- 初心者アンチの質問&相談に答えるスレ24
258 :山椒島 ◆AUtVVr2znk []:2012/07/23(月) 06:56:16.61 ID:iFQnx9xD - 【資料(1)】 「月水御書」において、特に現在の創価学会(員)が読み飛ばしている箇所
> 元より法華経を信ぜざる様なる人人が 経をいかにしても云いうとめんと思うが さすがにただちに > 経を捨てよとは云いえずして 身の不浄なんどにつけて 法華経を遠ざからしめんと思う程に > 又不浄の時 此れを行ずれば経を愚かにしまいらするなんどおどして 罪を得させ候なり ※私が速攻かつ適当に訳した通解(≒現代語訳) もとから法華経を信じていないような人々が、何とかして貴女(大学三郎殿御内=比企能本夫人)に 法華経を嫌わせようと思うのだが、さすがにいきなり「今すぐ法華経を捨てろ!」とは言いづらいので、 (月水=月経を不浄なものとして宗教的な行為を控える当時の日本の)風習にかこつけて、貴女から 法華経を遠ざけようと思い、また「そんな時に題目を唱えたりするのは法華経にも失礼だろ!」などと 脅して、(結果的に貴女に)"法華経を捨てる"という大罪を犯させようとするものです。 ※筆者が「随方毘尼」を書き送った意図=相手が信仰を捨ててしまうことを危惧しているのが分かる。
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259 :山椒島 ◆AUtVVr2znk []:2012/07/23(月) 06:56:48.94 ID:iFQnx9xD - 【資料(2)】 「日蓮大聖人御書講義 第25巻 「月水御書」 隨方毘尼について より
> この原理からするならば、われわれ仏法を持つ者は、仏法の根本義においては、いささかも妥協する > ことなく、峻厳な態度をもって、法華折伏・破権門理の姿勢を貫いていかなければならないが、それ > 以外のことにおいては、つねに柔軟な姿勢で取り組んでいくことを忘れてはなるまい。 > 仏法の本義からいえば、月水時であろうとなかろうと、一切違いはないのであり、仏道修行において > なんら差があるはずはない。このことを大聖人は最初にはっきりと述べておられる。しかし、それを > 押し通すと、日本の精神的風土に受け入れられがたい面があり、拒絶反応を起こすことも考えられる。 > したがってそうした状況を考慮されて、化儀の面においては妥協され、しかも根本的には、いついかなる > ところにおいても唱題を根本とすべきことを諄々と教えられているのであり、大聖人の配慮が察せられる ※この時点で既に上記【資料(1)】に挙げた箇所=隨方毘尼を用いる本来の理由が省かれている。 ※それでも、>>235で挙げた「現在の」の主張・解釈が、如何になし崩しのいい加減であるものかが分かる。 ※余談:現代文であるにも関わらず、やけに句読点が多く読みづらいのは池田氏の特徴。
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260 :山椒島 ◆AUtVVr2znk []:2012/07/23(月) 06:57:21.94 ID:iFQnx9xD - 【随方】 正確には随方随時。国・地域や時代による差異に"止むを得ず"随うこと。
※逆らって信仰実践を貫いた結果、本人が信仰を捨てる危険を避けるための基準。「月水御書」 【毘尼】 戒律=修行者の生活規律。信者が信仰生活において守るべき規律・規則。 ※戒であるということ=「○○をしても・しなくても良い」などという容認規定ではない(仏教の常識)。 ※余論:「『末法無戒』だから戒など無い」→受持即持戒(法華本円戒)を知らない。論外。 【機会】 自身の信仰の実践や表明機会=「仏道修行」勤行・唱題・折伏・教学研鑽時など。 ※表向きは風土風俗に合わせながらも「仏法の本義」(読経唱題)を貫くべきこと。「月水御書」 ※戸田氏は質問をした会員に冠婚葬祭への適用を認める。「質問会集『神社婚』」 ※反例:日蓮は(元)師・道善房の葬儀はおろか墓前にさえも参じなかった。「報恩抄」 ※余談:池田氏は破門後、日蓮正宗による戸田幾氏(戸田氏夫人)の葬儀に参列していない。
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261 :山椒島 ◆AUtVVr2znk []:2012/07/23(月) 06:57:54.16 ID:iFQnx9xD - 【対象】 未だ信仰の実践や理解の未熟な者。信心が弱い・浅い者 「質問会集『謗法払い』」
※風土風俗を利用して「信仰を捨てよ」と迫られ、捨ててしまいそうな者 大学三郎(比企能本)夫人 ※法華以前に仏教自体に対する知識や理解がない国や地域(=海外)の者 「新人間革命1巻『旭日』」他 ※この根拠となる反例→日蓮(上記)・日朗・四条頼基・熱原農民ら。創価学会的には牧口・戸田両氏。 【法主】 日蓮正宗創価学会員(当時)の仏法上の師。正確には"手続(てつぎ)の師匠"「化儀抄」他 ※当時の創価学会員はすべて法華講員=授戒を受け、それぞれが寺院に所属する日蓮正宗信徒 ※手続(手継)の師匠≒仏法の中継役。本師は日蓮。以下、(日興・日目→)法主→住職→信徒(幹部・会員) ※当時の公式(建て前)上は、幹部・会員に序列や差は無い。むしろ逆。「会員が上、会長は下」(池田氏) ※「私達は大聖人のご内証を継がれる猊下のご指南に信伏随従」(趣旨)など 「広布と人生を語る」他多数 ※「両者はもともと別団体」「法主はゲスト」などという主張は、これらを知らないか無視したもの。根拠無し。
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262 :山椒島 ◆AUtVVr2znk []:2012/07/23(月) 06:58:34.81 ID:iFQnx9xD - 【総括】
※「随方毘尼」はあくまでも信仰実践上の受動的な緊急避難・例外規定的なもの。 ※まだ信仰理解が浅い(信心が弱い)信者に対してのみ用いるもの。戸田氏は理解。池田氏は微妙。 ※神輿や第九、ラジオ体操()、その他諸々に対して自分達から積極的に迎合する言い訳でないこと。 ※特に戦後の日本においては、世俗の禁忌は薄れる一方で、仏教全般の認知や理解は進んでいること。 ※当の創価学会もそう主張していたこと。「正本堂建立を以って広宣流布達成→広布第2章」(池田氏他) ※故に、「随方毘尼」は国内では用いない。 「国内は折伏、海外は摂受」「学会は謗法厳戒で行く」 ※以上は私を非会員扱いし「指導をしたことがない」とまで言い切れるほどの人なら常識レベルであること。 ※私自身が当時現役会員であったことは、これまでの一連の話その他の中で随時挙証していること。 ※「当時が正しい」「日蓮正宗が正しい」ではない。あくまでも「当時の現実、事実はこうであった」ということ。 以上です。他の方達からの質問などは受け付けますが、引っ越し歴40年氏は以後一切スルーします。
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268 :山椒島 ◆AUtVVr2znk []:2012/07/23(月) 13:18:26.78 ID:iFQnx9xD - >>264 法律ヲタ さん
私ごときがヲタさんの揚げ足を取るのも自殺行為ですので黙っていましたが(笑 つまりそういうことです。言わばこれも、この書が内部でマイナーだった理由のひとつです。 実際問題ね、何より恥ずかしいんですよ。男性もですが特に女性は。聞く方も話す方も。 また、当時は 今ほどには ご都合切り文主義も横行していませんでしたしね。 検索やコピペも出来ず全て手作業。否応無しに原典にあたる機会も多かったのです。 何かあったら「まず御書をひらけ」が合言葉。入会して間が無い会員などはともかくね(←)。 その上で、分からないことを先輩や幹部などに聞くんです。これが個人指導。 (「質問会集」が初歩的な具体例ばかりなのは、会員の誰もが新入会員同然の時代だから) 祭りや神輿などは論外。冠婚葬祭や寺社見学は抵抗や罪悪感を感じながらも黙って参加。 これが普通。さもなくば断固拒否。いずれにしても「随方毘尼」という言葉は出ませんでした。
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269 :山椒島 ◆AUtVVr2znk []:2012/07/23(月) 13:19:03.94 ID:iFQnx9xD - >>266 ノーマン さん
俗に 「むかし取った杵柄 むかし良く打った篠塚」 などと言いますが、 (古っ もちろん皆こうだったというわけではありませんが、私の知る頃がどんな風だったかを 知ってもらうために、御書講義の前などを思い起こして形だけでも再現してみました。 内容にはツッコミ所も多々あるだろうとは思いますが、そこは何とぞご容赦を・・・(苦笑 御書学習会(御書学は何時頃までありましたか?)でもまとめ役みたいな者は要るので 何日も前からこんな感じでレジュメを作っていました。程度の差こそあれ、参加者も同じ。 私は今と同様にネタも仕込んでいたので、人より余計に手間隙かかっていましたね(キリッ 教学論文ともなると、大学の卒論かそれ以上。さすがにネタは無しですが(笑 ノーマンさんの頃との世代や地域の差を感じてもらえたら幸いです。
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270 :山椒島 ◆AUtVVr2znk [sage]:2012/07/23(月) 14:07:17.13 ID:iFQnx9xD - >>257 春田の蛙 さん
> 書は言を尽さず 言は心を尽さず 事事見参の時を期せん (太田入道殿御返事) 出典は易経(「子曰 書不盡言 言不盡意 然則聖人之意 其不可見乎」 ※Wikipediaより)。 各宗の宗祖や高僧らの文献などを見ていると、こういう洒落た、風情や教養を感じさせるものが とても多いですね。誰かのような不自然かつ丸パクリではなく、消化してごく自然に使っています。 よくよく注意して読まないと、気付きもせずに読み流してしまうほど・・・嗚呼、なんて無教養(涙 教義関連も同じく、サラッと書いてある裏には膨大な数の経・論・釈や背景などがあるんですよね。 だから、単語の意味や由来、引用された文献なども丁寧に調べて積み上げていかないといけない。 誰の頭にでも入りやすく、何よりあまりに都合が良すぎる切り文解釈の受け売りが正しいわけがない。 上記の言葉も、せいぜいそのまんま勧誘や投票依頼に使われて台無し − が関の山ですものね。
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