- 集団的自衛権を認める公明党の嘘や矛盾
356 :右や左の名無し様[]:2014/06/28(土) 11:23:09.13 ID:ccVo23SJ - 植草一秀
西日本新聞記事をもとに、その概要を紹介する。 6月13日の与党協議会で自民党の高村正彦副総裁がA4サイズの紙を配った。 「集団的自衛権の行使はできない」と結論付けた1972年の政府見解の一部を引用し、行使を認める逆の結論を導き出す私案だった。 公明党のなかで、なし崩し改憲にもっとも強い反対の意向を示しているように見えるのが山口那津男代表である。 その山口氏が「憲法解釈の一番のベースになっている」と尊重してきた72年見解を援用する形で、限定容認と読み取れる原案を、 公明党の北側一雄副代表が、内閣法制局に作成させたと、西日本新聞は伝えている。 これが、自民党の高村副総裁が、6月13日の与党協議会で提示した、自衛権行使の「新3要件案」なのだという。 山口代表の真意がどこにあるのかを断定することは難しいが、全体としては、すべてが「三文芝居」、「猿芝居」、「出来レース」である疑いが強まっているのである。 政権与党にとどまり、大臣ポストの配分を受け、公共事業利権の配分権を獲得する「実益」は実に大きいのだろう。 また、公明党が野党に転落すると、創価学会の課税問題度が、一気にかまびすしく論じられる可能性もある。 だから、公明党はしょせん「下駄の雪」なのだとの見方もあった。 少なくとも、現在までの経緯を見る限り、「出来レース」説を否定することは難しい。 「花より団子」ではないが、「思想より実益」で政治が動かされれば、国家は、再び道を誤ることになるだろう。
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