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大学への名無しさん
伊藤和夫の英文解釈25【ビジュアル英文解釈教室】 [無断転載禁止]©2ch.net

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伊藤和夫の英文解釈25【ビジュアル英文解釈教室】 [無断転載禁止]©2ch.net
574 :大学への名無しさん[sage]:2016/12/20(火) 10:57:07.34 ID:/3CcUjqH0
>>573
それは、ぶった切るバカがひとりいて暴れてるから ┐(´-`)┌
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576 :大学への名無しさん[sage]:2016/12/20(火) 11:13:46.45 ID:/3CcUjqH0
かつての駿台内部教材『英語構文演習』のテキスト入力を始めた。

自分が入手出来たのは『Choice Exercises』と同じ1980年度版。
駿台文庫の『英語構文詳解』とよく似たタイトルだが、全く違うもの。
これは駿台生に配布された内部テキストで、英文解釈演習のための長文が載っている。

ここに採録された課題文が後の市販本、『英文解釈教室』の例題および『テーマ別英文読解教室』の課題文として出版された。
つまりこれらの市販本の母体となった伝説のテキストである。
以前紹介したとおり、前40題のうち、18題が市販本に利用されている。
予備校テキストは年が変わると採録された課題文も変わる。従って残りの22題は他年度のテキストから採用されたに違いない(と思う)。

伊藤和夫の英文解釈17【ビジュアル英文解釈教室】 [転載禁止](c)2ch.net
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/kouri/1432948016/722

『Choice Exercises』は伊藤先生の前任の英語課主任鈴木長十氏が編集していたが、
『英語構文演習』は伊藤先生直々の編集でメインのテキストである。
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577 :大学への名無しさん[sage]:2016/12/20(火) 11:29:29.33 ID:/3CcUjqH0
まずは、市販本に採用されている課題文のコピペから始め、今さっき終了した。

全部で40題の課題文があり、『解釈教室』と13題、『テーマ別』と5題が共通の課題文である。約半分。
ただし、『解釈教室』の例題として丸々使われているのは6題で、あとの7題は課題文の一部が切り取られて例題として採録されている。
テーマ別の方は5題とも丸々そのまま採録されている。
(1)から(40)までの順番は『解釈教室』の章立て通りに並んでいる。
テーマ別は題名の通りなので、順番はバラバラだが44題で構成されており、分量は内部教材『英語構文演習』とほぼ等しい。

教材の構成は鈴木長十編の『Choice Exercises』と同じで課題文→For Studyの短文という形で一見同じだが、
実際にはかなり違う趣の教材であるなぁ、と思った。
(つづく)
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580 :大学への名無しさん[sage]:2016/12/20(火) 14:50:11.28 ID:/3CcUjqH0
>>577 のつづき。
まず、課題文が『チョイス』と較べてかなり長い。
『チョイス』は80〜150 words の課題文であったが、『英語構文演習』は170〜300words が主で、短いものでも140wordsくらいはある。
この時代から始まっていた長文化の傾向を反映しているのだろう。

しかしながら、一番違うのは、For Studyの所。
『チョイス』は全編にわたって基本的に5題の短文で構成されていた。
短文は一行程度程度の短いもので、文法の重要事項を含んだものであったり、単なる熟語表現であったりした。

ところが、『英語構文演習』のFor Studyの文は2〜3行くらいの「比較的長い」ものが多かった、また課題文によって題数が違う。
(1)は3題、(2)は1題、(3)は4題、(4)は7題と言った具合である。最初の2題は『解釈教室』「第1章 主語と動詞」だから、
bold(太字)は長い文章のSとVの所を強調している。
(つづく)
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581 :大学への名無しさん[sage]:2016/12/20(火) 15:11:46.37 ID:/3CcUjqH0
>>580のつづき。
(2)のFor Study の1題は『解釈教室』の1-3の例題の後半である。具体的には
The home you make, the community in which you will live ... 以下の部分。
ここも「主語と動詞」の章に対応している。

(4)のそれは、1題めと4題めが『英語構文詳解』の例文、それぞれ、
You can't get them to do anything quickly and efficiently. (構文詳解 p. 30)
I had an unpleasant thing happen to me. (構文詳解 p. 32)
3,5,6,7題めは『解釈教室』の例文で、それぞれ2.2.6、2.2.8、2.2.4、2.2.9に対応。2題めは見覚えのない文章である。
ここは『解釈教室』「第2章 目的補語」に対応している。

こんな感じである。それぞれの文には、対応する『700選』の例題番号、『英語構文詳解』の解説ページが付いていて、
頁のフッターには重要語句と対応する『700選』、『構文詳解』、『英頻』の参照部位が乗っているという手の込みようである。
(つづく)
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582 :大学への名無しさん[sage]:2016/12/20(火) 15:32:30.43 ID:/3CcUjqH0
>>581 のつづき。
ただし、この参照番号、参照ページは『700選』くらいしか役に立たない。
というのは構文詳解は新装版になって印刷が変わり頁が対応していない。
『英頻』は『新英頻』に改訂され、全く対応しなくなっている。

また、一番共通例文の多い『解釈教室』の参照ページは全く書かれていない。
あくまで、駿台文庫の三部作との対応であり、研究社出版から出ていた『解釈教室』は部外扱いだったのだろう。
全てが過去になった現在の視点から見ると、滑稽というか微笑ましい。

1980年という時点は駿台文庫の三部作、『700選』、『構文詳解』、『英頻』、研究社の『解釈教室』、『英文法教室』は出版されていたものの、
『長文読解教室』はまだ出版されていなかった。『ビジュアル』、『テーマ別』、『英ナビ』の出版はまだまだ先の事になる。
晩年は駿台文庫、研究社、旺文社、一竹書房の隔てなく自分の本を語っていたから...。
(つづく)
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589 :大学への名無しさん[sage]:2016/12/20(火) 16:44:50.28 ID:/3CcUjqH0
>>582 のつづき。
この『英語構文演習』は『Choice Exercise』と同じく、当時の駿台の進学コースで使われていた。
この頃の駿台は「一強時代」で、他の予備校とは一線を画する存在であったわけで、
そこで使われていた教材は、実際の授業内容と組み合わせれば「当時の最強」教材と目されていたわけである。
そして、実際『英文解釈教室』はその内容で、評判を証明した訳である。

英語の構造が50年、100年程度で大きく変わるわけではなく、入試の傾向が変わったくらいで学習効果が変わるわけではない。
現在の受験で求められている英語力が当時とは違うので、『英文解釈教室』が最適な本ではなくなっているかも知れないが、
受験の先の英語力向上には避けて通れる本ではないと思われる。

当時これらの優秀な本が出版された背景には一つ述べておきたいことがあるのだが、それはまたの機会にしておきます。
さ〜て、この教材のテキスト化、あくまで考古学的趣味の世界ですが、楽しんでやっていきたいと思います o(^ω^)b
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595 :大学への名無しさん[sage]:2016/12/20(火) 18:14:07.90 ID:/3CcUjqH0
>>589 のつづき、のようなもの ^^;
あははっ・・・早速誰の役にも立たない発見があった。
(5)の課題文は2-2例題2を一部含むものだが、もっと長い文だった(183 words)。さいわい原文がネット上にあり、拾えた。
For Studyは6題。4. はthink of ... as .... を含む第5文型の文だが見たことがないもの。
1. は解釈教室の例文2-1-1、3. は構文詳解のp. 33のHe considered his wife's likes and dislikes somewhat silly.
5. は2-2-10、6. は2-3-4だった。まあ、解釈教室例文と同じ文が一番多い。ここまでは想定内。

問題は2. の例文。どこかで見た文章だったが、解釈教室、テーマ別には含まれていなかった。でもそのあたりでわかった。
なんとビジュアル No. 56の文から取られていた!
His photographs, seen by millions, make momentary events and strange occurrences all over the world our common property.
が使われていた。

全然誰の役にも立たない、私にも役に立たない発見だけど、やっぱり面白い。
もう、着々と『ビジュアル』の構成素が準備されていたんだな。
ちなみに課題文でビジュアルに重複する文章はないみたいです。
伊藤和夫の英文解釈25【ビジュアル英文解釈教室】 [無断転載禁止]©2ch.net
597 :大学への名無しさん[sage]:2016/12/20(火) 18:39:08.93 ID:/3CcUjqH0
>>595 のつづき、かな??
For Study に使われている文章は、『解釈教室』例文が一番多いが、一部『構文詳解』の解説文中の文があった。
しかしそれ以外のソースからも取られているみたいで、ビジュアル関連文もあることが今回わかったけど、
文章の後ろには構文詳解の参照ページに加えて、『700選』の参照番号が載っている。
700選は改訂されているが、変わっていない文章はそのまま同じ番号で使用されていて、
このため内部テキスト『英語構文演習』のリファレンスとして今でも使えるようだ。
ということで、For Studyには700選の例文そのものは出てこない。
英文解釈教室例文と700選には重複がほとんどないが、その理由がこれでよくわかった。

・・・まぁ、楽しいんだけど、どうでもいい情報だね(笑)。
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602 :大学への名無しさん[sage]:2016/12/20(火) 19:13:30.39 ID:/3CcUjqH0
>>597 のつづき。
役に立たないついでに、テキストがどんな感じに構成されているか見せます。たとえば9番。

(9)
The dream at the heart of the free society is the dream ... and we want to be for doing so.
[↑ここまでが課題文で、この文は解釈教室4-2例題1と同じもの]

For Study
1. History must be the story of how things have come to be what they are. (460, 構文p. 59)
2. Once we begin to imagine what the world ought to be, we are apt to be blind to what it is. (461)
3. ・・・[(9)の For Study は5. まであります]

・・・とこんな感じで構成されている。
1. の460というのは『700選』 460番が同じ文法事項を含む文、ということ。
ちなみに1. のこの文章は、解釈教室の4-2-1。
2. は4-2-2で、『700選』 461番が同じ文法事項を含む文。
構文p. 59というのは『構文詳解』のp. 59 に相当箇所あり、という事だけど、新装版になってしまって対応してないんだ。
多分新装版では、p. 86が対応ページですね。700選の相当文は
460. My uncle has made me what I am today.
*461. True wealth does not consist in what we have, but in what we are.
になります、なるほど、って感じでしょ?
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604 :大学への名無しさん[sage]:2016/12/20(火) 19:43:26.48 ID:/3CcUjqH0
自分が何か書くと、長いコピペを張りまくって妨害されるなぁ。
そこまでして全力で潰したいのかね?
理屈と行動が矛盾してる・・・。

・・・光栄だな!
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611 :大学への名無しさん[sage]:2016/12/20(火) 21:14:31.28 ID:/3CcUjqH0
>>602 から続く
【繰り返すのは恥だが役に立つ@】
以前書いたことですが、もうだいぶ経ってしまったし、以前のように過去ログが見やすくないので、繰り返しになりますが、書いて
みます。
『英文解釈教室』は1970年〜1980年頃、伊藤先生が行っていた講義内容を全面的に単行本に展開した著作であり、
例題や解説例文も駿台で当時伊藤先生が用いていたテキスト(これが『英語構文演習』)から取られたものであったわけです。
伊藤先生はその出版の前年、『英語構文詳解』を出版しており、章立てに多少の違いはあるものの、解説は文言のレベルまで
『解釈教室』と重複が見られました。
今からは考えられませんが、それ以前の伊藤著作には伊藤色はほとんどありませんでした。
『700選』は例文と和訳を並べたもので、基本的に解説はありません。
『英頻』は文法問題の解説を“必要最小限”に留めてあり、一般的文法書の解説のダイジェスト版です。
これとは対照的に、『構文詳解』は網羅性を犠牲にして、伊藤色の強い解説を展開しました。
解釈教室より例文が簡単で、結果分かり易いので、人気がありました。

この後『解釈教室』が出版され、爆発的に売れ、内容に対する賞賛と、挫折率の高さがたちまち話題になります。
この挫折率の高さが伊藤先生の次の著作を生む契機になりました。『ビジュアル』が誕生します。
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613 :大学への名無しさん[sage]:2016/12/20(火) 21:38:40.24 ID:/3CcUjqH0
>>611 から続く
【繰り返すのは恥だが役に立つA】
『ビジュアル』の誕生には旺文社のラジオ講座が大きな役割を果たしましたが、ここでは大きく省略して、
前身となった『ルールとパターンの英文解釈』や、別年度の講義が母体の『英文法のナビゲーター』が、
ラジオ講座の放送原稿から作られたことを指摘しておきます。
このラジオ講座の経験を拡張したものが『ビジュアル』で、これも決定的な名著なのは説明不要と思います。
さて、このビジュアルの方法論を踏襲して、以前使っていた、英語教材『英語構文演習』解説したものが、
『テーマ別英文読解教室』ですね。
だからこの本は2つの使い道があります。一つは「解釈教室読了後の演習用教材」で、これはまえがきの通り。
もう一つは、『ビジュアル』パート3としての使い方です。ビジュアルの終点から無理なくつなげられます。方法論と著者が一緒だからです。

さて、前者の演習用教材という点についてです。今回テキスト化して遊んでいる『英語構文演習』の時代、
駿台生にはこの内部教材の4倍のテキストが供給されていました。『チョイス』で2倍、『長文問題』という通年教材で3倍、『総合問題』という教材で4倍です。
伊藤先生はそういう背景もあって、『英語長文読解教室』、『テーマ別』と演習用教材を出して量を増やし、学生の巣立ちを促進しようとしたのかも知れません。

・・・まあそんなところです。丁度いい機会なので書いてみました。
今日ではビジュアルパート1,2→大学入試過去問→時間が余ったらテーマ別、が私のお勧め。
さて、“逃げ恥”がはじまるので、そろそろログアウトします。今日はだいぶ書いちゃいました。気分が盛り上がってるせいかもしれません(笑)。
伊藤和夫の英文解釈25【ビジュアル英文解釈教室】 [無断転載禁止]©2ch.net
621 :大学への名無しさん[sage]:2016/12/20(火) 23:13:04.77 ID:/3CcUjqH0
伊藤先生も伊藤本も惨敗、私も惨敗と評価される。

勝手に勝利宣言の人にwww

実に光栄な話です(笑)


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