- ◆誰が集団的自衛権を反対しているの?
55 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/10/26(日) 13:28:40.88 ID:lgeqZqfJ - 練ったのは「5人組」 集団的自衛権の閣議決定案
岡村夏樹、園田耕司 2014年10月26日05時42分 「これしかないね、というところに落ち着いたな」 8月上旬、東京・帝国ホテル。5人の男が慰労の宴を開いていた。ワインを片手に、自民党副総裁の高村正彦が語りかけた。 公明党副代表の北側一雄は笑顔で同意した。そばには内閣法制局長官の横畠裕介に加え、外務省出身の兼原信克、防衛省出身の高見沢将林(のぶしげ)の両官房副長官補がいた。 安倍内閣による7月1日の閣議決定では、集団的自衛権は「国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険」がある場合に行使が認められた。 閣議決定の文案は自民、公明両党による与党協議でつくられたとされてきた。しかし真相は、首相の安倍晋三から交渉を任された高村と、北側、横畠、兼原、高見沢の「5人組」による秘密会合で練り上げられたものだった。 6月9日夜、東京・?町のビルの一室。机は一つしかなく、5人が向かい合って座ると部屋は窮屈に感じられるほどだった。机には、北側がコンビニで買ってきたお茶のペットボトルが5本置かれていた。 張り詰めた空気のなか、北側が赤ペンで修正した紙を突きつけた。兼原と高見沢が作成した集団的自衛権を使えるようにする新3要件の政府案に、1972年の政府見解の骨格部分となる「根底から覆される」という文言が書かれていた。 そして、弁護士資格を持つ高村が好んで使う「法理」(法の原理の意)という言葉を用いて迫った。 「高村さんの言う法理はどこからどこまでなのか。『根底から覆される』という部分は法理のはずだ。武力行使のための新たな3要件に入れてもらいたい」
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