- 集団的自衛権を認める公明党の嘘や矛盾
455 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2014/06/30(月) 12:28:09.93 ID:alj9G9Fa - 植草一秀
安倍政権が集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を強行しようとしていることに反対する主権者の声が拡大している。 東京新宿では、抗議演説ののちに焼身自殺を図るという、悲惨な事態まで発生した。 どのような抗議演説を行ったのかは不明だが、極めて痛ましい事態である。 しかし、安倍政権が、米国の創作する戦争に日本も積極的に参加してゆくことを目的に、 憲法を正規の手続きを経ずに、なし崩しで改定してしまうことは、日本の主権者にとって由々しき事態である。 このような蛮行を許してはならないと考える主権者は、極めて多数存在すると思われる。 この暴走は、行政権を有する内閣の決定によって進められようとしている。 国権の最高機関である国会の承認によるのでなく、内閣が、勝手に閣議で決定してしまおうとしている。 内閣といえども、憲法という縛りの下に置かれる存在である。 憲法は、政治権力が暴走しないように、政治権力を縛り、主権者国民の権利を守るために存在する。 同時に、その憲法が、政治権力によって、安易に変更、破壊されないように、憲法を改定するルールには厳しいハードルが設けられている。 ところが、安倍政権の行動は、こうした憲政の常道そのものを破壊するもので、文字通り常軌を逸している。 現在の安倍政権は自民党と公明党による連立政権である。 安倍政権の閣議決定には公明党所属の大臣が署名する必要がある。 内閣が閣議で集団的自衛権行使を容認するためには、全閣僚が署名する必要がある。
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