- 公明党がイラク戦争に賛成した時点で学会の嘘に
705 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2014/04/04(金) 21:57:38.15 ID:ol9OoTRP - 2003年:第28回「SGIの日」記念提言・池田SGI会長10
ワーの機軸としております)と、どう整合性をもつのか、疑問を呈されても仕方 ないのではないか。超大国の自制を切に望むの、決して私一人ではないと思います。 目睫(もくしょう)の間(かん)に迫っているイラク危機にしても、たしかに、独 裁政権が大量破壊兵器を支配した時の恐怖、おぞましさは、よく理解できます。 同時に、それを防止しようとする試みが、世界の国々に本当の説得カを持つには、 その大量破壌兵器の最大の所有者は自分たちであるという自覚が不可欠であり、 その脅威を封じ込めるための国際的な管理システム、あるいは削減から廃棄を 目指しての手立てや道筋といった「自制心のかたち」が示される必要がありま す。そうでなければ、道義的説得カを欠くといわれても反論できないでしょう。 手段と目的が転倒する病理 ハード・パワーが突出してくる背景には、アメリカの“一人勝ち”といわれる グローバリゼーションの影響が大きいと思われます。自由化や規制緩和のスロ ーガンのもとに進められたこの流れが、著しくマネー資本主義、金融主導型国 家へと傾斜していったことは、周知の事実です。 自由化=不確実性が増す中、ハイ・リスク、ハイ・リターンの競争が激化して ゆけば、必然的に少数の「勝者」と多数の「敗者」を生まざるをえない。しか も「勝者」といえども、不安定ゆえに、いつまでも「勝者」であり続けようと するなら、休むことなく、論理上、最後の1人になるまで走り続けねばならな い。いわゆる“セーフテイー・ネット(安全網)”を欠いた金融主導型のグロー バリゼーションが、構造的に“一人勝ち” “マネーゲーム化”を内蔵してい るとされる理由も、ここにあります。
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