- 日蓮ってver.49
937 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/09/14(土) 08:27:50.50 ID:0FJjOSdI - 天台智大師には、五時八教の四文字はないよ。
三大部の法華玄義と法華文句に「五時」と「八教」で キーワード検索すれば、3分で結果がわかります。(・∀・) 広済寺>ダウンロード>天台・日蓮 https://www.kosaiji.org/download/hokke/index.htm 大蔵経データベースも「五時八教」のワードで検索すると、 年号の古い順に結果が表示され、1-3番目には、 妙楽の法華玄義釋籤と法華文句記×2がヒットするから、 妙楽から二百年以前の智大師が「五時八教」を言ってないのは、 すぐにわかる。 SAT DB 大正蔵検索。 http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/ddb-sat2.php そして1-3番目の妙楽も、べつに法華経のみ唯一サイコー! などと日蓮教が主張するような五時教判説はべつに書いてなくて、 そんな分類もありますよ…、というていどの紹介に過ぎない。 A. 五時八教とは…、お釈迦さまの説法を時系列で、 五つの時代の八つの経典群に分類する方法。 B. 五時教判とは…、五時八教すべての経典の中で、 法華経だけが唯一サイコーの絶対経典である、 という法華宗のピカピカ営業トークで、でも 文献根拠が天台には見当たらなくて、日蓮御書にしかなく、 二枚舌サギ師の手練手管みたいなもんか。 日蓮教はこのA → B、とすり替えてゴマかしてんだよね、 そうすると次に気になるのが、大蔵経検索結果の4番目で…。
|
- 日蓮ってver.49
938 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/09/14(土) 08:46:25.03 ID:0FJjOSdI - >>937
検索結果の4番目は、10世紀朝鮮半島、高麗の諦觀という 坊さんが書いた天台四教義で、妙楽から百年後くらいのころ、 初めて「判釈」という文字があらわれ、これが初出で…。 (天台四教儀、諦觀録) 天台智者大師。以五時八教。判釋東流一代聖教。(盤)無不盡 天台智大師は五時八教の分類を利用しながら、 中国に伝わったお釈迦さまの教えを、別々に注釈して、 その銅板の鐘(説法のこと)は無いけれど、(今も)響き続けているのです…。 ※ここですでに、判釈=区別して説明する、という言葉を、 日蓮教では、教判=経典ランキングで法華経が第一位を獲得ううー! と、なんの根拠もない文字すり替えのインチキしてます(・∀・)。 そのあとに五時の分類説明があって、さらにつづいて、 「是爲五時。亦名五味。」と注があって、天台大師が解説したのは 五味のたとえで、諦観は智が「五時」でないのは認識してるみたい。 五味は牛乳がヨーグルトに発酵する五段階の熟成プロセスだから、 中国の天台ではなくて、インド発祥の概念っぽいかな…。 さらに判釋がも一つあって、12世紀四明尊者教行録には諦観の引用で、 「判釋東流…」とあり、つづいて「此語何爲…。只恐不許天台融會」 とあり、経典の内容がごちゃ混ぜになることを心配して、 天台は分類ごとに説明したのではないか? などと推理してます。 ここにも経典ランキングで、法華経が堂々の一位を獲得ううー! みたいな話はまったくありませんから…。
|
- 日蓮ってver.49
939 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/09/14(土) 09:06:23.47 ID:0FJjOSdI - >>938 大正蔵検索で「五時八教」の1-3番目は、すべて妙楽で、
何度も解説してるから、過去すれからちょっと持って来て… 1.(法華玄義釋籤) 種種道者即兩教因人別教教道。 五時八教故云種種。 …いろいろ言うものがいますが、それは権実(両教)は、 人によって道を教える教え方が違っているからで、 いろいろ言うから、五時八教というのです。 2.(法華文句記) 種種之言亦不出五時八教。 又隨本長短凡經幾度。爲五時八教示不生來。 …種々の言葉(から)もまた、五時八教は出てこないし、 また長短の本に従い、凡その経典を何度と(見ても)、 五時八教が生れて来ないことを示しています。 3.(法華文句記) 今用五時八教相入。方成一實。 今、五時八教の分類を使い、その内容に入ってみると、 それぞれの向きはたった一つの真理を指していて、 ※※1-3位の妙楽の話を簡単にまとめると、 1.いろいろ言ってるから(云種種)、五時八教という。 2.五時八経は、調べてもどこが出典かわからない(不生來)、 3.五時八教は、それぞれがたった一つの真理を指し示している。 五時は並列で平等で、法華経一番の記述はどこでしょうね?
|
- 日蓮ってver.49
940 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/09/14(土) 09:32:36.73 ID:0FJjOSdI - >>939
要するに経典群の分類としては、インドからあるに決まってるわけで、 五時八教、蔵通別円、頓漸、権実…、などなど いろんな分類方法があります、と説明してるだけで、 経典の分類方法は無数にあるけれど、その中に 経典ランキングだとか、どちらが勝った負けたみたいな話は、 どこにも書いてなくて、妙楽に言わせれば「五時八教示不生來」 のように、五時八教って、どっから持ってきたん? とか…。 で、五時教判のような、法華経だけが唯一サイコーの経典ですうー♪、 みたいな宣伝トークは、智には文字がないし、妙楽でもなければ、 10世紀諦観と、12世紀文献までないことが大正蔵検索でわかるから、 これはもう間違いなく13世紀の日蓮御書が初出なのよ。(・∀・) そしてね、日蓮教って全員でギャーギャー喚いてうるさいから、 あまりレベルが高そうでない、本家の比叡山天台も、 五時八教って法華経がイチバンなのか…、と日蓮教から逆輸入されて、 ついうっかり刷り込み洗脳されちゃったみたいで。 ところが今から40年前のこと、 摩訶止観のちょー大物翻訳者である関口真大さんが、 五時教判は智でも妙楽でもないことに気付いていて、 10世紀高麗の、諦観がその起源ではないかと提唱して、 五時八教の朝鮮半島起源説で、学会に一大論争が起こり…。 関口さんは日蓮御書に興味がなくて、知らなかったんだろうね、 経典の解説でランキングなどあるはずがなくて、 結局文字のすり替えを連発して、法華経サイコー説は、 智大師が言ったから、間違いないっ! という犯罪サギ行為を 日蓮教全体で、今日もつづけているみたいですが…。
|