- 日蓮って ver.29
114 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2014/08/22(金) 06:46:59.73 ID:enMuBt00 - 99が言うように「諸説あって定説はない」ものの、現存する梵本の大半に関しては、112のいう50-150は平均的ではないかな。
そもそも重層的に編集付加されてきたので、部分的には50-150よりさらに古かったり、新しかったりするだろう。 いずれにしても天台の五時八教説は破綻しているので、日蓮の法華経最勝説には根拠がない。これが本スレでは大事な点。
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- 日蓮って ver.29
115 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2014/08/22(金) 07:37:20.75 ID:enMuBt00 - ところで常不軽菩薩といえば、一般に、「摂受」の典型として折伏と対照的なイメージを持たれているが、これは日蓮宗の洗脳効果であろう。
たしかに争論しないで誰にでも敬意を表する菩薩といえば、いかにも平和的で温和な感じを受けるが、はたしてそうだったろうか? 経典によれば、相手かまわず「私はあなたをバカにしませんよ。修行をすれば成仏しますから。」と言ってまわったとのことである。 いきなり「あなたをバカにしませんよ」と言うのは、かなり人を小馬鹿にした態度ではないだろうか。 聞きようによっては、「世間ではあなたをバカにしていますが」と聞こえなくもない。 これを相手かまわず、近くても遠くても始終やられたらどうだろうか。現代ならストーカーとして逮捕されるだろう。 相手の心情を全く考慮しない、かなり強引で押しつけがましい態度というべきではないだろうか。 だからこそ石や小枝を投げつけられたのではないか。 こう解すれば、日蓮が「不軽品の如し」の意味がわかる。つまり相手かまわず、迫害されてもひるまず、常に折伏しろという意味である。
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116 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2014/08/22(金) 07:47:46.87 ID:enMuBt00 - この常不軽菩薩(サダー・パリブータ)は般若経典に出てくる常悲菩薩(=常啼菩薩、サダー・プラルディタ)とどこか類縁性があるように思う。
どちらも外見は柔和で中身は剛直である。説話としては内容が違うし、後者のほうがよくできているので、おそらく前者が先で後者が後だろう。
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