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大学への名無しさん
【くーちゃん】釧路公立大学避難所PART2【湿原】

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【くーちゃん】釧路公立大学避難所PART2【湿原】
874 :大学への名無しさん[sage]:2009/08/07(金) 01:59:40 ID:squxdiY+0
僕はKPUフェスタの実行委員をしている。今日は部室で会議だ。
今年のゲストを誰にするか、少ない予算の中でみんな考え込んでいる。
ホワイトボードにはタカトシ、今敏、板垣恵介などが雑然と書かれている。
現実性がない、金がかかる、なにより僕の心をくすぐらない。
僕はというともう心の中で決めている人がいた、水樹奈々だ(1番現実性がないとは突っ込まないでくれ笑)。
「おまえは誰を呼びたい?」
そうアニメオタクの友人に問われたので、勇気を出し声高に答えた。
「水樹奈々はどう?」
そういった瞬間オタクのメンバー達がドッと笑った。
隣の女の子は「水樹奈々って誰?」と僕に問う。
「声優だよ、bP声優」友人が口を挟む。
女の子は蔑むような顔を僕に向ける、まあ当然だろう。
理論派の委員長が僕を論破するように言う。
「水樹は売れっ子であり、出演料が高い。それに声優だ、オタ以外興味を持たない、はい却下!」
【くーちゃん】釧路公立大学避難所PART2【湿原】
875 :大学への名無しさん[sage]:2009/08/07(金) 02:10:31 ID:squxdiY+0
それでも僕は食い下がる、こう反論した。
「出演料は高いだろうけど、学生はタダにして、学外のファンからはチケット代を取るようにすればいいじゃないか」
「俺たちにとって最後の学祭だしbigなゲスト呼ぼう!」
僕の言いたいことは伝えた、これでダメならいつものようにしょぼいゲスト呼べばいいのさ。
「その案いいね、釧路だって隠れオタク多いし帯広や北見からもファンが来るだろうから成功するよ」
僕になぜか好意を持っている(であろう)腐女子が味方についてくれた。どうでもいいがもう少し可愛ければなぁ・・・なんて考えてしまう僕は我ながら失礼な奴だ。
【くーちゃん】釧路公立大学避難所PART2【湿原】
876 :大学への名無しさん[sage]:2009/08/07(金) 02:18:13 ID:squxdiY+0
それからはとんとん拍子に話が進んだ。
水樹奈々を呼ぶこと、道東全体に宣伝すること・・・全て僕の思い通りだ。
一部の『普通』な委員はなんで声優なんだよという反論を持っていたが、そこは数の論理、オタクが多い今年の4年生メンバーの力で押し切った。
こうして10月11日、水樹奈々が釧路公立大学に舞い降りることになった。
【くーちゃん】釧路公立大学避難所PART2【湿原】
877 :大学への名無しさん[sage]:2009/08/07(金) 02:35:31 ID:squxdiY+0
ついにその時がやってきた。ライブの日である。
この2ヶ月、1番駆け回り仕事をしたのは僕だろう。
事務所と交渉し、各地域に宣伝し、キツイ設営作業をこなした。全ては彼女のためだ。
今まで近くて遠い存在だった水樹奈々が『奈々』になる、この感動は言葉では表せない。
そして幕が開けた。

【くーちゃん】釧路公立大学避難所PART2【湿原】
878 :大学への名無しさん[sage]:2009/08/07(金) 02:49:21 ID:squxdiY+0
そう、僕は夢のような時間に酔いしれた。
innocent starter
ETERNAL BLAZE
SECRET AMBITION
Trickster
深愛
奈々の歌によって僕は震え、熱くなって、そして溶けた。僕は彼女と一つになった。
心が満たされて涙が止まらなかった。
【くーちゃん】釧路公立大学避難所PART2【湿原】
879 :大学への名無しさん[sage]:2009/08/07(金) 03:02:06 ID:squxdiY+0
ライブは大盛況に終わった。
道東のファンのみならず旭川や札幌、驚くことに関東からもファンが来ているようだった。
いつもネガティブな委員長もこの成功に微笑を浮かべ
「来年はゆかりんか真綾でいけよ」などと『専門用語』のわからない後輩達に伝授している。
僕もみんなと打ち上げに参加したかったのだが炉端のアルバイトがあったので早々と大学を抜け出した。

【くーちゃん】釧路公立大学避難所PART2【湿原】
880 :大学への名無しさん[sage]:2009/08/07(金) 03:15:02 ID:squxdiY+0
なぜ?どうして?そこに彼女はいた。
僕のバイト先に奈々がいたのである。
それだけではない、彼女は酔っ払っていた。
お酒の苦手な彼女が、どうして・・・?。
僕は喜びや驚き、様々な感情が入り混じって仕事が手につかない。

【くーちゃん】釧路公立大学避難所PART2【湿原】
881 :大学への名無しさん[sage]:2009/08/07(金) 03:22:05 ID:squxdiY+0
奈々はスタッフと食事を取りながら談笑していたが
しばらくして、トイレの方に行った。
もしかしたら奈々のおしっこする音が聴けるかもしれない・・・!。
この夜、釧路で1番最低であろう僕もうまく厨房を抜け出しトイレに向かった。
【くーちゃん】釧路公立大学避難所PART2【湿原】
882 :大学への名無しさん[sage]:2009/08/07(金) 03:38:02 ID:squxdiY+0
トイレは扉が閉まっていなかった。
恐る恐る中を覗き込むと奈々は便器に向かって嘔吐しようとしていた。
「ウッオエー、ヴぅぇーービチャ」
声優水樹奈々からは想像できない生々しい音が僕を包む。
それでもなぜか僕はその異様なありさまに興奮を覚えた。
「背中、さすりましょうか?」
ふいにこんな言葉を発してしまった。
【くーちゃん】釧路公立大学避難所PART2【湿原】
883 :大学への名無しさん[sage]:2009/08/07(金) 03:52:05 ID:squxdiY+0
酔った奈々は僕を見るとふらつきながら近寄った。
そして、何も言わず僕にキスをしてきた。舌をいれて。
くさい、胃液と串焼きとカレーの混ざったような臭いが鼻を刺激する。
でも奈々のとろけそうな舌を吸い付き、柔らかい唇の感触を味わううちにそんなものはどうでもよくなった。
むしろ唇を重ね合わせるほどに奈々のいい匂いが感じ取れた。
髪につけた香水と奈々の汗の少しすっぱくて甘い匂いが僕をより興奮させた。
僕はパンツを湿らすほど固く勃起した。


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