- 日蓮ってver.54
603 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2020/06/28(日) 08:29:49.52 ID:g5aHmaRY - >>588
この話題出てくると、もうちょっと説明したくなって、 (上野殿御返事) 今末法に入りぬりば余経も法華経もせんなし、 但南無妙法蓮華経なるべし、 法華経→題目。 という風に法華経の読経から五文字題目に、 行法の変更を推奨してるわけで、 釈迦→天台→法華経→題目。 という仏教の核心が、時代とともに変化していくかのように、 見せかけているんだけど、そんなこたーありえなくて、 お釈迦さまは=仏教でしかなく、天台大師も天台宗でしかなく、 法華経も文字経典にすぎなくて、どれも題目とは無関係。 まるでお釈迦さま、天台大師、法華経という変遷が、 スムーズに題目の効き目を保証しているかのように、 嘘でゴマかしてダマしてるけど、肝心かなめの題目行の保証は、 証拠になる文献がまったくなくて、根拠ゼロの思い付きに過ぎない。 法華経→題目。 ↑これは日蓮師匠のただの思い付きですから、 仏教とはまったく関係のないデタラメを正法とか称して、 世間をダマす仏教サギに過ぎないんだよね。 とにかく題目ナムナムは、文献根拠がなにもなくて、 仏教からは完全に切り離されてる、意味不明な行法もどきですから…。
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604 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2020/06/28(日) 08:51:35.75 ID:g5aHmaRY - >>598
「マンチュリアン・レポート」だな、 こないだブックオフの棚にあったわ。 一国の重要人物を暗殺するという前代未聞の事件に、 天皇陛下が激怒するというところからはじまって、 ひとりのジャーナリストが事件の真相を 調査しはじめる、とかそんな腰巻おびの解説だったような、 浅田次郎せんせーの近代中国史伝奇小説?シリーズの一冊で、 でもそのときは「蒼窮の昴」を全巻4冊買っちゃったんで、 それ読んでから、面白かったらまた買ってみようかな、 ということで。 で「蒼窮の昴」がまたスゴくて、明治維新から20年後、 日本が西洋近代国家のカタチをととのえはじめていたころ、 おとなりの中国清朝は、妾あがりの西太后が政治の中心で、 それをチンポを切り取った五千人の宦官と呼ばれる 不思議な中性男子の集団が取り巻いている、 ちょー前近代的な国家体制になっていて、 その一方では若い男子皇帝もいて、その周囲には、 科挙-進士という文系エリートの難関試験を 勝ち上がってきた、学問のウルトラ天才集団が取り巻く、 現代日本のキャリア官僚を思わせるシステムが対立軸にある。 まあ日清戦争前夜の中国清朝は、こんなんなってたんか? みたいな目からうろこの、聞いたこともない知識の連発で…。
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606 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2020/06/28(日) 09:15:27.18 ID:g5aHmaRY - >>604 でね、科挙-進士という学問エリートの選抜試験があって、
科挙は地方公務員にキャリアみたいな上級資格があって、 これに合格しただけで、地方の名士になってしまう。 そして三年に一度、地方エリートの科挙からさらに選抜された 二万人が中央政府の進士試験というものに応募するシステムで、 進士試験の合格者は3百人で、この時点で60倍くらいの難関倍率かな、 で、進士試験というのが、かなりちょーぜつで、 三泊四日くらいで与えられた個室にこもりっきりで、 あたえられたテーマにしたがって、三つぐらい論文を書くんだけど、 このときに、文献類の文字が書かれた本は、すべて持ち込み禁止なんよ、 受験者は、四書五経のたぐいから指定された古文献まで、 すべて頭の中に暗記されたものから引用することしかできない、 その引用された古文献の記述は一字一句間違いを許されず、 一文字間違えただけで、試験に落第してしまうから、 ちょーぜつ記憶力と文章構成の論文力が二つとも必要なんだな。 さらに進士の合格者はもう一度試験があって、一位から三位までの、 トップスリーのランキングが発表されて、この三人は一位が状元、 二位が…、と特別な階級名があって、皇帝に直接お仕えすることになる…。 ※※ 文系エリートってのは、中国の進士みたいな人たちなんでしょ、 とくに文献をひも解かなくても、あたまの記憶から長文をスラスラと 引用できる人たちが、中国4億人の頂点には存在したらしい。 ここで翻って、日蓮御書の●和気清丸〇和気清麻呂みたいな多数の 文字記述の間違いだらけなんだよなー…。
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