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大学への名無しさん
伊藤和夫の英文解釈40【ビジュアル英文解釈教室】

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伊藤和夫の英文解釈40【ビジュアル英文解釈教室】
939 :大学への名無しさん[sage]:2018/04/28(土) 04:51:07.64 ID:QlV8yuRt0
(>>796 からのつづき)

【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 29-1】
課題文はサマセット・モームの文章で、「男と女の愛に対する態度の違い」といった今の時代じゃ出版できるか危うい文章(笑)。焦点は「前置詞+関係代名詞」。
この文章も、『ルールとパターン』《8》の練習問題として付属している共通題。ただし、試験問題として一部改変されているようです。共通題6題目。

ここね、厄介ですよね。でも、ここは関係詞の一つの山場なのではないかな。節がどこから始まるかということと、
ルール 3「関係代名詞は節の中で代名詞として働き、先行詞を関係詞に代入すると独立の文ができる。」
に立ち戻って繰り返し練習すること、そして先行詞を修飾する節が複雑怪奇に変形しているけど、結局は修飾語句なのだよということを忘れないことでしょうね。

節がどこから始まるのかの問題に関係してくるのはNo. 18 (>>396 >>397)でやった、名詞節の前に前置詞が来ている場合の節の始まり方との違いです。
さらにNo. 24(>>589)に出てきた "in what ways it is the same" という例外的な節の始まり方も含めよく頭の中を整理する必要がありますね。
本文。
・In men, as a rule, love is but an episode ...:
as a rule は以前にも出ているんですね。No. 8です。「概して、一般に」
This is all very well if those methods are good. "As a rule", students have to develop their own methods based on trial and error and perhaps some good advice from teachers.
but = only はもう大丈夫でしょう。
伊藤和夫の英文解釈40【ビジュアル英文解釈教室】
940 :大学への名無しさん[sage]:2018/04/28(土) 04:51:34.10 ID:QlV8yuRt0
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 29-2】
・There are few men to whom it is the most important thing in the world:
ルール3を適応すると、To them it is the most important thing in the world.

・even women, with whom the subject is of paramount interest:
ルール3を適応すると、With women the subject is of paramount interest.

But even during the brief intervals in which they are in love ...:
ルール3を適応すると、They are in love in the brief intervals.

・・・ここは原則に戻って基本通りやってゆくのが一番でしょう。

Home Room も感想だけで終わっています。
伊藤和夫の英文解釈40【ビジュアル英文解釈教室】
941 :大学への名無しさん[sage]:2018/04/28(土) 04:53:09.68 ID:QlV8yuRt0
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 30-1】
課題文は海の波の話。焦点は「It is ... that」です。冒頭で強調構文と形式主語の教科書的説明がなされ、Home Roomで鑑別の話が話題になります。
ネット上で、この文の和訳がわからないという意見が沢山あり、事実このスレでもそういう意見がありました。
和訳だけ読んでみると・・・確かに、何だかよくわからないですねぇ(笑)。
伊藤先生には珍しいことです。先生の訳に対して批判があるのは重々承知しているのですが、それはここでの訳のようなものに対する批判ではありません。
その話は今は置いておき、早速本文。
・Why is the sea never still? :
「なぜ海は決して静止しないのでしょうか」・・・いきなりこんな書き出しで文章が始まるはずがありません。
有名な学者の講演か何かで海の話がしばらくあり、「海は静止しない」という話題が出て、しかしそれでは「なぜ海は決して静止しないのでしょうか?」という話題に移ったのです。
でなければ、この回りくどい表現の文章が説明できません。

・Well, there are times when ...:
「海は静止しない」と言いました。だが、ほとんど静止しているように見える時があるではないかという反論が出ることを想定したように、"Well, ... " となります。
wellは、話者が何かを考えたり、ためらっていることを表します。「ええと、そうね」とか「[一歩譲って]なるほど、そうだとして」あたりがよいのでしょう。
times when はNo. 28で説明した関係副詞。あそこでは省略の説明のために詳しく書いたのですが、ここでは省略されずに使われています。
伊藤和夫の英文解釈40【ビジュアル英文解釈教室】
942 :大学への名無しさん[sage]:2018/04/28(土) 04:54:41.23 ID:QlV8yuRt0
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 30-2】
・..., though no doubt even when:
no doubt は名詞の副詞的用法。
ここの説明では"前置詞がないまま副詞的に働くことを知っているのが…"と、それらしい説明はされていますが、なぜか明言は避けており、「文法篇」の「名詞の副詞的用法」にも収録されていません。
ところが『テーマ別』の「構文と訳出」内の"名詞の副詞的用法"の中では収録されました(p.268)。
これが従属節内の複文の主節 there are waves ... にかかります。
thoughはここでは説明がないですが、通常の「…にもかかわらず」の意味で主節にかかると変です。
「海は決して静止しないのはなぜか」⇒「なるほど、ほとんど静止している時がある」←「見えない波がたしかにあるのにも拘らず」
ここは、主節の後に従節を導いて、「もっとも、とは言っても…なのだが」の用法なのでしょう。
そうしないと前ともつながらないし、後の「しかし、海はいつも動いている」のbut にもつながりません。
試訳すると
「なぜ海は決して静止しないのでしょうか。
なるほど海がほとんど静止しているように見える時はあります、もっとも鏡のように見える時でさえ、小さすぎて我々の目に見えない波がたしかにあるのですが。けれども、・・・」。

・is always moving, even so much that ...:
so much that ... は成句扱いされてはいませんが、so ... thatの相関があります。moving にもかかっています。むずかしい。
一応電子辞書の例文検索に当たってみます。"so & much & that"でやってみました。
He eats so much that he has become a tub. (tubは「おけ、たらい」ですがここでは「デブ」)
「彼は大食を重ねついにデブになってしまった」
(つづく)
伊藤和夫の英文解釈40【ビジュアル英文解釈教室】
943 :大学への名無しさん[sage]:2018/04/28(土) 04:56:20.24 ID:QlV8yuRt0
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 30-3】
(例文検索中のつづき)
She infatuated him so much that he indulged her every whim.
「どんな気まぐれでも満足させてもらえるほど彼女は彼を虜にした」(すんげぇ!)
The news excited me so much that I could not sleep.
「その知らせにすっかり興奮して眠れなかった」
There is only so much that you can do to save the earth. (only so much 「限られたこと[もの])
「地球を守るためにできることはそう多くはない」
Johny had grown so much that I scarcely recognized him.
「ジョニーはとても大きくなっていて私にはほとんど見分けがつかなかった」
・・・何となく見えてきますね。

試訳「けれども海は常に動いており、その上の風が動いていることだけで、我々の目に見えるほどにはなります」。
こんな感じで、次は風が生きて強調されます。

・It is the wind that makes the waves. :
It が受けるものが前にないので、that以下がitの指し示すものです。強調構文。
名詞が強調されているのでthat 以下にSかOが欠けているはず。
that makes ... Sがありません、あぁ、よかった。・・・これが瞬時にできるように。

・If there were no wind at all ...:
仮定法過去ですが、ここはそれよりもeven if の意味で使われていることに文意から気づくことが重要。
話の流れとしては「波は風が作るのです」、「じゃあ、風がなかったらどうなるの?」「いやそれでも海は動くんですけど云々」と続くわけです。
伊藤和夫の英文解釈40【ビジュアル英文解釈教室】
944 :大学への名無しさん[sage]:2018/04/28(土) 04:59:04.47 ID:QlV8yuRt0
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 30-4】
・..., so that if ...:
接続詞が重なりました。[(S+V) S+V]と瞬時に「予想」出来なくてはダメ。

・But the waves which ...:
S [S+V] V タイプの文は『ルールとパターン』では初めの頃やたら出てきたと書きましたが(>>422 >>639)、『ビジュアル』でもここにきて頻出してきました。
ただ、中だるみ感が正直出てくる20番台後半〜30番台だったので印象に薄かったのかも知れません。
ここでは「予想」に途中で「修正」が入り"パッとアタマを切りかえて"、もう一段複雑な
S [ S+V (S+V) ] V
と読んでいきます。

・It is true that ... but ...:
こういう理屈っぽい文章の構成にしばしば出てくる型です。伊藤先生の説明を詳しく読んでください。
ちなみに今回出てきたno doubtもこの型を作ります。(... no doubt ... but ...)
no doubtの他、certainly, of course, to be sure, well yes などもこの型を取ります。
『テーマ別』「語法のファイルI」p. 227を参照してください。

・ここでHome RoomのIt is ... that の鑑別を簡単にまとめましょう。
まず

1. It is ... that の... の部分に来るのが形容詞かp.p. なら形式主語。
2. >>250 で出てきた前方照応のitでないことを確認します。その上で、
3. It is ... that の... の部分に来るのが副詞成分なら、強調構文。
4. 名詞ならthat以下を見る。完全な文なら形式主語、SかO、もしくは前置詞の目的語が抜けていれば強調構文。

となります。1.と2.が逆ではないか、と思われるかもしれませんが、これでOK。その理由は次の課題文のレスの中で書く予定です。
伊藤和夫の英文解釈40【ビジュアル英文解釈教室】
945 :大学への名無しさん[sage]:2018/04/28(土) 05:07:37.94 ID:QlV8yuRt0
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 30-5】

>>944 の訂正です。
前の版のリンクをそのまま載せてしまいました、訂正お願いします。

1. It is ... that の... の部分に来るのが形容詞かp.p. なら形式主語。
2. >>250 で出てきた前方照応のitでないことを確認します。その上で、
3. It is ... that の... の部分に来るのが副詞成分なら、強調構文。
4. 名詞ならthat以下を見る。完全な文なら形式主語、SかO、もしくは前置詞の目的語が抜けていれば強調構文。
             ↓↓↓
1. It is ... that の... の部分に来るのが形容詞かp.p. なら形式主語。
2. >>447 で出てきた前方照応のitでないことを確認します。その上で、
3. It is ... that の... の部分に来るのが副詞成分なら、強調構文。
4. 名詞ならthat以下を見る。完全な文なら形式主語、SかO、もしくは前置詞の目的語が抜けていれば強調構文。
伊藤和夫の英文解釈40【ビジュアル英文解釈教室】
946 :大学への名無しさん[sage]:2018/04/28(土) 05:40:08.83 ID:QlV8yuRt0
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 30-6】
【V2 ... 】を今回 post するにあたって、久しぶりに『ビジュアル』を読み返しているのですが、
>>150 にもあった、「G君の悩み」シリーズがなかなか面白いですね。
今回の [Home Room] でも
「この問題のように複雑な構成の文になると、僕は、例えば第2節の But the waves which ... のような文で、
the waves を主語にする動詞を探さなければいけないと分かっていても、途中でちょっと難しい単語や構文にぶつかると、
そっちに注意を奪われて、文全体の仕組みのことを忘れちゃうんですが、やっぱり頭が悪いんでしょうか。」
などと語っていて、I先生は
「そんなことはないよ。外国語だもの。…」
と激励とアドバイスをしています。
語学の学習で、必ず乗り越えなければならないカベについて、G君に上手に語らせています。
伊藤和夫の英文解釈40【ビジュアル英文解釈教室】
948 :大学への名無しさん[sage]:2018/04/28(土) 08:13:42.82 ID:QlV8yuRt0
>>858 >>947
をみれば、以前からの「風俗誤爆」も他者による悪意のねつ造なのが、充分わかるでしょ(笑)
伊藤和夫の英文解釈40【ビジュアル英文解釈教室】
955 :大学への名無しさん[sage]:2018/04/28(土) 12:03:43.51 ID:QlV8yuRt0
(>>946 からのつづき)

【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 31-1】
No. 31まで来ました。課題文は日本人論。焦点は「接続詞+分詞」。
では例によってパラレルワールド、『ルールとパターン』の道標(みちしるべ)を引用しましょう。
「英語のいたる所に現れ、英語について考えようとするときの土台となる「ルール」、主節の従属節の結びつきの基本的な形を示す「パターン」もすでに出つくして、あとは応用練習を残すだけになっています。
「ルール」と「パターン」を合わせて基本事項と呼ぶとすれば、基本事項の数は驚くほど少ないのですが、私はそれが当然だと思っています。
言葉は特別な人、アタマのよい人だけのものではありません。人間であるかぎり、誰でも使いこなせるはずだし、また使いこなせなければならない言葉の基本が、そんなに複雑なはずはないのですから。
どうか「ルール」と「パターン」を道具として使う力をこれからの10章(ルールとパターンの英文解釈は40章)で養ってもらいたい、英語を左から右、上から下へ読むコツをわかってもらいたい、というのが私の切実な願いです。」

旺文社のラジオ講座でこのやり方の可能性に気付き(ひょうたんから駒)、さらに課題文を入れ替え加筆増補し、伊藤先生の基本と考える事項を過不足なく詰め込んだのがこの『ビジュアル英文解釈』。これに出会えたことを私は幸せに思っています。
焦点は省略の一つの形式です。
SとVを見つけることから始め、文構造の予想を立て、確認と修正をしながら直読直解を目指す、この本では、最初の段階では省略は自ずと遠ざけられていました。
これからは省略、語順の変更、そういったことがことが焦点によく出てくるようになります。
なおこの形は「接続詞つきの分詞構文」という捉え方をされることもあるようです。伊藤本以外のテキストを読むとき知っていて損はないでしょう。
本文。
・One should always use a climbing rope when crossing Himalayan glaciers ...:
早速焦点。主節+be動詞を加え、when one is crossing Himarayan glaciers ... と考えます。
伊藤和夫の英文解釈40【ビジュアル英文解釈教室】
956 :大学への名無しさん[sage]:2018/04/28(土) 12:04:10.96 ID:QlV8yuRt0
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 31-2】
・... cross these glaciers with caution:
「with+抽象名詞→様態の副詞」というのだそうです。『チョイス』組の先生方に教わりました。with care=carefully / with ease=easily

・securing themselves with ...:
分詞構文はこの様に文の末尾にくることもあります。実際の英文で一番多いのはこの形。
―ingの前にはコンマを置くのが普通だが、コンマがないこともあります。以上『テーマ別』「構文と訳出」から。
even on courses that they know to be safeをThey know the courses to be safe.と注意を促すのは、
ルール 3「関係代名詞は節の中で代名詞として働き、先行詞を関係詞に代入すると独立の文ができる。」の徹底。

・But the Japanese, though ...:
またまたS [S+V] Vの話。

・..., one might say :
挿入です。手短にまとめたものを過去スレで書いています。以前も書きましたが、リンク貼っときます(挿入の基礎知識)

伊藤和夫の英文解釈14【ビジュアル英文解釈教室】 [転載禁止](c)2ch.net
http://kanae.5ch.net/test/read.cgi/kouri/1418741596/162-
伊藤和夫の英文解釈40【ビジュアル英文解釈教室】
957 :大学への名無しさん[sage]:2018/04/28(土) 12:04:58.07 ID:QlV8yuRt0
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 31-3】
・But it can be said ...:
"it is p.p.(or 形容詞) that ... の形で、p.p.(or 形容詞)がthat ... と関係することはほとんどありません。従って、it is ... thatの中で、この形だけは「形式主語...名詞節」と考えてまず狂いはないのです。"←伊藤先生はこう言い切ります。

実は『英文解釈教室』にこのくだりはなく、『ルールとパターン』にもないのです。『テーマ別』にはあるのですが、これ以上の説明はありません。

「どうしてかなぁ〜?」と考えて分からず、数カ月が過ぎたある日発見しました。『総合上級篇』巻末の文法解説(p.278) に以下のような記述があったのです!
「It が前出の語句を受けるとすれば(=前方照応)、that節は直前のp.p. または形容詞と関係を持つことになるが、
I am persuaded (sure) that he is innocent. のように、be p.p. (形容詞) that の構文は人を主語にするのが原則(即ちit にならない)。
またIt is ... that の強調構文がp.p. や形容詞だけを強調することはないからである。」

深いよね〜、ホントに。

・I think the Japanese are a people ...:
a people 「国民」はこれが3回目(p. 176, 223)。徹底してます。

・by [in] virtue of:
= because of 。by より in の方が硬い表現になるそうです。not ... but ...の係り結びは良いでしょう。
(余談ですが奥井先生はso ... that などの相関語句を係り結びという古典の文法用語を使って表します。)


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