー宣」のファンだったと言いながら、まったく「読み方」がわかってなかった、そこらにいる ネットウヨクと同じ程度の頭の持ち主だったというだけの話。もし今のような批判をするなら、それこそ 歴史学者として「戦争論」にこそ噛み付いてなきゃおかしいんだよ。「文献」を自らの「思想」の「道具」に 使うというのは「戦争論」の頃からやってることで、だからあれを「学会」で審査されるような「論文」と 受け取った読者は誰もいなかったはずだ。しかし自分に火の粉がかかったら勝手に「論文」と見なして 「歴史解釈論争」の土俵に引きずり込む事しか出来ない。学者云々以前に「読解力」がないんだよ。 >「女系を支持するから」その一点で歴史を利用としたと言われても仕方ない。 それ、当たり前ではないか。俺が最初から言ってるだろう、まず「女系公認論」ありきなんだよ。 そして男系派も本来であれば「男系継承絶対論」を出すべきなんだ。しかしそんなものはついぞ 見たことがない。「続いてるから価値がある」、これだけだ。積極的に「利点」を述べている論は 男系派学者には皆無だ。だから「歴史解釈」の問題に矮小化させようとするしかない。 あなたも結局、その土俵に引きずり込むことだけに熱心で俺の質問にすら答えない。意味わかるか?
|
- ゴーマンかましてよかですか?
524 :沢尻 ◆jw87SigjKs []:2011/04/21(木) 01:41:33.69 ID:IIa036xZ - >>508
うんうん、聖人君子なんて俺も嫌だ。成りたくないw 思想上の大きなテーマのひとつ、ユートピア問題というのがあるんだけど、いや俺が勝手に命名してる だけなんだけどもw、ユートピア、要するに天国や極楽というのは明らかに退屈だろうし、たぶん人間は 三日ともたないだろうと。もちろん退屈と感じてしまったらユートピアではないわけで、これはトートロジー になってしまうわけですが、解決策としては二つ。ひとつはオウムみたいに脳構造をいじって感情を無くす 方向か、もうひとつはユートピアは地獄であるw、と認識するか、どちらかしかない。 まあ、答え出ちゃってるんだけど、後者しかないわけですよ。もちろん進化みたいなことが起こって全員が 「悟った」世界というのが出現するかもしれない。しかしもはやこれは現在の「人類」ではないんだから、 考えても無駄、というね。ディストピアをいかに楽しむか、これが究極のテーマだと思うなあ。 >>512 いやいや全部にレスしなくていいからねw 俺はこめかみ氏の比喩で言う「滝のように」書き殴って、数打ちゃ 当たる、の精神でやってますからw、たまたま命中したところだけレスポンスくれたらそれで満足。 でも結構命中率高いかな、なんて書くとまさにゴーマンな人間なんですがw、逝きし世の面影、探してみます、 って、西原理恵子もまだ買ってないのにw、というか買って読んでない本が山積なのにw >>514 うわ、やはり大阪ってそういう土地柄なのか、って地域差別じゃ無論ないんだけど、結構衝撃的だなあ。 「君が代」は親からそれこそ幼稚園くらいの時に教わった気がするけど、確かに卒業式とかで歌った記憶は ないかもしれないなあ。ただオリンピックとか相撲の毎場所の千秋楽とかw、必ずテレビの前で歌っちゃう。
|
- 【よしりん援護隊】一騎打ちトピ 2
209 :沢尻 ◆jw87SigjKs []:2011/04/21(木) 01:57:04.20 ID:IIa036xZ - >>205
>しかし教育的国家観としては必要な考えだから評価したのだと思うぞ だったら新天皇論は「教育的女系公認論」ということになる。つまり自分の「意見」によって対象を 「教育的だから許す」としたり「歴史解釈として間違っている」などというダブルスタンダードをして しまっているわけだ。そして俺に言わせれば「ゴー宣」の「メタ構造」が読めてない。「自分」が 描かれたことを「指名」された、と受け取ってしまう文学音痴。だったらこれまでの「ゴー宣」は全部 否定しなきゃおかしいんだよ。「指名」なんかしてないし「論争」を描いているのでもない。別スレで 詳しく書いたが「小林よしのりの脳内描写」でしかない。そこが面白いと思える奴が「読めている」人 なわけで、新田という人はそれまで面白がっておきながら自分が描かれると「メタ構造」の作品に 議論を吹っかける、という今までのアホな知識人と同じパターンを踏襲してしまう。だから馬鹿なの。 >歴史とは利用するもの なんでそういう極論を導き出そうとするのかねぇ。主語が間違ってんだよ。女系容認論のために歴史「を」 解釈し直してみた、というのと、歴史「は」利用するもの、ではまったく違うだろうが。 おまえ絶対、学者じゃねえだろw そんな文章で論文審査が通るわけがない。
|
- 【よしりん援護隊】一騎打ちトピ 2
211 :沢尻 ◆jw87SigjKs []:2011/04/21(木) 02:17:33.27 ID:IIa036xZ - >>206
>だって直系継承が現皇室典範においても大原則なら、改正する必要ないじゃないか それこそ「原則」という言葉の「拡大解釈」ではないかw 「原則」として「直系が望ましい」という概念があったとする、ということと、典範内容自体が現在の法制度上に おいて、むしろ皇室の未来を縛る結果となっている、という見解は矛盾しないではないか。 >古代から現代に至るまで男系継承が大原則であったが、わしはこの大原則が >もはや現在の皇室や社会には合わないから女系継承を認めるべき時ではないか! 確かにその方がわかり易かったかもしれんわなあ。でもね、俺はそれだけだと「ゴー宣」を読む際の思想的 興奮はまったく覚えなかったと思う。「ゴー宣」というのはね、アーガ氏もファンだったのなら少しは同意して もらえると期待するが、単に「主張」をかますだけの作品ではない。その最初の「直感」みたいなものを連載を 通して、深めたり、暴走したり、間違えたり、別の鉱脈を掘り当てたり、失望してみたり、といった、その後の 「展開」こそが面白い作品なんだよ。だから最初は穏当な「女系容認論」だったものが、いつのまにか日本の 歴史の根幹の部分への再解釈、これは文献の「解釈」ではなくて、日本における「女性の意味」みたいな深い テーマにまで話が拡がってる、ということね。そこを楽しむのが「ゴー宣」ファンだと思うんだがなあ。
|
- 【よしりん援護隊】一騎打ちトピ 2
227 :沢尻 ◆jw87SigjKs []:2011/04/21(木) 23:41:35.29 ID:IIa036xZ - なんで、いつもいつも一騎打ちの意味もわからん馬鹿が大量に湧くんだろうねぇ。
>>207 基本、名無しにレスはしないと書いてるが、>>82でレスしたように興味深い内容ならばその限りではない。 ただ俺に三島を語らせると長くなるぞ。いや、語りたいからあなたコテ付けてくれよw >何をもって三島さんが女系容認だったと<断定>するのか まず三島由紀夫の数多い天皇主義的な評論や論考に「万世一系」という言葉はまったく使用されていない。 そして「血統」についても言及していない。逆に「天照大神」を「太陽」とし、それが「女性格」であることを強調 する批評や談話はいくつもある。もっと言えば、三島由紀夫は「三種の神器」が一番大切だ、という主張を 何度もしている。つまり俺の見立てでは、三島は古代の神功皇后や継体天皇や南北朝の動乱などにおける 「皇統の断絶」を認めていた。いや、そもそも「皇統」という「血」の「世襲」には一切価値を置いていない。 三島の天皇観というのは彼の世代としては独特で、戦前の「一般教養」的な天皇観とはまったく違う。むしろ 戦後の「左翼史観」の中で成り立たせようとした「寛容さ」と「強引さ」が同居している。有名だが全共闘相手に 「おまえらが‘天皇’の一語を付け加えたら一緒に戦ってもいい」とまで言っている。また、アジア的母性、の ような言い方で西洋の男性的文明と対比させてもいる。このアジア幻想は戦前のものを引きずっているので 俺は賛同はしないが、他のアジア諸国はともかく、比較文化論として日本を「母性の国」と捉えていたことは 重要だろう。他にも直接、文学作品から語ることだって俺にはできるが、まあ長くなるからやめとくw 以上のことから、盾の会の憲法改正案を作る際にメンバーに手渡したとされる「三島メモ」の内容は真実だ、 と俺は考えている。まあ、もちろんあなたも言うように三島を神にしてはいけない。三島が女系容認だから、 という理由で俺が女系容認しているわけではない。しかし、彼の天皇観、文明観、というものは今後、さらに またもや「予言」として、我々の前にその全貌を現すはずだ、という想いが俺にはある。
|