- 連続ドラマ小説「ニホンちゃん」68クール目
265 :マンセー名無しさん[sage]:2025/04/25(金) 22:10:43.10 ID:mxV3wbqp - 「謎の離れのお部屋」
イン堂家には北センチネルの間という お部屋があります、ですがこのお部屋 には誰も入られません。 「入ろうとしたらお部屋の人に追い払 わさせられるよ」 「いや、まだそんなお部屋あるの」 ニホンちゃんはそう言われてびっくり しました。 「そうなのね」 「僕達家族も入られないし」 「イン堂君達もなの」 「だから近寄らないでね」 こう言うのでした。 ですがそう言われても意地でも入りた い、それぞれの考えがあってそうした いと思う人がいるものでそれでなので した。 「僕の家族の人が何度も入ろうとした けれどね」 「その都度追い払われたのね」 「そうなったあるな」 「そうなんだYO」 アメリー君はニホンちゃんとチューゴ 君に答えました。 「これが」 「うちでもそんなお部屋もうないと思 うある」 チューゴ君はそのお話を聞いてどうか というお顔で述べました。
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266 :マンセー名無しさん[sage]:2025/04/25(金) 22:25:58.41 ID:mxV3wbqp - 「また凄いお部屋あるな」
「そうよね。そんなお部屋にはもうそ れこそね」 どうかとです、ニホンちゃんも言いま す。 「無理に入ろうとしたらどうなるかわ からないわね」 「全くだYO。どんなお部屋か気にな るけれどね」 「そこまで追い払われるのならもう諦 めることある」 アメリー君もチューゴ君も言います、 兎に角です。 そのお部屋には誰も近寄ってはならず しかもそれはイン堂家の人達もでした、 そうしてなのでした。 イン堂君はニホンちゃんにです、こう したことも言いました。 「まあそうしたお部屋もあるってこと で」 「割り切ることね」 「それに下手に入ると」 そうすると、というのです。 「お部屋も汚れるしね」 「そうね」 ニホンちゃんも確かにと頷きます。
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267 :マンセー名無しさん[sage]:2025/04/25(金) 22:43:33.01 ID:mxV3wbqp - 「そうなるわね」
「だからね」 「幾ら気になっても」 「お部屋の人が入るなって言ったな らね」 その時はというのです。 「もうね」 「入ったら駄目」 「お部屋が汚れるし」 それにというのです。 「プライベートだってね」 「そうね」 ニホンちゃんも頷きました。 「そのこともあるし」 「だからよね」 「極力ね」 「お部屋の人が駄目だっていうのなら」 「もう入らない」 「それがマナーね」 「常識だね」 「えっ、常識!?」 イン堂君がそう言ったのを受けて思わ ずでした。 ニホンちゃんだけでなく今回の他の登 場人物二人も言いました。
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268 :マンセー名無しさん[sage]:2025/04/25(金) 23:04:13.12 ID:mxV3wbqp - 「イン堂が常識って言うのかYO」
「これは本気で驚いたある」 「もうそれこそウヨの脚本以上にぶっ 跳んでるていうのに」「 「そう言うあるか」 「あれっ、何かおかしいかな」 ですがそんなことを言われても全く気 付くことのないイン堂君は平然と答え ました。 「僕の言ったことって」 「いや、そう言われると」 ニホンちゃんも返答に窮します。 「それは」 「この辺りイン堂だな」 「カンコより遥かに強烈ある」 アメリー君もチューゴ君も言います。 「常識がどの辺にあるかわからない 奴あるが」 「自覚ねえのかよ」 「僕おかしなこと言ったかな」 ですがイン堂君だけは自覚がありま せん、そのうえで誰もそのお部屋に 入らない様に言うのでした。
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269 :マンセー名無しさん[]:2025/04/25(金) 23:06:33.48 ID:mxV3wbqp - ソースは某おーぷんで
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