- 現代文総合スレッド Part76
353 :大学への名無しさん[sage]:2018/09/17(月) 06:48:46.45 ID:TKEYUv5+0 - >>348
読み手はすでにさまざまな文脈をもってるんで、書き手の文章あるいは一文や、 そのなかの語句にすら触発されて、いろんな感想が生じうるんだよね。 それはそれで、重要なんだけど、しかし、入試現代文の大半はそんなことを聞いているのではない。 案外、まずこのレベルをわかってない人が多い。
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354 :大学への名無しさん[sage]:2018/09/17(月) 06:55:34.31 ID:TKEYUv5+0 - じゃあ大半の入試現代文では何が聞かれているのかというと、おおざっぱだが端的な言い方をすると、
書き手側の文章の書き方がわかっているかどうかということなんだよ。読み手としてそれを理解して読んでいるかということだな。 ただし、書き手といっても、個別具体的な書き手、山羊小母なら馬場あき子だっけか、を言っているのではない。 抽象化された書き手が想定されている。「日本語の運用能力の高い書き手がこの課題文を書きました」ってことを 前提として答えてね、ってことね。 この試験でなにがわかるのかっていうと、解答者が日本語の運用についてどういう知識をもっているかということやね。
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355 :大学への名無しさん[sage]:2018/09/17(月) 07:02:14.57 ID:TKEYUv5+0 - 入試現代文は、「読んで、傍線部がどういう意味かを答える試験」だけど、それは時間的制約のある競争試験という
形式からきてるわけで、聞かれているのは、日本語の運用能力なので、自分で書く場合にも通用するってことね。 そして、現代文の授業で教わってるのは、主として日本語の運用の仕方についてなので、授業と試験とは直結していると。
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356 :大学への名無しさん[sage]:2018/09/17(月) 07:13:09.84 ID:TKEYUv5+0 - 「ばあさんの家は一見ふつうなんだが、(略)こんなふうに、農業が盛んだったころの様子が中に残ってるのだ」
って随筆の最初の意味段落を書いたら、読者は、それはどういう意味なんだろうとおもいながら次に進む、と。 そういうテクニックを使ってるってことだな。 よく読めばその意味段落のなかに、手掛かりはあるんだけどね。 そして最後のほうまで読めば、なるほどそういう意味かとわかる。そういう構成になってるってことやな。 けどさ、「正解があとのほうにある」ってのは、それこそ、田村でも565でも書いてあることなんとちゃう? w
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357 :大学への名無しさん[sage]:2018/09/17(月) 07:20:12.50 ID:TKEYUv5+0 - ここまで書くと、「正解ガー」がやってくるに違いないんだけどさ、俺はつうかと下らんやり取りするのはもういやだし、
小さな揚げ足とられるのもいやなんでね。「正解例」みたいのは書かない。 しかし、何度も書いたけど、「山羊小母にとっては農業が盛んだったころの様子が家の中に残っている」と書くだけでも、 (ほかの答案が悲惨なこともあって)じゅうぶん合格点はつくはずだとおもってる。ま、なんにせよ、正解へのベクトルはそっちの 方向だなw
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