- 冷笑系ネトウヨ青識亜論の欺瞞を糾弾するスレ Part6
211 :Ikh ◆tiandrU0uo (ワッチョイ 4396-j1ep)[sage]:2019/09/04(水) 03:04:17.69 ID:n5tIFAVN0 - 確かに「敗北とは何か」における日本についての記述は量的には少ないが
前半部におけるセルバンテス、フローベール、ハーディ、スイフトなどの西洋の 代表的作家についての分析、および西欧文学における敗北した大義の 伝統と、後半分におけるパレスチナ問題の総括との間をつなぐ転換部としての 記述であるわけで、量が少ないからといって、重要な記述でないとはいえないねw 「敗北とは何か」の前半部では、セルバンテス、フローベール、ハーディ、スイフトを 分析しつつ、分析対象の作家がみな西欧の敗北した大義の伝統に属していると 明らかにされるわけで、その伝統は世界文学の中でも特に優れたものだといわれるわけだ。 だが転換点においては、その世界で最も優れた西欧文学の伝統よりも、日本の 敗北する英雄の伝統はひょっとしてさらに優れているのではないかという論点が 提出されるわけで、日本の古代中世における敗北した英雄像と、近代の 三島由紀夫や神風特攻隊は、一貫した伝統を受け継いでいるという風に みなされるわけであるねw だから「敗北とは何か」においては、三島作品それ 自体を分析しているわけではないが、三島由紀夫が古代中世からの伝統を 最後の継承者ではないか?という主張はされているわけだよw
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