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政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M
おい、おまいら!みんなで小説を作るぞP10

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おい、おまいら!みんなで小説を作るぞP10
439 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/07/02(水) 00:40:20.97 ID:E8JSBo6O
 移動指揮車が国会議事堂に到着した。
 そして、ついに光明党本部から、二台のバスに分乗して犬田代作と小川降法、光明党所属の国会議員たちがやって来た。
 その直後に、これは非武装の警官に先導されて国会図書館から国会議事堂の職員の中から志願した者が職場に戻って来た。
 もう人質を国会議事堂内にキープし続ける事は無理だった。
 やむなく生華学会は閣僚と子供収容所の所長橋口を衆議院分館の使われていない小部屋に、犬田弘忠と三年C組と子供収容所の小さな子供、
保母さんらスタッフは憲政記念館にを移動させた。この二か所は完全に生華学会が占拠していた。二か所に分けると言うのは万が一警察が奪回作戦に来た場合、同時に奪回する事は物理的に困難にしようと言う馬淵の作戦からだった。
 犬田代作は長男の弘忠と顔を合わせないようにしていた。馬渕らは、それを「共犯」と言われないようにとの配慮と見ていた。
 実際には権田が弘忠に対し宗旨替えを言っていたから、ある程度は事後従犯の誘いを受けたとみなされる恐れはあった。
 ただ、あからさまに共犯になれではなく、今後はこうなるから、宗教に戻って来い、がどうなのかは判断が難しいケースだろう。
おい、おまいら!みんなで小説を作るぞP10
440 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/07/02(水) 07:02:18.87 ID:E8JSBo6O
 一方、国会議事堂の参議院側の一室に犬田代作、小川、権、馬淵、春菜、安藤、はるかが集まった。昨日以来の作戦会議だった。
 「権田、失言だったな」と犬田代作。
 「は……」
 「だが、言ってしまったものは仕方がない。あの流れではかっとなったのもしょうがないだろう。また人質は役に立つ」犬田代作はとりつくろう、と言った体で言った。
 「は、申し訳ありません」
 「参謀、今日の日没は?」と犬田。
 「16時半位のはずです。後でネットで調べておきます」と馬淵。
 「そうか、それでは後何時間もしないうちに子供を殺さなければならず、わしは長男も殺さなければならんのか? 何か手はないか? 参謀」犬田代作は何か考えがあるようだった。
 それは当然で、彼、犬田代作が長男、犬田弘忠を殺す事は考えられなかった。子供も同様で、弘忠は「自分には子供がいないが預かっている教え子が自分の子供である」と言っていた。高校生を殺すのは論外だった。
 また、子供収容所の小さな子供たちは本当に小さな子供たちだ。
 犬田代作は殺すつもりは全くなかった。
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441 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/07/02(水) 20:22:49.98 ID:E8JSBo6O
 「は……こうすればどうでしょう。所詮、チャイナマンが来ると言う事はあり得ませんから日没が来ます。警察は無理に押し込んでこないでしょう。
その意味では権田大幹部の行動は正解ですが、子供を殺すぞという脅しを実行すればこっちが悪人、それはいけません。犬田弘忠さんの命も救いたい。そこで……」
 「うむ」
 「時間がきたら、もう一回テレビでチャイナマンを臆病者と言った上で、こんな臆病者だったとは知らなかった。
そして、子供の命を取る値打もないといった風に言って子供を解放するんです。文言はもっと洗練した方がいいでしょうが、大筋はこれでいいでしょう」
 「ほう、参謀、そいつはわしの考えた筋と大体同じだ。それで行こう。いいな権田、それかお前にもっといい知恵はあるか?」
 「い、いえ……それで行くしかないと思います」と権。
 「他の者は、小川さんは?」
 「わたしも、それがいいと思います」小川ははきはきとしゃべった。
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442 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/07/02(水) 20:24:06.54 ID:E8JSBo6O
 誘拐されてから昨日まで小川は普通食を食べ風呂にも入りベットで普通に寝る生活を病院で送ってきた。
 そして、はるかの治療の結果、彼は見違えるほど回復してきていた。犬田にも感謝しているとさえ言ったぐらいだった。
今まで(誘拐されるまで)自分は閉じ込められていたのだと言ったりもした。奇妙な事だがそれは事実であった。
 また、はるかの事を主治医として信用して治療に専念した。その結果がこれで、副大統領はできそうな感触だった。
 お飾りだから誰でもできると言えば言えたが、病んでいた状態から回復した患者と言う観点で言えばすごいケースだ。
 これは主ストーリには関係ないが、小川はチャネリングはどこから来るのかは分からず、今の心が落ち着いている状態で考えると
病的だったかも知れないと思える、とはるかに言った。大進歩だった。
 しかし、と小川は続けた。基地外専門の先生だからこいつおかしいと思うかもしれませんけど、半分は異世界から来るのかもしれませんよ。
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443 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/07/02(水) 20:26:07.17 ID:E8JSBo6O
 鰻原は装甲車から降りて国会議事堂の医務室に行った。本当は持ち場を離れる事は厳禁だったし彼は国会議事堂前の責任者だった。
こんな重要な場所であるにもかかわらず割り当てられた兵力は装甲車一台、兵百名だった。一応、憲政記念館と国会図書館(陣地左翼側)を考えなくていい事を考慮しても少なすぎる兵力だった。
 これらの兵は国会議事堂の敷地前の道路に立っていた。戦争という視点に立てば国会前緑地にタコつぼでも掘ってそこにこもるべきだったが、事は純粋な戦争ではなく警備であった。
タコつぼに隠れて警備は出来ない。現に、今も次々と国会に集まってくる国会議員たちがやってくるのだ。
 タコつぼにこもって銃を構えていたのでは話にならなかった。路上で警備にあたっている必要があった。
大体、警察でもこれまでずっと警備をしてきていたが、塹壕を国会議事堂の前に掘ったりはしていない。警備と戦争は根底から違う。
 ただし、この歩兵隊は正規の親衛隊で銃もM16A1であった。機関銃も2丁持っていた。
 だが、先ほどの土嚢はどかさなければならなかった。装甲車が走れなくなるからだ。これはどちらを取るかの問題だった。
 代わりに機動隊から奪った盾が防御用に大量に使用されていた。ライフルの狙撃に耐える強さはないが、その事は兵には教えていない。機動隊でも隊員に教えていないらしいから互角か。
(機動隊の盾は現実には拳銃の弾丸に耐える仕様になってはいるがライフル弾に対しての性能は公表されていない。
貫通されるだろうと言う意見と、いやいや貫通はされてもコロンところがって致死性がなくなる程度の防弾力はあると言う意見がある。現実には防弾ベストなどと組み合わせて使用される)


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