- 日蓮って ver.29
166 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2014/08/26(火) 06:08:39.64 ID:dN06S5GJ - >>152
2000年前だから不整合でも仕方がないとは言えない。古代ギリシアや古代中国の哲学や文学は法華経より古いが見事な論理性・整合性がある。 逆に現代でも池田大作の提言や公明党の政策などは支離滅裂である。法華経の不整合には何か理由があるはずと考えればそれを知りたくなる。 それは粗さがしではなく知的好奇心。粗さがしというのは日蓮が他宗の誹謗中傷のネタ探しに経典の借用を依頼したようなのを指すのである。
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167 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2014/08/26(火) 06:24:16.31 ID:dN06S5GJ - >>153>>154>>155
それぞれごもっとも。155さんの挙げている5つの戒律は、いわゆる「頭陀行」という修行法で、仏弟子のマハーカーシャパが終生実践したもの。 釈尊はこの熱心さを褒めたというし、それを評価したと思われるが、自らの苦行体験から、それが絶対に必要とは思っていなかったのだろう。 しかしマハーカーシャパは元々バラモンの子だし、デーヴァダッタ派の戒律がむしろ修行者の戒律としては伝統的なものだったんじゃないかな。 言いかえればデーヴァダッタ派の戒律が釈尊派より古いという事実が、法華経では前世で釈尊の師だったと象徴されているのではないかと思う。
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168 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2014/08/26(火) 06:56:36.71 ID:dN06S5GJ - 日蓮本人がどこまで深く法華経を信じていたかも怪しい気がする。上の何人かの人も指摘するようにかなり御都合主義のように見える。
そもそも日蓮に米や芋を布施した信者らは知識階級でなく、漢訳法華経を読めたとは思えない。写本を持ってもいなかったろう。 そこで念仏を真似て、題目と言う超簡便法を売りにしたのだろう。後は適当に法華経を切り文で引用しても物言いをつける信者はいない。 山椒島さんが言ってたが、当時の日蓮教団はかなり経済的に困窮していたらしい。日蓮も必死に営業努力をせざるを得なかったはずだ。
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169 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2014/08/26(火) 07:25:11.16 ID:dN06S5GJ - 167の続き
では少なくとも戒律に関する限り、デーヴァ派が守旧派で釈尊が革新派だったかというと、そう単純に言えないのではないか。 釈尊が嫌ったのは頭陀行ではなく、その形式化=形骸化を嫌ったと考えられる。現に釈尊は古のバラモンを称賛している。 これはイエスと律法との関係に似ている。古い宗教が伝統化し形式化すれば、原点回帰を掲げるほうが新派とみられることがある。 デーヴァがそれほど悪人かどうか分からないが、寛容な釈尊が嫌ったとすれば、少なくとも何かイヤミな部分があったのだろう。
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