トップページ > 創価・公明 > 2014年02月20日 > b/KDb3uR

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政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M
おい、おまいら!みんなで小説を作るぞ!!

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おい、おまいら!みんなで小説を作るぞ!!
946 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/02/20(木) 20:08:45.07 ID:b/KDb3uR
 翌日の土曜日は大村からの呼び出しがあった。飲むので公共交通機関で来いとのお達しもあった。
 待ち合わせの個室居酒屋に行ってみると、「大村組」のメンツは全員揃っていた。
 「そろったな、状況だが、学会の内部は動揺している。おとつい、行動隊の旧総本部を親衛隊が攻撃してきた。無論、そこはもぬけのからだ。
 また、学会内部に潜入させているスパイからの密告では学会は行動隊が、我々が反撃に出ると考えているらしい。馬鹿な話だが」
 行動隊の総本部は引っ越しをしたがそれがどこに移転したのかは涙田でさえ知らない。大村は新本部の直通電話番号と直通メールアドレスを皆に配った。
 「無論、これだって公安が傍受している可能性は高い、自分の本名や、状況などをストレートに語らず必ず符丁を使うようにな」
 「公安はどこまでつかんでいるんですか」と浜中が言う。
 「初めからしまいまで全部、すなわち山の中の銃撃戦の顛末から空振りに終わった行動隊総本部襲撃に至るまでつかんでいるだろう。想像だがね。
俺たちはお釈迦様の手のひらの上で飛んでいる孫悟空のようなものだ」
おい、おまいら!みんなで小説を作るぞ!!
947 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/02/20(木) 20:10:31.24 ID:b/KDb3uR
 「ではなぜ我々も、その、親衛隊ですか? 学会の武装した私設軍隊も逮捕しないんです」
 「公判に持ち込んだらいろいろ公安のまずいところが出てきてしまうからな。具体的には、そこまで察知していながらなぜもっと早くに逮捕しなかったのかとなると、そもそも察知する手段が非合法であったという事実が出てくるからだ。
電話の盗聴とかな、もちろん、学会側の目指していたものはもっと静かな公安にも我々にも真相を察知されない殺しだった。それはそうだろう。山の中で何があったのかは我々の報告があって初めて分かった。それがなければ真相は闇の中だ。
学会の内部にも公安のスパイがいることは予想されるがそいつがどこまで探れるかな?」
 「はあ……」
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948 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/02/20(木) 20:12:16.35 ID:b/KDb3uR
 さらに大村は学会について説明した。そうしろと下田に命令されたと言う事だった。
 「生華学会は、音が似ているが創価学会とは全然違う、元々、生華とは生きるための知恵を乗せた極楽の蓮の花と言う意味で、いくら日本語にした場合の音が似ているからといっても、それじゃ変えますと言うわけにはいかなかった。政党の光明党もそうで、
全く発音が一緒なんだが、だから変えると言うわけにはいかないものだった。
 こいつらの教義は基本は仏教だが、日本の国家宗教は仏教であるべきだとか言う主張をしている。もちろん、無理な主張だ。
 ただ、教団は人数が数百万いるし、それらを全員殺すと言う事は出来ないわけだし、ほとんどの人は無害な、本当に仏教を信じている人だ。行動隊としては敵対行動は当面しない。今日集まってもらったのはそれを徹底せよとのお達しがあったからだ、いいか、
学会だからとこちらから攻撃するようなことはいかんぞ」
 「自衛はいいんですか」と大久保。
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949 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/02/20(木) 20:13:32.37 ID:b/KDb3uR
 「無論、それはいい。それに関連するが、情報担当の話では、学会は先月、千三百丁の拳銃と数十万発の弾薬を密輸入することに成功したらしい。拳銃弾が多いのはウージーでの使用量を考慮してだろう。そいつを末端に配布し始めたらしいからな」
 「ほう?」と水村が言う。
 「親衛隊が多少やられても熱狂的な犬田狂信者はごまんといる。武器さえ配ればOKと考えたんだろう」
 「しかし、そこまで安易にいくかどうか? 親衛隊も素人でしたが学会の末端は本当に素人、銃の取り扱いなど無理でしょう」と涙田は言った。
 「分らんぞ、我々だって二回目の、夜間の撃ち合いでは俺が号令をかけるまでみんな弾が切れたウージーを手にしていた事を忘れるな。戦争は一瞬先が分らない物だ」
 大村のいうことは真実だった。そして早速翌日、涙田は自分の言ったことを後悔することになった。
おい、おまいら!みんなで小説を作るぞ!!
950 :政教一致@大阪 ◆hprO1jFx.M []:2014/02/20(木) 20:15:46.96 ID:b/KDb3uR
 11月 日曜日
 「大村組」の集会の翌日は日曜日だった。昼下がり、涙田は近所のスーパーに出かけて行った。
 彼が真っ先に向かって行ったのはトイレットペーパー売り場だった。部屋のトイレットペーパーが最後の一個だったからだ。そしてコンビニでも買えないことはないがここの
プライベートブランドのトイレットペーパーは安くて使い心地が良かったからだ。
 ある意味ではそれが涙田の命を救うことになった。トイレットペーパー売り場は脊板が鏡面になっていてトイレットペーパーに手を伸ばした涙田は
「奇妙なニヤニヤ笑い」を浮かべた老婆が小走りに自分の方に来るのを見た。
 ついこの間生死をかけた戦いをしたばかりの兵士のカンに、この小走りとニヤニヤ笑いが引っ掛かった。彼は素早く振り返った。
 「死ねぇ!」
 老婆はどでかい黒のナイロン製ショルダーバッグから、これもどでかい長銃身の自動拳銃を抜いた。
 「わわっ!」


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