- 初心者アンチの質問&相談に答えるスレ31
491 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2014/10/30(木) 12:57:30.09 ID:if/YKykF - 宇宙倫理の書を読むにあたって
酒井 嘉和 「宇宙倫理の書」とは? http://homepage1.nifty.com/hidashiki/ucyumokuji.htm 「著者 肥田春充は、終戦後再び正中心の鍛錬を始めてから、深夜一時か二時頃には必ず眼が覚める習慣になった。 そして床の中でまず純自然体休養姿勢をとって、中心緊脹を行なう。 その厳格な姿勢は、体を磁針の南北の線と一致せしめる。磁石の支柱となったように、重点すなわち正中心に力学的無形の球状緊脹を作り、球の表面より球心に向って、同一量の圧迫力を作る。 かくするとたちまちに、大脳の思考中枢の脳細胞が停止状態におかれ、仏家の禅定とも言うべき無念無想の別天地が展開される。 これがすなわち理想的な大自由境・大自在境であり、虚無なるがゆえに至純透徹、いわゆる大悟徹底の妙諦ともいうべきである。 そのままの姿勢で中心の力を弛緩せしめると、大脳皮質は最も理想的な最高能率を発揮して活動を開始する。この研ぎ澄ました頭脳に、全く予期しない哲学・宗教・科学・政治・経済・健康・治病等々の諸問題が投影し来り、 しかも問題と同時にそれに対する解答が、時に雨のごとくに、四つも五つも重なり合って映写される。 その中のただ一つをとらえても、現代科学の粋で最も難問とされているものが多く、優に一巻の論文が作成されるようなものが数多くある。 著者は、それらの項目を鉛筆で走り書きすること、六年間、原稿は積んで丈余に達した。」 (「宇宙倫理の書」卷一 壮神社昭和60年発売 まえがきP.1より抜粋)
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492 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2014/10/30(木) 13:00:03.41 ID:if/YKykF - >>491
現在「宇宙倫理の書」は、壮神社より巻一、巻二の2巻、計568編が活字となって出版されています。また、「機関誌 聖中心道」(合本 復刻版 壮神社刊)にはこれらとは別に、109編の文章が収録されています。 この「宇宙倫理の書」は、聖中心を開いた者だけが理解できる難解の書だとか、春充師がアカシック・レコードにチャネリングして書いた書だとかの、なんの根拠もない伝説と妄想だけが一人歩きしており、この書を手にとって読むことを人々に躊躇させています。 しかしながら、この書はそのような神秘的なものではありません。春充師が生涯をかけて人類に伝えようとした、貴重かつ悲痛なメッセージが綴られた書であります。 今回浅学非才をも顧みず、この書の試読をホームページ上に発表しましたのは、現在の肥田式強健術理解、肥田春充理解があまりにも、神秘的、皮相的に流れ、春充師の著書に触れずに思想、体系を恣意的に解釈する風潮が高まっていることを愁いたためです。 この書は近、現代の日本思想の中でも極めてユニークな存在といえるでしょう。とにかく、古今東西の哲学、宗教、科学等を縦横無尽に駆使して築きあげた一大思想パンテオンといってもよいものです。 しかもこれが、筆者の透徹な頭脳に湧いてきた諸問題の走り書きにすぎないというのですから驚きです。 現在筆者の思いつくかぎりでこれに匹敵する、多分野に渡る知識を駆使する博覧強記の人物といえば、日本が生んだ鬼才 南方熊楠ぐらいです。 このように、この書が扱っている問題は多岐にわたり、とても個人の力ですべてを正確に読み解くことは不可能です。 今回発表したこの試読はあくまで一つの叩き台です。ぜひ、専門家諸氏のご指摘、ご意見をお寄せ頂きたいと考えております。
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494 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2014/10/30(木) 13:06:18.35 ID:if/YKykF - >>491
「宇宙倫理の書」の内容は大別すると、以下のごとくになります。 1.「強健術関係」 2.「天真療法関係」 3.「宗教関係」 a.独特の因果応報観に基づく倫理 b. 理論科学より導いた神の証明 c. 科学、特に現代物理学等による、オカルト、新興宗教の否定 4.「社会、歴史、時事間係」 5.「身近な出来事、エッセイ関係」 以上のごとく5つの分野に大まかに分けることができます。 中にはこれらの内容がいくつか複合したものも散見されますし、さらにいえばこれら5つの内容は、1つの内容中に他の4つの内容が含まれているというように、有機的に関連しており、本来切り離せないものとなっています。
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495 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2014/10/30(木) 13:07:33.51 ID:if/YKykF - >>491
その中でも、この「宇宙倫理の書」の真骨頂ともいえるのが、「宗教関係」の内容です。 特に「宇宙倫理の道教団」を創始された大きな動機の一つ「オカルト、新興宗教の否定」を「現代物理学等」を使って行う部分はこの書の一大特徴となっており、また春充師が最も力をいれている部分でもあります。 本文の順序は「序 生血滴る五十年の体験的研究」(「宇宙倫理の書 巻一」P.33)に述べられているように、体系的には並んではおりません「宇宙倫理の書 巻一」の最初から順番通り読んでいくことも考えましたが、 それではかえって混乱してしまいかねないので、先ほど述べた5つの分野に大まかに文を分け、それぞれの思想内容を浮き彫りにしていきたいと思います。 ですから取り上げる順序は必ずしも本の通りではありません。 最後に繰り返しになりますが、是非各分野の専門家の方々のご意見、ご指摘をお寄せください。お願い申し上げます。 →試読 宇宙倫理の書 目次へ http://homepage1.nifty.com/hidashiki/ucyumokuji.htm
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