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政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M
おい、おまいら!みんなで小説を作るぞP10
非常事態なのになぜ池田先生は姿を見せない!?

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おい、おまいら!みんなで小説を作るぞP10
397 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/06/23(月) 07:08:38.55 ID:QUcVlD5J
 国会前庭(北)に潜むSATのスナイパーは、憲政記念館と装甲車を代わる代わる見た。
 どちらもライフルでどうこうなりそうにはないが、そこから出てくる人間は殺す事は出来る。
 スナイパーにとって季節が冬なのはありがたかった。使い捨てカイロが使える。蚊はいない。スナイパーにとっての敵は蚊だった。
 射殺する人間は敵ではなくターゲットだった。なぜなら彼らが狙撃する相手がいきなり狙撃用ライフルで反撃してくるなど考えられなかったからだ。蚊は刺してくる。
 また何十人か来た。民間人のようだ。おやおや高校生だ。先頭は白衣の女性看護師だ。これは狙ってはいけない。
 と、装甲車の砲塔から、乗組員が身を乗り出した。これは先ほどから観察し始めてから初めてだった。スナイパーは狙いをつけた。
おい、おまいら!みんなで小説を作るぞP10
398 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/06/23(月) 07:09:29.73 ID:QUcVlD5J
 「それで最後か、まだ来るのか」装甲車の車長、鰻原は言った。
 「最後よ」
 「煙草ないか、一本百円出す」
 「装甲車で煙草吸っていいの?」
 「走らず、座ってるのがつらい」鰻原が訴えた。
 犬田弘忠はこの二人が前からの知り合いである事は見抜いたが、やはり黙っている事にした。
装甲車は走る火薬庫燃料庫だが、砲塔から身を乗り出して煙草をねだる男の顔はやはり子供みたいであり憎めない所があった。
 装甲車の乗降用ステップに足をかけ半分装甲車に身を預けて手を伸ばした敦子から、鰻原は煙草を受け取ろうとした。
 銃声が轟いた。敦子は装甲車から転がり落ちた。
 「議事堂内へ、早く!」
 鰻原は叫んだ。素早くハッチ内に姿を隠した。
 敦子はかすり傷のようだが、頭を打ったのか気を失っていた。犬田弘忠が担いで、正門内に入った。
 装甲車は応射せず、そのまま前進した。その空間に数名の歩兵が入る。全ては遠隔の、春菜の指揮によるものだった。
 歩兵もむやみな射撃はせず、門の中から土嚢を次々に出して積む作業を装甲車の援護下にした。次々と狙撃が繰り返され負傷者が出た。
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399 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/06/23(月) 17:38:59.50 ID:QUcVlD5J
 三年C組と意識不明の敦子は衆議院入口から国会議事堂内に入った。親衛隊の兵が出迎える形になったが彼らに敵意はなかった。
 むしろ逆で、早く出て行ってもらいたいのオーラが出ていた。それもそのはずで、彼らは人質は歓迎していなかった。民間人がうろうろしている事は陣地が弱体化するだけでしかないのだった。
 それにもともと、この国会議事堂は城でも何でもなかった。
 現状、がっちり確保できたとは言い難かった。内部から衛視を始めとするスタッフを追い出し、憲政記念館を確保できたこと、国会図書館を中立地帯化出来たこと、正門前に装甲車を展開できたことで飛躍的に安全性が高まったがいまだ警察はあきらめてはいない。
 だから、権田も指揮車もまだここに来ていない。
 「医務室まで来てください」
 「医務室なんかあるんですか?」犬田弘忠は驚いて言った。
 「それはありますよ、国会議員にはお年寄りが多い。ただ、みんな退避してしまって無人なんです。看護師さんが意識を戻されて救難センターがOKを出してくれたらこっちにとどまってくれると有難いな」と歩兵隊の防衛部隊の志村と言う将校が言った。
安藤直属の部下だが、ここ国会議事堂の責任者だ。
 彼の言う事は人間みな戦場では自分が優先だと言う話を語るものだった。
 ただでも人不足の救難センターがそんな話にOKを出すはずがない。
 一応、女子から一人志願者を募って連れて行くことにした。睦美が志願した。酒井田がどこかから担架を持って来た。犬田弘忠はそこに敦子を移すと、酒井田と二人で担ぐ事にした。
 「行こう」
おい、おまいら!みんなで小説を作るぞP10
400 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/06/23(月) 17:41:14.41 ID:QUcVlD5J
 志村が案内したのは結構本格的な医務室であった。こちらの方が手当には向いていそうだが、広さが足りない上に出入りという点ではあの国立国会図書館本館の入館前ロッカー室に劣る。
 今も生華学会は救難センターに医薬品を送りつけていた。やむを得ない処置だった。医療隊は赤十字をつけているため敵も手当てしない訳にはいかなかった。
 もちろん、その事の功もあった。警察も医療隊には発砲しなかった。
同国人同士で殺しあう内戦では血で血を洗う事態が発生するが、医療隊がそう言う「緩衝材」の役をするとは想定外だった。
非常事態なのになぜ池田先生は姿を見せない!?
403 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/06/23(月) 21:57:33.87 ID:QUcVlD5J
今日も新聞には写真もなく、姿を見せなかった。
もう事実上は……これ以上書くとさらに仏敵になるから書かないが
とにかく、今日も先生はいない


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