- 【倫理政経】偏差値2からの公民vol.36【現代社会】
36 :大学への名無しさん[sage]:2010/07/15(木) 22:07:00 ID:Xk27Uhxs0 - 【1票の格差5倍超に】=千葉法相、最多69万票でも落選−参院選
参院選選挙区の落選者で最も多く得票したのは神奈川の千葉景子法相で、 69万6739票だった。 これに対し、当選者の中で最少は高知の広田一氏で13万7306票で勝利を収め 鳥取ではたったの15万票台の自民党候補がじつにらくらくと当選した。 「1票の重み」の格差はじつに5.07倍にとなり、2007年の前回選挙の4.16倍よりもさらに拡大した。 これが今回まさに国政を左右する重大な結果をもたらした。 定数是正の動きや、これまでいかなる格差(価値の不平等があっても合憲=それこそが正しいと判決してきた)司法判断に影響を与える可能性もありそうだ。 ttp://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit2 【一票の格差―選挙結果ゆがめた深刻さ】 制度の欠陥が、ゆがんだ結果をまた生んだ。 参院選が今回改めて警告している。「一票の格差」があまりにも大きすぎる。 今回の選挙区での最大格差は、神奈川県と鳥取県の間の5・01倍だった。 神奈川では69万票を集めた民主党候補(千葉景子法相)が落選、 鳥取ではたったの15万票台の自民党候補が当選した。 大阪や北海道、東京、埼玉、愛知では50万票を超えた人たちが続々と敗れた。 最少の13万票台で勝てた高知や、20万票以下で楽勝で当選した徳島、山梨などとの 「一票の価値の不平等」はあまりに歴然だ。 全選挙区での総得票数と議席数を比べてみても、深刻さがさらに浮かぶ。 民主党は有権者から2270万票も得たのに、たったの28議席を得たのみ。 一方、39議席を獲得した自民党は、じつはたったの約1950万票を得たにすぎなかった。 (つまりずっと少ない投票数ではるかに多くの議席を獲得して”選挙で圧勝した”のである。)
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