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大学への名無しさん◇◆スレ立て代行依頼スレッド Part3◆◇in大学受験
数学の参考書☆問題集★勉強の仕方 Part82

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◇◆スレ立て代行依頼スレッド Part3◆◇in大学受験
966 :大学への名無しさん[]:2006/09/14(木) 09:04:59 ID:m/R9pBW70
【タイトル】数学の参考書☆問題集★勉強の仕方 Part82
【名前】7
【メール欄(省略可)】
【本文】

■質問用テンプレ
【学年】←新、現の区別をはっきりと書く
【学校レベル】←なくても可
【文理】
【偏差値】←どの予備校のかもきちんと書く
【志望校】
【今までやってきた本や相談したいこと】
【テンプレorまとめサイトを読みましたか?】はい・いいえ

新まとめサイト(議論中)
http://www.geocities.jp/math_study_2ch/index.html

大学受験版(総合) 特製 天プレ丼
http://daigakujuken.at.infoseek.co.jp/

新課程について
http://www.daiichi-g.co.jp/einfo/e-study/su/sin/koumoku.html

前スレ:統一/数学の参考書・問題集・勉強の仕方/Part81
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/kouri/1156551693/l50

御願いしますテンプレはhttp://etc4.2ch.net/test/read.cgi/kouri/1156551693/l50
数学の参考書☆問題集★勉強の仕方 Part82
5 :大学への名無しさん[sage]:2006/09/14(木) 13:49:45 ID:m/R9pBW70
>>1
ありがとうございます
しかし下一行までw
数学の参考書☆問題集★勉強の仕方 Part82
6 :大学への名無しさん[sage]:2006/09/14(木) 13:50:25 ID:m/R9pBW70
学習法テンプレ案

1.問題は自力で解けなくてもよい
数学の学習の初期段階においては、参考書や問題集の問題を自力で解けなくても大丈夫です。
むしろ、解答や解説をしっかり読んで「考え方」「解き方」を理解することが学習の中心です。

解けなかった問題は、まず解答・解説を熟読して、「どうすれば解けるのか」を理解しましょう。
解答が理解できたら、その場で、解答を見ないようにして、ノートに自分で解き直してみます。
ノートに解いていて、途中で詰まってしまったら、解答をもう一度ちらっと見てみて、
「理解できていなかったポイント」「忘れてしまっていたこと」をはっきりさせた上で、さらに続きを解きます。
それで最後まで解答がたどりつけたら、次の問題に移る前に以下のような復習をしましょう。

まず問題だけを見て、
「この問題は〜〜の○○が△△の場合の、□□を求める問題である」
「第一手としてすべきことは□□を文字で表すことである」
「その後、○○を式に代入して文字を消去し、××の形にして計算すればよい」
「計算の注意点は○○を代入する時に3乗の公式が出てくるのでプラスマイナスに気をつけること」
「最後の答えは有理化した形で答えるようにすること」
といったような、問題の解き方のポイント・流れ・注意点を、言葉で復唱します。

次に、解答をざっと流し読みして、
「自分はここが分からなかった。このポイントを覚えておけば次からは解ける」
「ここの部分が計算のややこしいところだ。3乗の公式は2番目と4番目がマイナスになる。」
といったように、解答の中で自分が詰まったところの反省をするようにします。
そのポイントの部分をノートに赤線で印をつけておいてもいいでしょう。

とにかく、「自分はなぜ解けなかったのか」「どうすれば解けるのか」「何を覚えておくべきなのか」
といった事柄を、"意識"に上らせることが大事です。
ただ何となく「ふーん、そうすれば解けるんだ〜」と感心しているだけでは、次に出された時はまた解けません。


数学の参考書☆問題集★勉強の仕方 Part82
7 :大学への名無しさん[sage]:2006/09/14(木) 13:51:25 ID:m/R9pBW70
特に数学の苦手な人はこの作業をきっちりやりましょう。
これをやらずにどんどん先に進めるだけでは、やったそばから忘れていき、非効率的な勉強となります。
(理系で、数学の得意な人はこういうことを無意識にできる人もいます。)

また、解答をノートに書く際には、「よって」「ゆえに」「したがって」「すなわち」「ここで」「また」
などのような接続詞に注意を払って、話のつながりがはっきりと分かるようにしましょう。
さらに、「〜〜を○○とおく。」とか「よって、〜〜は△△であるから、(1)の結果を用いて、…」
などのような言葉づかいも、模範解答の真似をして、正確に書きましょう。
計算だけ並べて数値が出たからそれでよし、というのでは力はつきません。
最初にそういう「解答の型」を徹底的に身につけることが、後で底力となって効いてきます。
また、言葉による説明をきちんと書いて解くことは、自分の理解を深め、内容を記憶しやすくします。
「やり方さえ覚えておけば、解答くらい何とかなる」という考えは、初心者は厳に慎むべきです。

2.学習の流れは「解法習得」→「演習」→「解法習得」→「演習」
例題を理解して頭に入れたら、次は練習問題・類題を解いてみます。
ここでは、できるだけ自分の頭で考えて解いてみましょう。
「例題とどこが似ていてどこが違うのか」
「同じ考え方が使えそうなところはどこか」
といったことを意識しながら、さっきやった例題の真似をして、自分なりに解いてみます。
そうやって自力で答えを出すことができたら、答え合わせをして、あとは例題の時にやったのと同じような復習・反省をします。
また、自分で考えて解き方が分からなかった場合も解答を読んで、同じような復習・反省をしましょう。

正解できなかった場合、解けなかった場合は、例題の時にやった反省に加えて、
「例題と同じ解法で解ける問題のはずなのに、なぜ解けなかったのか」
「例題と同じ考え方をしている部分はどこで、例題にはなかった考え方をしているのはどの部分か」
「例題は理解したつもりだったのに、実はよく分かっていなかった部分はないか」
「例題の解法は、問題のどこをいじられると、どのように変化するのか」
といった反省も加えましょう。
数学の参考書☆問題集★勉強の仕方 Part82
8 :大学への名無しさん[]:2006/09/14(木) 13:52:02 ID:m/R9pBW70
当面の目標は、模試などで「自分が参考書でやった問題に似ている問題」を確実に解けるようにすることですが、
「似た問題」を解けるようにするためには、「例題の変形可能性」を知らなければなりません。
「数値や条件のどこをいじられる可能性があるのか」
「どこをいじられると何が変わって、何が変わらないのか」
「実際の入試問題の中では、どういう形でその解法が登場するのか」
といったことを、例題に対応した練習問題を通じて、できる限り知ろうとしましょう。
その「類題経験」が豊富であればあるほど、「似た問題」に対する反射神経が鍛えられて、
模試や入試などで「あ、これはあのやり方で解けそうだ」という「ひらめき」が磨かれるのです。
また、似たような問題をたくさん解いておけば、似たような計算処理が何度も登場しますから、計算力も鍛えられます。

類題や練習をすっ飛ばして「参考書は例題だけをやればよい」というような学習法は、一見効率が良さそうですが、
結局は遠回りなので気をつけましょう。「解き方さえ分かれば解ける」と考えるのは間違いです。
色々なバリエーションに臨機応変に対応するためには大量の類題演習を欠かすことはできません。
また、「参考書は目で読むだけでよい」というようなやり方もいけません。
読んだだけで分かったつもりになってしまうのはよくあることで、それをノートに自分で再現するのは意外と難しいものです。
逆に言えば、ノートに一度自分で再現したことがあるから、初めて頭に入るのです。
(その下積みをしっかり積んだ人間なら、最終的には読むだけで解法が習得できるようになることはありますが、
初級者がそれを真似してはいけません。)
数学の参考書☆問題集★勉強の仕方 Part82
9 :大学への名無しさん[]:2006/09/14(木) 13:54:01 ID:m/R9pBW70
また、参考書は復習をしないといけません。復習をする際には、もう一度問題をノートに解き直すのではなくて、
上で述べたような感じで「この問題は○○を聞かれているから、〜〜のようにすればよい」「注意すべきポイントは△△の部分だ」
という風に、解答の「ポイント・流れ・注意点」を頭の中で復唱するようにします。
もし忘れていたら、もう一度模範解答をざっと見直して、何がポイントだったのかを思い出しましょう。
そして再び解答を隠して、自分で「ポイント・流れ・注意点」を唱えてみます。
このようにすれば、1問30秒ほどで復習ができます。できるだけ頻繁に復習をする方がいいですが、
最低限、「その日の学習を終える時」「次の日の学習を始める時」「その単元が終わる時」「その参考書が終わる時」
というペースでの復習をするといいでしょう。
(ただし、あまり頻繁に復習しすぎると、「今はただ目に焼きついているから覚えているけど、半年ほどしたら忘れてしまう」
ということもあり得ます。常に「自分は本当にこれを理解しているのか。模試や入試で出されてきちんと解けるか」ということを
問いかけながら復習するように心がけましょう。)

ここで、「この参考書をマスターした」と言える目安を以下に示しておきます。
1.ページをペラペラとめくって、どのページのどの問題も見覚えがある。
2.例題は見た瞬間に解答の「ポイント・流れ・注意点」を説明できる。
3.練習問題もちょっと思い出せば解答の「ポイント・流れ・注意点」を説明できる。
4.全体的に、自分がどの単元のどの分野のどの問題で苦労したのかを覚えていて、何が難しくて何が簡単なのかを説明できる。
5.自分がやや苦手な項目、理解不足だと思われる項目を挙げることができて、それが参考書のどのへんに載っているかを知っている。

これを達成するためにも、日頃から、問題を解く以外に「これまでやったところをパラパラと見返す」という行為をすると有効です。
そうやって何気なしに見返していて「あ、この問題、どうするんだったっけ?」というページが発見されれば、
そこをピンポイントで復習することができます。そうやって、知識を忘れても忘れても繰り返し塗り重ね、
修復していく作業を習慣づけましょう。
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10 :大学への名無しさん[sage]:2006/09/14(木) 13:54:40 ID:m/R9pBW70
3.標準的な学習プラン
数学の入試問題を解けるようになるために必要な過程と、使用参考書例は以下の通りです。

(1)教科書レベル
A.「教科書」
B.「これでわかる」(文英堂)
C.「理解しやすい」(文英堂)
D.「白チャート」(数研出版)

Bは教科書が分かりづらい人、または、これまでサボっていて、慌てて教科書レベルをやり直そうとしている人向け。
Cは将来難関大学を狙っている1、2年生の先取り学習に適しています。
この他、いわゆる「講義系」と呼ばれる各種シリーズもあるので、別項を参照してください。

(2)入試基礎固めレベル
A.「チャート」シリーズ(数研出版)
B.「ニューアクション」シリーズ(東京書籍)
C.「1対1対応の演習」(東京出版)
D.「標準問題精講」(旺文社)

いわゆる「網羅系」と呼ばれる類の本をやります。
基礎から入試に向けてじっくり実力養成したい人はAかBをやればよろしい。チャートの色別評価などは別項を参照。
学校の授業を真面目に取り組み、「4STEP」や「クリアー」などの教科書傍用問題集を定期テストに合わせて真面目に
隅々までやってきた人は、CかDをやるといいでしょう。その場合、傍用問題集の中で忘れている部分がないように復習してから
取りかかると効果的。
これらの本は1シリーズだけやれば十分であって、「黄チャート→青チャート」のように"ステップアップ"していく類のものではないので、注意。
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11 :大学への名無しさん[sage]:2006/09/14(木) 13:55:18 ID:m/R9pBW70
(3)入試標準演習(おおむね下に行くほどレベルが高い)
A.「チェック&リピート」(Z会出版)
B.「チョイス新標準問題集」(河合出版)
C.「新数学スタンダード演習」(東京出版)
D.「良問プラチカ」(河合出版)
E.「理系数学入試の核心」(Z会出版)
F.「入試頻出これだけ70」(数研出版)
G.「月刊『大学への数学』スタンダード演習」(東京出版)
H.「数学1A2B総演習」(学研)
I.「数学実戦演習」(駿台文庫)

入試標準レベルの問題を「自力で解く」という練習をします。
AとBは比較的易しいので、あまり自信のない人の復習用に。
網羅系参考書をしっかりやった人ならCかDかEをやればよろしい。

網羅系参考書で学んだ知識をフルに使って、できる限り自分で解き進めましょう。
ただし、10分〜15分程度粘っても解き方を思いつかない場合は、解答を読んでかまいません。
もちろん、できなかった問題は復習と反省を忘れずに。
もしこのレベルの本をやっていて、ちっとも自分で解けない、というようだと、網羅系参考書の解法知識が身についていないので、
そっちに戻ってやり直した方が得策でしょう。
(別の言い方をすれば、チャートが身についていない人がプラチカをやっても、やっぱり身につかないまま終わるということです。
頭の使い方を修正するのが先です。)

中堅私立・地方国公立くらいまでなら、このレベルを徹底的にやりこむことが最も重要です。
上位大学でも文系であれば、このレベルが最終目標です。
したがって、この段階では1冊に絞らなくとも、必要に応じて複数の本を選んでやってもいいでしょう。

数学の参考書☆問題集★勉強の仕方 Part82
12 :大学への名無しさん[sage]:2006/09/14(木) 14:01:32 ID:m/R9pBW70
(4)上級解法集
A.「微積分基礎の極意」(東京出版)
B.「解法の探求2」(東京出版)
C.「マスターオブ整数」(東京出版)
D.「数学ショートプログラム」(東京出版)
E.「解法の探求確率」(東京出版)

難関大理系志望者や、医学部志望者などは、これらの本で高度な知識やテクニックを学ぶといいでしょう。
一般的な基準からすれば極めてレベルが高い本ばかりなので、(3)までのプロセスをおろそかにしてこれらの本だけをやっても
実力はつかないので注意しましょう。

(5)入試発展演習
A.「やさしい理系数学」(河合出版)
B.「月刊『大学への数学』日日の演習など」
C.「ハイレベル理系数学」(河合出版)
D.「新数学演習」(東京出版)
E.「チャート式数学難問集100」(数研出版)
F.「最高峰の数学へチャレンジ」(駿台文庫)

難関大理系志望者・医学部志望者などで、数学の実力に磨きをかけたい人向けの本です。
A.「やさ理」D.「ハイ理」E.「新数演」あたりは、上級解法集としての色彩も強いので、
「演習」というよりは「高度な解法を身につける」という用途にも適しています。
AとBはこの中では比較的易しいですが、C、D、E、Fはかなり難しいので、最上級レベルの受験生以外は手を出さない方がいいでしょう。

数学の参考書☆問題集★勉強の仕方 Part82
13 :大学への名無しさん[sage]:2006/09/14(木) 14:02:17 ID:m/R9pBW70
よくある質問
「早く1対1をやりたいのですが」
「早くやさ理をやりたいのですが」
別に無理してやらなくても大丈夫です。それをやらないと大学に受からないなんてことはまったくないし、
それをやったら大学に受かるなんてこともありません。
難関大学の合格者がその本を高く評価している事実はありますが、その人たちはきちんと下積みをして、
基礎的な問題集をしっかりやりこんだ上でその本をやったに違いありません。
あなたがこれまで学校の勉強をしっかりやってきて、4STEP等の問題集を隅々までやりこんだというのであれば、
1対1から受験勉強を始めるのもいいでしょう。
あなたがこれまでチャートなどを終え、プラチカやスタ演などをしっかりやりこんできたのなら、やさ理に挑戦するのもいいでしょう。
そうでないなら、しっかり下積みをしてください。1対1ややさ理があなたを救う魔法の杖になることはありません。
有名な参考書をやれば自分が変われると思うのはやめましょう。
有名な参考書をやらなければ自分は変われないと思うのはやめましょう。
あせらず、先走らず、あなたが今やるべきことをやらないと、落ちますよ。

「〜〜は網羅度が低いのでは」
入試に出現するあらゆる問題パターンを網羅することはどの本にも不可能です。
重要な解法、典型的な頻出問題は、黄チャートあたりに載っているもので十分です。
それ以上の問題については、「知っておかないと、出たら困る」と考えるのはもうやめにしましょう。
知らない知識は、演習をしていく中で出てきたものから覚えていけばいいのです。
そしてできるだけ、「知っている知識の範囲内で何とか解く」という練習を積みましょう。
その方が入試突破のためには実戦的です。
知っている問題が出ることを期待しない方が点数は上がります。
ただし、難関大理系や単科医科大などの志望者は、とりわけ数3分野において、高度な知識が要求される場合もあります。
(あるいは、知らなくても解けるが、知識があると有利になる問題が出ます。)
これらの大学の志望者は(4)上級解法集のところで挙げた本や、「やさ理」「ハイ理」などをやるとよいでしょう。

数学の参考書☆問題集★勉強の仕方 Part82
14 :大学への名無しさん[sage]:2006/09/14(木) 14:02:56 ID:m/R9pBW70
「〜〜の部分を○○で代用できますか」
「〜〜から○○に直接つなげられますか」
好きなようにしてください。
示された通りのやり方でやらないとうまくいかないというわけではありません。
あなたが一番いいと思う方法でやればいいのです。
やってみてうまくいかなかったら別の方法を考えればいいのです。
一度も失敗も挫折もせずに、楽して成功を勝ち取ろうとばかりするのはやめましょう。
自分で色々と試してみて初めて、うまいやり方が分かってくるのです。
最終的には「教材なんてどれでも大差ない。要は、どういう風にやるかが問題」ですから、
「どの本をやるか」で悩むよりも「どのように頭を働かせるべきか」に集中してください。
1対1をやらなかったら落ちるなんてことはないし、やさ理をやれば受かるなんてこともありません。
評判の良さそうな本を何種類かチェックしておいて、本屋で実際に見比べてみて、
「自分が気に入った本」「続けられそうな本」が一番です。
マイナーな本でも、自分が気に入った本があればそれをやりこめば実力はつきます。
あるいは、「みんなが使ってる本じゃないと不安だ」というのなら、みんなが使ってる本を使えばいいことです。
それがあなたにとって一番やる気の起きる本であるなら、それが一番です。

「理解しやすいじゃなくてシグマトライでもいいですか」→「いいです」
「チャートじゃなくて黒大数でもいいですか?」→「いいです」
「ニューアクじゃなくて解法のテクニックでもいいですか?」→「いいです」
「4STEPじゃなくてサクシードでもいいですか?」→「いいです」

何でもいいので、早く勉強してください。
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15 :大学への名無しさん[sage]:2006/09/14(木) 14:03:54 ID:m/R9pBW70
「頑張って数学やってきたのに、模試の偏差値が上がりません。参考書を替えた方がいいのでしょうか」

「勉強してきたはずなのになぜ解けないのか」は、あなたにしか分かりません。

「この参考書をやれば、偏差値いくつ取れる」とか、そんなこと、決まっているわけはありません。
解けないのは何かあなたの内部に原因があるはずです。まずそれを追求してください。

以下のことをチェックするといいでしょう。

1.模試で解けなかった問題の模範解答をよく読んで、理解します。
その過程で、
「自分はなぜ解けなかったのか」
「何に気づけば解けたのか」
「どこに注目すれば解けたのか」
「何を知っていれば解けたのか」
ということを考えて、「つまづきのポイント」を探ってください。それを全問題についてやります。

2.その結果、自分に足りないものを考えます。
「模範解答が何をしているのかは理解できるんだけど、ここの式変形は思いつかないなあ。計算テクニックが未熟なのかなあ」
「ああ、これってあれなのか。参考書で似た問題を見たことあるけど、応用がきかなかった。類題の練習が足りないか」
「模範解答が難しくて何しているのかよく分からない。こりゃ自分で解けるはずないわ。完全な実力不足」
「自分はここで詰まってしまったけど、ああ、そう考えればいいのか。そりゃ発想の転換が必要だなあ。頭を柔らかくしなきゃ」
「なにこれ?これって公式?これって有名なのかなあ?ちょっと解法の知識が足りないか?」
みたいな感じ。
数学の参考書☆問題集★勉強の仕方 Part82
16 :大学への名無しさん[sage]:2006/09/14(木) 14:05:40 ID:m/R9pBW70
3.その反省を踏まえて、自分が何をすべきかを考えます。
「やったはずのことが思い出せていないから、これまでの参考書の問題をひと通り解きなおそう」
「解答を読めば理解できるんだけど、参考書で学んだ知識の応用のしかたのコツがつかめていない。
類題のたくさん載っている標準問題集を1冊こなそう」
「解答が難しくて理解できない。普段からちゃんと模範解答を熟読して、理解して再現できるように練習しよう。
答えがあっていればいいという態度を改めよう」
「自分の知っている範囲内のことは全部できている。解けていない問題は全然自分の力が及んでいない。
ハイレベル問題集に取り組もう」
「見たことある問題だったら解けるんだけど、見た目が新しい問題で思考が停止する。
頭を柔らかくするために、典型問題よりも最新の入試問題を練習してみよう」
といったように。

そういう「自分で自分を観察する」ことを「メタ認知」と言ったりしますが、このメタ認知の作業が重要です。
「解けない。参考書がダメなのかなあ」ではなくて、「解けない。なぜだ。自分の脳に何が足りないのだ。
何を補えば解けるようになるのだ」を探ってください。

この作業は普段の勉強中も重要ですよ。「解けなかった。また明日やりなおそう」ではなくて、
「なぜ解けなかったのか。どこに気づけば解けたのか。次から自力で解けるためには何を覚えておけばいいのか。」
というメタ認知を延々と繰り返しましょう。そうすれば進むべき道が見えてきます。
それを日ごろからやっていれば、「自分は何が分かっていて、何が分かっていないのか。自分の今の実力はどの程度で、
どのレベルの模試ならどのくらい取れるはずなのか」といったことが把握できるようになります。
そういう力を身につけましょう。
数学の参考書☆問題集★勉強の仕方 Part82
17 :大学への名無しさん[sage]:2006/09/14(木) 14:08:05 ID:m/R9pBW70
難易度ランク
【SSS】(目安偏差値東大系模試80〜)
最高峰の数学へチャレンジ(駿台文庫)
【SS 】(目安偏差値東大系模試75〜)
チャート式難問100(数研出版)
【S】 (目安偏差値東大系模試70〜)
新数学演習(東京出版)/ハイレベル理系数学(河合出版)/お医者さんになろう医学部への数学(駿台文庫)/西岡超対策国公立医学部(栄光)/入試数学伝説の良問100(講談社ブルーバックス)
【A】 (目安偏差値東大系模試65〜)
解法の突破口(東京出版)/数学ショートプログラム(東京出版)/解法の探求U(東京出版)
【B】 (目安偏差値東大系模試60〜)
数学ブリーフィング3C(代々木ライブラリー)/湯浅の理系数学マスマビクス(代々木ライブラリー)/小島難関大(栄光)/マセマハイレベル(マセマ)
【C】 (目安偏差値東大系模試55〜)
数学ブリーフィング1A2B(代々木ライブラリー)/天空への理系数学(代々木ライブラリー)/壁を越える数学(代々木ライブラリー)
やさしい理系数学(河合出版)/理系数学の良問プラチカ3C(河合出版)/大学入試攻略数学問題集(河合出版)/駿台実戦演習(駿台文庫)/数学1A2B問題総演習419(学研)/難関大理・医系入試の完全攻略―合格へのサマリー(文英堂)
【D】 (目安偏差値東大系模試50〜)
チャート式入試頻出これだけ70(数研出版)/新数学スタンダード演習(東京出版)/センター必勝トレーニング(東京出版)
湯浅の受験数学1A2Bトレーニング(代々木ライブラリー)/点とりトレーニング(代々木ライブラリー)/飛躍への100問(代々木ライブラリー)
文系数学の良問プラチカ(河合出版)/こだわってシリーズ(河合出版)/理系標準問題集(駿台文庫)
西岡超対策センター(栄光)/マセマ頻出(マセマ)理系数学入試の核心標準編(Z会出版)/即攻Z会シリーズ(Z会出版)数学頻出問題総演習(桐原書店)
数学の参考書☆問題集★勉強の仕方 Part82
18 :大学への名無しさん[sage]:2006/09/14(木) 14:10:51 ID:m/R9pBW70
【E】 (目安偏差値河合全統記述65〜)
チャート式入試必携168(数研出版)/1対1対応の演習(東京出版)/解法の探求T(東京出版)/理系数学の良問プラチカ1A2B(河合出版)/チョイス(河合出版)
勇者を育てる数学3C(代々木ライブラリー)/湯浅の見える新数学1A2B(栄光)
駿台基本演習(駿台文庫)/マセマ合格プラス(マセマ)/標準問題精講(旺文社)/10日あればいいシリーズ(実教出版)/理系入試の最速攻略数学―合格へのサマリー(文英堂)
【F】 (目安偏差値河合全統記述60〜)
Z会数学基礎問題演習チェックアンドリピート(Z会出版)/基礎問題精講(旺文社)
【G】 (目安偏差値河合全統記述55未満)
カルキュール(駿台文庫)/湯浅の数学110番(代々木ライブラリー)/ドラゴン桜式数学ドリル(モーニング編集部)

目標ランク(文系)
【A】 文系最高峰
【B】 東大文一上位、京都法上位
【C】 東大文一、京都法
【D】 東大文二、文三、京都法除く、一橋、大阪
【E】 地方旧帝、上位地方国公立、早慶、上智
【F】 地方国公立、MARCH
目標ランク(理系)
【SSS】理系最高峰
【SS】 東大理三上位、京都医上位
【S】 東大理三、京都医
【A】 大阪医、単科医大医学部、慶応医
【B】 地方旧帝医、東大理一上位、東大理二上位、京都非医学部上位
【C】 東大理一、東大理二、京都非医学部
【D】 大阪非医学部、東京工業、地方旧帝非医学部、地方国公立医学部、早慶理工
【E】 上位地方国公立、上智、東京理科
【F】 地方国公立、MARCH
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19 :大学への名無しさん[]:2006/09/14(木) 14:11:30 ID:m/R9pBW70
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