- 日蓮って ver.44
787 :愚人[]:2018/08/26(日) 10:29:07.69 ID:BsUkdWlg - 馬場紀寿さんの『初期仏教』から
・出家教団の「律」によれば、教団を統率し特別な決定権を持つ僧院長や法王のような存在はなかった。全員が同等の資格を持つ。 ・仏教は、生天論・要素論・解脱論を説いた。 ・部派は、授戒による師承関係がもとになって生れたと考えられる。 ・『スッタニパータ』『ダンマパダ』等は、三蔵が成立された後に編入された。また、これらは仏教外の苦行者文学を取り入れて成立したものである。 ・初期経典にも創造仏話がある(これは、私の感想なので詳しくは、同書の128〜131を読んで下さい) ・ブッダは、見入信者に初めに贈与・習慣・生天を説き、第二段階として苦・原因・停止・道「四聖諦」を説き、心の済んだ者に「諸仏の卓越した説法」を説いた。 ・初期仏教思想の根幹は、四聖諦・縁起・五蘊・六処である。 ☆スッタニパータやダンマパダが、仏教外の思想を取り入れた文学作品であったとは驚いた。 ☆何でも出家教団の外で伝承されてきたものらしく、三蔵成立後に編入されたことにも驚かされた。 ☆ブッダが説いたのは、やはりプラクリティによって形成された物の範囲内のことだと思った。 ☆輪廻の主体やブラフマンに関するブッダの見解は、仏教教団がヴェーダの宗教に取り込まれない為に編み出したような気がする。←馬場さんの意見ではありません。
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789 :愚人[]:2018/08/26(日) 11:49:18.72 ID:BsUkdWlg - 国書刊行会 大竹 晋 『大乗非仏説をこえて/大乗仏教は何のためにあるのか』を購入したので、この本を読み始めます。
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790 :愚人[]:2018/08/26(日) 12:10:08.01 ID:BsUkdWlg - >>788
『伊勢神宮社殿の形態に関連する中世・近世 の記述』 東 久仁政 https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/69/583/69_KJ00004229398/_article/-char/ja/ この論文を読むと平安末期に、俊乗房重源という僧侶が伊勢神宮内宮に参拝しているようです。
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791 :愚人[]:2018/08/26(日) 12:44:45.54 ID:BsUkdWlg - 参考
『何故、僧侶が伊勢神宮に参拝したのか』という文に、 https://www.saigyo.org/saigyo/html/himitu.html 『三重県史』からの引用として、重源は神官の案内で社前で参拝したとあります。
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792 :愚人[]:2018/08/26(日) 12:46:17.31 ID:BsUkdWlg - >>790
平安末期というよりも、鎌倉草創期ですね。
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