トップページ > 創価・公明 > 2014年07月09日 > l7t0R55H

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政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M
おい、おまいら!みんなで小説を作るぞP10

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おい、おまいら!みんなで小説を作るぞP10
467 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/07/09(水) 06:46:14.81 ID:l7t0R55H
 ところが、高校生らはこれを逃げる用意であるかのようにとってさらに馬鹿にした。それは仏教とか信心とかとはまた別のものだった。
 彼らは廃墟の番をしていると誤解していた。自民党本部はもうなかったが馬淵はそんな所を守ろうとは全く思っていなかった。
この辺りが国会議事堂の裏手の要衝に当たるから民兵を、なんらビルもない路上に配置していたのだった。
 実際、黒人とか怪獣の名前とかは戦場では関係なかった。生きるか死ぬかがあるだけだったが高校生にはそんな事は理解できなかった。
 位置関係の話だが、馬淵は春菜を連れて全国町村会館にチェックインするのに国会議事堂から徒歩でここに来た。それほど至近距離だ。兵を置かない方がどうかしている。
 さらに言えば現状、最高裁判所は警察側の支配下にあって重装備の部隊がいる。国会図書館は中立地帯だ。そうなるとこの方角で押せるのはここか道(青山通り)の向こう、都市計画会館の方を重点にするという事になってくる。
しかし、青山通りの向こうは軍事的に兵力をつぎこんでしまうと青山通りで分断されると言う危険性をはらんでいた。警察が青山通りでぐいぐい押してきたら容易に分断されてしまうからだ。
 配置が路上と言うのも、本当はビルの一階、たとえば全国町村会館か都市計画会館に歩兵を入れたい所だが、そうすると品川の二の舞で歩兵と戦車(装甲車)が分断され、いいようにチャイナマンに料理される事は立証されていた。
おい、おまいら!みんなで小説を作るぞP10
468 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/07/09(水) 06:48:13.38 ID:l7t0R55H
 婦人部の年長者と装甲車の車長の一人が仲裁に入り、怒鳴りあいがなんとかおさまった時、チャイナマンの軽トラックが参議院議員公邸の前(厳密には向かい側)に止まっていた。
「何か知らないがもめているみたいだ。チャンスだ」と涙田はオペラグラスに目を当てながら言った。
 彼にとってはこれは戦争であり警告とか相手はおばちゃんと高校生とか言う事は欠落していた。オペラグラスは偵察用であり映っているのは敵だった。
 「了解」
 「交差点まで行ってほしい。そこでLAW、対戦車ロケットを一発使う、ロケットを撃ったなと思ったらバックで現在位置、いや百メートルほど後退、後退したらそこからもう一発ロケット攻撃、その後トラックから降りてライフルで戦う。
ライフルで戦い始めたら赤坂見附の交差点の衆議院議長公邸、屋敷の角というか交差点内で待機」
 「了解」
 「GO!」
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469 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/07/09(水) 06:50:37.80 ID:l7t0R55H
 ジャミラはトラックの方を見た。それが彼の最後の動作だった。
 装甲車が爆発、もめていた民兵、装甲車の車長、ジャミラといった幹部連中が吹き飛ぶ。
 何が起こったのか分からず右往左往する民兵隊、もう一台の装甲車が爆発しても彼らはまだどこから撃ってきているのかさえ分からずじまいだった。
 ようやくおばちゃんの一人が「チャイナマンよ!」と叫んだのは五人ほど射殺されてからだった。

 涙田はG3シリーズの特徴のある丸い切り換えられるリアサイトを「一番近い距離」に合わせていた。
そこはそれ、ヨーロッパと言うか単位はメートルなのだが今は一番近いが適当な表現ぐらいで、そこに彼は合わせた。狙う。
 セミ・オートだった。50連発ドラムマガジンを使っている。距離は百メートルを切っていた。
 車や自動販売機などの影を使って、彼は射撃を続けた。
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470 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/07/09(水) 17:47:33.07 ID:l7t0R55H
 民兵隊は、最初は「十億円」と言う欲にかられ、次いで仲間をやられた怒りに染まり、
最後は恐怖で必死になって、道で棒立ちになって引き金を引き続け、三秒から五秒に一人の割合で射殺された。
 殺すと言うなら全員でチャイナマンの方に撃ちながら走って行けば最後の一人がチャイナマンを殺せただろうがそれは素人の彼らの出来ない戦闘法だった。
 もう支離滅裂になって彼らは敗走したが、その背中にも射撃は浴びせられた。容赦はなかった。
 当然だった。彼らはまだ武器を持っており、降参した訳でもなかった。
 結局かれらは極めて少数が半数は国会図書館経由、半数が直接、衆議院第二別館の味方陣地までたどり着いたものの、
彼らが報告したのはチャイナマンが来たことと、彼が今度はサンタの服を着ている事だけであった。
 
 装甲車2台兵60名がほぼ全滅して彼は無傷だと言う報告に安藤は、はるかに言った。
 「あのチャイナマンは偽者か」
 「それは……」
 「それはそうと、これはまずい。警察の立場になると警視庁から赤坂警察署まで道が一気に貫通してしまった。これはどうでもいい所だが中立の拠点としてはメキシコ大使館とか
レバノン大使館までが警察側が入れる場所のリストに入った。こうやってどんどん入れる場所リストが長くなっていけば自然にこっちは包囲された形になる。応援は?」
 「来ないわ」


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